フカノキ (ウコギ科) 常緑高木
葉は枝先につく6~9枚の小葉からなる掌状複葉。
枝先に散房状の円錐花序が頂生する。
これは蕾と思われる緑白色の花が咲いて、径約5ミリの球形の果実が黒褐色に熟すまで観察つづく。
ウド、タラノキ、コシアブラ、タカノツメ、ウコギなど野菜・山菜として食用にされるもの、ヤツデ、カクレミノ、キヅタ、シェフレラなど庭木・観葉植物として利用されるもの、また薬用のオタネニンジン(朝鮮人参、高麗人参)などを含む
特徴的な葉の付き方と花序で覚えやすいが、山の木は花が小さく、似たようなものも多く、やさまざまな成長段階のものが混在するので、図鑑などでは、大きな写真のものが少ないので同定に一苦労する。ここに拡大写真を載せておきます。