秋晴れがつづいています。
ススキが新穂がまぶしく光ります。
万葉集に詠まれた花でもっとも多いのは
ハギ 141首
ウメ 118
タチバナ 68
オバナ(すすき)46
サクラ 40
ススキはサクラより多い。サクラが好まれるようになるのは平安時代になってから。
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万葉集 花 ハギ ウメ タチバナ
花の定義で若干違いがみられる。
秋の七草
山上憶良が詠んだ以下の2首の歌がその由来とされている(2首目は旋頭歌)。
■秋の野に 咲きたる花を 指折り(およびをり) かき数ふれば 七種(ななくさ)の花(万葉集・巻八 1537)
■萩の花 尾花 葛花 瞿麦の花 姫部志(をみなへし) また藤袴 朝貌の花(万葉集・巻八 1538)
葛花(くずはな) 瞿麦(なでしこ=撫子) 藤袴(ふじばかま) 朝貌(あさがお)