「セミが啼いております」につづく。
今朝8時半すぎの10分くらいだったでしょうか、カミナリをともなった激しい雨がふりました。
雨が止むと、いきなり明るい日差し。そのなかにカミナリが鳴り、やがてセミが啼き出しました。
穂芒(すすき)や おれがつぶり(頭)も ともそよぎ ( 小林 一茶 )
雨上がり ふと気がつけば ススキの新穂
カシャっと一句その1
雨は晴れて 空は新穂のすすきかな
参考 山は暮れて 野は黄昏の 芒(すすき)かな 与謝蕪村
すすきのひかり さえぎるものなし 種田山頭火
長短の 風になびくや 花芒(はなすすき) 夏目漱石
枯れ枯れて 光をはなつ 尾花かな
高井几董 たかいきとう(1741年-1789年)与謝蕪村(よさぶそん)の高弟
雨上がりに カシャっと一句 その2 芙蓉
どしゃぶりの しずく残して フヨウ花