きょうはいい天気。
ソテツ 雌株
炎のような、大胞子葉(だいほうしよう)にように付いた胚珠が生長し熟れて
赤いソテツの実(方言=ナリ)になります。キャベツのように閉じて実を保護していた大胞子葉がはじけて中が見えます。
大胞子葉の先端の一部が緑色の葉のように見えます。(写真背後にあるのが本物の葉です)裸子植物であるソテツの雌株の大胞子葉は、雌しべの原初形態といわれる。この写真から、花の器官がすべて葉の変形であることがわかる。ソテツ雄花(花粉錐)が小胞子葉の集まりであるということは以前学んだ。
wikipedia 花 より=被子植物では、花びらや萼といった装飾的な構造が多数加わることが多い。したがって、その構造は中心に大胞子葉由来の雌蕊(しべ)、その外側に小胞子葉由来の雄蕊、そしてその外側に葉由来の花弁、そしていちばん外側にやはり葉由来の萼が取り巻くという形になる。花弁、萼はまとめて花被と呼ばれる。
↑ 新芽はほぼ一年を通して見ることができる。
このことは、この新芽を食草とする害虫で、元々タイワン、フィリピンに生息していたクロマダラソテツシジミ(写真下)の奄美での繁殖を可能にしている。
↑↓ イヌマキの木にいたカマキリ蟷螂ざんす。