近所のスーパーにて
以前、ベーグルについて調べましたが、
きょうは、おなじく油で揚げてないnon-fried baked ring 焼きリングについて調べました。
wikipediaのプレーンの項目には、さまざまな意味がありますが、
国語辞典でプレーン plain には、
プレーン【plain】 [形動]簡素なさま。あっさりしたさま。「―な服装」
プレーン‐オムレツ【plain omelet】 卵だけを用い、具の入っていないオムレツ。
プレーン‐ソーダ【plain soda】 色や味のついていないソーダ水。《季 夏》
プレーン‐テキスト【plain text】 文字の種類、色、大きさ、レイアウト情報などをもたない純粋なテキストデータ。またはそのファイル形式。
プレーン‐トー【plain toe】 靴のつま先の形があっさりしていること。
など簡素、あっさりしたさま、などとあるように、油や、乳製品を砂糖を使わないペーグルの特徴とやや似ています(これはマーガリンや砂糖が使われています)。いづれもやわらかい食感が特徴かと思われます。
ペーグルBagelについて調べた過去の記事(他サイトへコメント投稿済み)
ベーグルは小麦粉の生地をひも(棒)状にのばし、両端を合わせて輪の形にして発酵させ、茹でた後にオーブンで焼いて作られますが、
茹でた後にオーブンで焼くという工程が、ベーグルを理解するのにキーワードになります。
ドーナツや沖縄のサーターアンダギー
「サーター」は砂糖、「アンダーギー」は 「アンダ(油)」+「アギー(揚げ)沖縄県か らの移民が多かった、アメリカのハワイ州 でも "Andagi" として知られている。
その発祥と言われる中国の「開口笑」というお菓子や「ベルリーナー・プファンクーヘン」などとの違いをみることによって理解が深まります。
これらの菓子の多くは祭日や祝い事と関連が深く、油脂や砂糖が貴重品だった頃は庶民が日常的に口にできるものではなかった。調理に油脂を多く用いることから、キリスト教(旧教)圏では伝統的に四旬節の節制が始まる前に行われる謝肉祭、ユダヤ教圏では聖油の祭日ハヌカーとの関連が深いと言われていますが、
逆にベーグルは、四旬節(lent)中に食されたものといわれている。
四旬節中には厳格な断食をなすという習慣から肉はもちろん卵、乳製品の摂取が禁じられており動物性たんぱく質を使わないベーグルの製法はそれにあっていると考えられます。