米軍政下の沖縄 アメリカ世(ゆー)の記憶 [単行本]
森口 豁 (もりぐち・かつ)(著)
商品の説明
内容(「BOOK」データベースより)
1950年代から70年代、日本本土が高度成長へ向けて走り始めたころ、沖縄はまだアメリカの支配下にあった。数々の貴重な写真が明かす「歴史年表の空白」。
登録情報
単行本: 124ページ
出版社: 高文研 (2010/10)
発売日: 2010/10
商品の寸法: 20.8 x 14.6 x 1 cm
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図書館の郷土コーナーの新着図書には、普天間問題(日本問題なのだが)に関する図書が増えた。また2、3冊借りて読む。
本書は1950年代半ばからから72年の「復帰」までの沖縄と撮った42枚の白黒写真と文からなる。写真には自分と同じ年頃の少年の写真が多数あった。今の子どもたち比べなんと屈託のない生き生きとした表情をしているのだろうというのが印象だ。しかし現実は厳しい。それは今も変わらない、そのことを訴えたくて著者は40枚の中に復帰後の写真を2枚紛れ込ませてある。その中の一枚、1983年、村の中を行軍する海兵隊員たちの表情。あせにまみれ、生気がなく疲れきった表情。
米軍政下の沖縄 アメリカ世(ゆー)の記憶 価格:¥ 1,680(税込) 発売日:2010-10 |