カフェテラス

テラスの片隅で一人心に呟くように

心を結ぶ歌・うた・うた

2004年11月07日 | ★ 日々の呟き
 旧姓が飛び交い終始盛り上がった楽しい雰囲気の同窓会だった。
一人一言の一分間スピーチには、一人一人の歩んだ道の険しさ、辛さを垣間見るものはあったけれど、今、この時間を共有出来る幸せを実感し、お互いに確認することが出来た。

美味しいご馳走の間も、語り合いは尽きず、昔話、今話が弾んだ。
学生時代は、ここから蒸気機関車で走る汽車に乗っての2時間の通学。交通の便は良くなったというものの、奈良市からは遠隔地での同窓会。雰囲気を盛り上げることが出来るだろうかとの心配は、すでに無用の会場になっていた。



幹事で手分けしたOさんが準備した歌詞カードを見ながら、アカペラでの大合唱で、懐かしい歌に、当時が重なり
皆声を張り上げて歌った。
「リンゴの唄」に始まり「「今日の日はさようなら」まで7曲、歌いながら学生時代に戻っていた。
なかでも、鹿の遊ぶ奈良公園前にあったキャンパス(現在移転。県庁になっている)生活を「同期の桜」から替え歌にしたのは、圧巻だった。
また、「おさななじみ」も10番目を付け加えて、

『 あれから五十年僕達は 明るい陽気なジジとババ 生意気盛りの孫たちは 遠い昔の君と僕 』
で、現実に還り、最後の「今日の日はさようなら」で、また会う日を誓い合った。

コメント (10)
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