同窓会がお開きになった後、南海電車で帰る二人の友人を最寄の駅に送った。
山麓を縫って走る車の中にも楽しかった雰囲気を積んでいるかのようだった。
その夜、1通のメールを受信した。
虹のようなグラデーションを背景に、今日の日の楽しかったお礼が書かれていた。夕方駅に送ったAさんからだった。
2枚の写真も送られてきた。この柿と、私を写してくれたものである。ホテルのロビーに飾られていた柿を、朝見た時、大和名産の柿をロビーに飾る演出を、良いなあと眺めてから、係りの仕事に忙しく、忘れていたが、彼女は
カメラに納めて、送ってくれたのだ。この写真をそのままUPさせてもらった。
写す一方だった私自身の写真はないだろうとの、優しい配慮もありがたい。
私の写真はアルバムに保存した。