春日大社から、南に下ると新公会堂辺りで、視界に入る輝く鵄尾を載せた大きな屋根。
この風景は、奈良に行けばいつも見慣れているが、今回は、知人の奈良訪問が「大仏を見たい」という事だったので、南大門を入り、大仏殿へと向かった。
ここでも人出は多いものの、混み合っているという感じでなく、前日の京都と比較して、ゆったり、のんびり、大仏様と会い、対座し(実際は遥か上のお顔を拝顔)、建立当時の様々な階級の人々の願いや暮らし、携わった数知れない人の労役などに、しばし心を馳せる時を過ごした。
大抵の寺院では、内部の撮影は禁止されているが、ここでは、大仏様はもとより、内陣の全ての撮影が許されていることも、大仏様同様に、おおらかでゆったり、何もかも受け入れられる安堵感があって嬉しい。 右手の方にある、太い柱の下に、穴がある。大仏様の鼻の穴だと小さい頃に聞いた。(事実は確かめていないが・・・)その穴を何度かくぐり抜けた思い出がある。
その柱の穴をくぐり抜けている女の子に、昔の自分を重ねて、微笑が思わず出る。今私は抜け出ることが出来るのかしらと思い、可笑しくなる。
国宝の八角灯篭。4,62mとこれも大きい。写真に撮ってみると、周りの人物との対比でなるほどと思う。
外から見て、通り過ぎるだけであったが、久しぶりに拝観した、大仏様に、「お迎えの来る日まで、自分の足で行動する元気を下さい」と欲張りで、本音のお願いをした。
この風景は、奈良に行けばいつも見慣れているが、今回は、知人の奈良訪問が「大仏を見たい」という事だったので、南大門を入り、大仏殿へと向かった。
ここでも人出は多いものの、混み合っているという感じでなく、前日の京都と比較して、ゆったり、のんびり、大仏様と会い、対座し(実際は遥か上のお顔を拝顔)、建立当時の様々な階級の人々の願いや暮らし、携わった数知れない人の労役などに、しばし心を馳せる時を過ごした。
大抵の寺院では、内部の撮影は禁止されているが、ここでは、大仏様はもとより、内陣の全ての撮影が許されていることも、大仏様同様に、おおらかでゆったり、何もかも受け入れられる安堵感があって嬉しい。
その柱の穴をくぐり抜けている女の子に、昔の自分を重ねて、微笑が思わず出る。今私は抜け出ることが出来るのかしらと思い、可笑しくなる。
国宝の八角灯篭。4,62mとこれも大きい。写真に撮ってみると、周りの人物との対比でなるほどと思う。
外から見て、通り過ぎるだけであったが、久しぶりに拝観した、大仏様に、「お迎えの来る日まで、自分の足で行動する元気を下さい」と欲張りで、本音のお願いをした。