
この風景は、奈良に行けばいつも見慣れているが、今回は、知人の奈良訪問が「大仏を見たい」という事だったので、南大門を入り、大仏殿へと向かった。

大抵の寺院では、内部の撮影は禁止されているが、ここでは、大仏様はもとより、内陣の全ての撮影が許されていることも、大仏様同様に、おおらかでゆったり、何もかも受け入れられる安堵感があって嬉しい。


その柱の穴をくぐり抜けている女の子に、昔の自分を重ねて、微笑が思わず出る。今私は抜け出ることが出来るのかしらと思い、可笑しくなる。

国宝の八角灯篭。4,62mとこれも大きい。写真に撮ってみると、周りの人物との対比でなるほどと思う。
外から見て、通り過ぎるだけであったが、久しぶりに拝観した、大仏様に、「お迎えの来る日まで、自分の足で行動する元気を下さい」と欲張りで、本音のお願いをした。