立春 暦の上の春であっても、また戻りの寒さはこれからだといっても、やはり今年の厳しかった寒さの冬の後には、「春」と名の付くことが嬉しい。
鬱陶しい雨の立春だが、昨日の奈良散策の記事を、もう少し続けて自分にも春を感得させたいと思う。
水谷茶屋から若草山への急な石段を登ると、先日の若草山の山焼き跡のくっきりした、焦げ毛茶色の山肌が、なだらかな岩帽子を被っているようだ。これが若草色に芽吹いてくる頃には、山開きがあって本当の春の訪れとなるだろう。
観光客の少ないこの辺りには、孤独な鹿が2~3頭所在投げに日向ぼっこをしているようだ。
若草山登山道の立て札の立つ山の左側も、今は閉鎖の柵で遮断されている。真っ青な空を見ていると、山に登ったら気持ちがいいだろうなぁと、白い雲に「おぉい!」呼びかけたくなる。
「こんにちはぁ ♪ 」店番さんの姿が見えないお店の、入り口に立って中の人に声を掛けているような鹿の姿を見られるのは、奈良ならではの「鹿のお買い物風景のような」点景で面白い。「鹿せんべい」の立て札を読んだ賢い子。(笑)