カフェテラス

テラスの片隅で一人心に呟くように

明日香 栢(かや)の森の雌綱

2013年02月10日 | ☆ ふるさと・大和

 

  

先月、 綱掛け神事の翌日、稲淵で雄綱を見た後、栢の森のこの雌綱のところに来ようとしたが、前日に降った雪のため、通行止めのところが一部ある、その日は引き返してきたので、新しい綱をかけた栢の森に来ることが念願だった。

お天気も安定したのでやっと雌綱の綱掛けも見ることができた。

  

この道路の向こうには集落があるようだが、いつもここまでは来るが、Uターンして帰ってくる。 この標識の方向は山城の高取城跡へと厳しい山道になるので行ってみる勇気がない。 以前に高取城跡に登ったのは、壷阪寺からだったが、これも、今ではもう登山する元気はない。 標識にある猿石が、ぽつんと明日香のほうを向いて座っている姿が、悲しげだったのが印象的で忘れられない。 

 

  

 

    

川幅の狭くなった飛鳥川を、勧請綱が高く張られていた。 福石には二本の綱が、鉢巻のように掛けてあり、傍には彫りも定かでなくなった石仏が二体、苔むした岩の上に祀られている。  

 

 

棚田を縫って通る片道1車線の新しい道路の方が、石舞台へ出るよりは、広くて走りよいと、村の産物を売っているおばさんに教えられて、初めての道を帰った。澄んだ空気の中を気持ちよく車は走る。次からはこの道を使ったほうがよさそうだ。

27年6月11日に、HN 明日香さんからのご指摘で、地名の読み方の間違いが分かりましたので、訂正いたしました。

☆  正 明日香 栢(かや)の森の雌綱    ★ 間違い 栢(かしわ)の森

明日香さん ありがとうございました。    27年6月11日記

 

コメント (8)
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