奈良へ行く時、桜井から天理を経由して、R169車を走らせる時、天理市に入ると「大和神社」の大きな標識を見かけてはいたが、どんな神社かは知らなかった。 大きな標識が立っているのだから、一度は訪ねてお参りをしようと、走っている途中で標識に従って立ち寄った。「立ち寄った」とは申し訳ない表現であったことが、お参りした後、記事UPしながら思わずにはいられい神社であったことが分かった。
車ではすぐ駐車場に着いたが、帰ってからアクセスを調べてみたら、次のように書かれていた。
JR桜井線「長柄(ながら)」駅下車。
駅の直ぐ南側の道路を東の方向に進む。300m余り歩いた後、右折し南の方向に細い道を進むと神社の横に出る。これが、神社への近道になる。
鳥居をくぐり正式な参道を通り参拝するには、駅の直ぐ南側の道路を東の方向に500m余り進み、次いで交差点を右折し南の方向に進む。約200m進むと右手に大きな鳥居があるので、これをくぐると大和神社の参道になる。
伊勢神宮と並ぶ最古の神社で、延喜式には「大和坐大国魂神社」と記されている。大和一国の国御魂(くにみたま)を祭る名神大社である。
増御子神社
大和神社参道途中にある摂社です
明治10年(1877)に成願寺村横馬場より奉遷されたそうです
例祭;4月1日(ちゃんちゃん祭り)
ちゃんちゃん祭りのお渡りで先導するのが、、「増御子神社」の祭神・猿田彦大神さるたひこのおおかみです
戦艦大和ゆかりの神社
第二次大戦中世界最大の不沈戦艦といわれた戦艦「大和」は、守護神として艦上で大和神社の分霊を祀っていた。とのことで「祖霊社」では、戦艦大和で亡くなった方の御霊を熱くお祀りし、「戦艦大和関連の資料館」も境内に建てられていた。
模型はガラスケースにはいっれ展示してあるので、光の反射ではっきりと写すことができなかったが、 最初の画像の日本海軍の旗が、子供の頃に眼にした光景が苦しくて辛い、戦争の思い出として蘇ってくる。国民学校低学年の遠い記憶なのに・・・。
一番奥に本殿がある。
祭神:
大和大国魂大神(やまとおおくにたまのおおかみ)、八千戈大神(やちほこのおおかみ)、御年大神(みとしのおおかみ)がお祀りされている。
本殿の向かって左側の回廊の欄干に大きい絵馬が納められていた。今年の干支の巳さんが、艶かしいほどに画かれているのに、息を呑む思いがした。鳥居をくぐって初めての摂社増御子神社の絵馬とは、また違っていた。
昨日、この神社で御田祭りの神事があると聴いていたが、出かけることができなかった。
毎年4月1日に行われる「ちゃんちゃん祭り」は、春を告げる祭りとして近隣では有名である。とのことなので、もしお参りできたら行って見たいなぁと思っている。