高校の同窓会の会報誌の原稿依頼に出かけた。約束の時間に30分早めに着いたので、近くの天神さんへ行ってみた。
二宮金次郎さんが梅の木の傍でお勉強が好ましい田舎風景である。
ここでは春が大急ぎでやってきたみたいで、梅の花盛りだったのが、これからお願いに行く原稿も、気持ちよく引き受けてくれそうな予感がする。嬉しい花盛りである。
汚れのない大気で空はあくまでも高く澄んでいる。梅の香が小高い山いっぱいに広がっている。
いろんな種類の梅が植えてある。この地区の人たちで植えて増やしていたということを聴いていたが、ここに来るたび大きくなって増えているようだ。こまめに世話をする地区の人がいるのだろう。
枝垂れ梅のピンクが可愛い花簪のようだ。
一番華やかに咲いていたのは、この紅梅である。 梅ノ木の種類について知らないが、この種類の梅は、大阪城でも毎年お城を早くに飾っているのを思い出した。今年はこのように市内の「天神さん」の広場で春到来の華やかさを見つけることができたのが嬉しい。
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