吉野葛で作られた、お土産物の並ぶ店の間で、入園料を支払って薬園へ、→案内にしたがって裏山に上る。
先ず足元で迎えてくれたのは、可憐な春の花ショウジョウバカマである。
こんな可愛い花なのに、お猿さんに似た想像上の動物「猩猩」と命名したのが不思議でならないとこの花と出会うごとに思う。
昨日UPしたカタクリの群生の中に、このアマナの白い5弁の花が沢山咲いていた。先日行った賀名生梅林の土手のもこの花をよく見かけた。
薬草園には、このアミガさユリのように、薬草についての説明が書いてある。今咲いている花については本当によく分かる。 名札だけの所には、季節が来てどんな花が咲くのかと、訪れるたびに思うのだが、目当てのカタクリの花の時期が過ぎるとつい忘れてしまう。
1昨年広橋梅林へ行った時、廃屋の石垣辺りでずいぶんこの花が咲いていたのが、印象に残っている。標高のやや高い土地に咲く花なのだろう。 ここでは、カタクリの花の群生に混じって沢山小さな白い花を咲かせている。 線香花火のようである。
薬園を散策していると、趣のある離れや、茶室などにもお目のかかれる。うっかりして2棟しか撮ってこなかったが、今度訪ねた時には持ってしっかり見てこよう。
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