今朝、朝食の片づけをしていた時。テレビから賀名生梅林という声が聴こえたので、すぐ真剣にテレビの前に行った。リアルタイムの中継で、賀名生梅林の上をヘリコプターで写している。
10日の日曜日に、梅林の前の道路を通ったときには、色づいた木さえ見えなかったのに、テレビに映し出される梅林の美しさに見とれた。 友人のブログでも「見頃」だと書いてあったので、行こうか、行くまいかと迷っていた矢先のテレビの画面に、誘われるように、家事はそのままにしてすぐに出かけた。遅くなると駐車場が満車になりそうだったので・・・。
山道を登りながら「あぁ きてよかった。」 遠景の朧な美しさに先ず大満足だった
昨日の雨粒をまだ宿している梅の一輪一輪がとても愛しい。
フキノトウの花も足元でお迎えだ。
赤いアセビの花が 朝日を受けて輝いている。
「山路きて なにやらゆかし 菫草」 松尾芭蕉の句をふと思う。
梅の香に包まれて歩きながら、山の春を沢山見つけるのも、その地に行った醍醐味だ。
梅林といっても梅を求めながら、一山を登り降りしながらこの略図のように、約5,5km の山歩きは、フラットな地を歩くよりはしんどいところもあるし、時には息切れもするが、そこは梅の花が優しく癒してくれるように思う。
運動公園でのウォーキングの代わりと思いながら、それ以上に体力はいるが、気持ちが癒されることを思えば、何のそのと、「口の千本」 「一目万本」 「見返り千本」 「東雲千本」 「奥の千本」 一番遠い「西の千本」と歩いてきた。
歩き、観た今年の、賀名生の梅との出会いを、上に少しUPしたが、もう少し整理ができたら、デジブックにしておこうと思っている。
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