カフェテラス

テラスの片隅で一人心に呟くように

大和神社(おおやまとじんじゃ)  萩

2013年09月24日 | ☆ ふるさと・大和

  

 

 

 昨日行って来た大和神社(おおやまとじんじゃ・とよみます)のことで、踊り以外に記事にしたかったのがあるので、もう1日~~~。

   

大和神社のことについて、2013年2月11日に記事を書いたことがある。その頃には、ここにあるような見事な萩の花は勿論咲いていない時期だったので、昨日観た見事な萩を、ここに残しておきたいと思った。

  

 

  

一株だろうか二株だろうか、いやもっと寄せ植えなのか、とにかくボリュームが凄い。いろんな方角から写しているうちに、この大和神社が戦艦大和ゆかりの神社であるという碑が萩と一緒に入った。

 

 

   

そのゆかりについての説明板の、最後の行が、以前に来た時には気がつかなかったことがあった。

 

 

 

  

上の2枚の写真は、一の鳥居から拝殿までの参道を写したのだが、この長さが、あの戦艦大和の全長とほぼ同じであることと、戦艦大和の幅がこの参道の幅の、約5倍だと説明した部分だ。

帰りに参道の砂利を踏みしめながら、この神社に祀られている戦艦大和とともに海に沈んだ人への鎮魂の祈りを胸に静かに歩を進めた。

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紅しで踊り 大和神社 秋の大祭

2013年09月23日 | ☆ ふるさと・大和

 

   

天理市の大和神社の秋の大祭があることを知らせてもらっていた。いけるがどうかその日になってしかわからなかったが、孫たちも帰ったので、お天気も上々だし、朝から急に出かけることにした。

大和神社では、五穀豊穣を祈願する神事が行われた。この秋の大祭は、大和の地主神を祀る神社で、戦国時代に起源を持つといわれており天理市の、無形民俗文化財となっている「紅しで踊り」などが奉納される。

山辺の道沿いでは、雨が降らなければ、農耕ができないため、雨乞いは明治の頃の恒例の行事であり、その伝統を今に伝える行事として、催行されている。

 

  

午前中は、関係者が多く神殿前で神官とともに神事に参加し、玉串奉奠を行っていた。神事については余り分からないが、粛々と挙行されていた。

 

     

巫女さんの優雅な舞が奉納される。 

 

 「紅しでおどり」は午後1時30分から行われた。

  

 

太鼓と唄という素朴な踊り・太鼓の人と唄の人がスタンバイ 

 

赤いしでを持った女性が神殿前の広場に太鼓を中心に円をつくる。 

 

 

しでがぱっと上がり開くと華やかな踊りだ。 

 

 

大人の女性の「紅しで踊りが終わって、拍手の中退場する。 

     

続いて保育園の園児が、小さい紅しでを持って可愛い踊りを奉納する。この子達がこうして参加することによって、大人になったら、この伝統ある「紅しでおどり」を受け継いでいく子がいるだろうし、村の行事に参加することは地域の行事をになう子の資質が育っていくのだろう。

赤いしでにも、意味があるのだろうし、素朴な踊りの唄にも、掛け声にも意味があるのだろうが、何の予備知識もなく、戦国時代の農耕の民の願いが、このように伝わっていること自体に素直な気持ちで感動した。 

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ゆきあいの空

2013年09月22日 | ☆季節

 私は、「ながら族」でPCを開ける時はラジオをつけていることが多い。テレビを見ながらというのは殆どないが、誰もいない部屋でラジオの音だけが聴こえる暮らしは長く続いている。ラジオはただ流れているだけで、性根を入れて内容を聴き取っているわけでなく、所謂バックグラウンドミュージックのようなものだ。

夏の終わりごろのことそんななまくらな聴き方をしている私の耳から脳へ、インプットされた言葉がある。

気象予報士がお天気の解説をしている時だった。 夏から、秋へと変わる空の雲について、解説の中で、

「ゆきあいの空」という言葉が私の心を掴んだ。空を見るのが好きだし雲を撮ることもよくある。

 

  

「ゆきあいの空」というのは俳句の季語で、それも夏の季語だということをはじめて知った。夏でも晩夏の空に違いないとその時に思った。季語について調べてみると、たしかに「ゆきあいの空」は夏の季語に上げられていた。

「ゆきあいの空」とは、下にもくもくとした夏の雲、上にははけで描いたような秋の雲が同居している空。

 その日以来「ゆきあいの空」に興味を持って眺めていたが、今年の夏の終わりごろは、激しい気象状況で、季語にあるような趣のある空を見ることがなかったような気がする。

 

   

そしていつしか秋のお彼岸に入り、季節の上では「暑さ、寒さも彼岸まで」という時期になって、もはや「ゆきあいの空」でなく、高い空に流れるように浮かぶ秋の雲の出番となってきたなぁと思っていた矢先の今日(9月22日)。

 

 

山沿いにもくもくとした夏の雲が並び、天空には天女の衣のように透けて流れる雲が現れている。 

 昨日、一昨日は、雲一つない秋晴れだったが、今日は天気図を見ると太平洋には二つの台風が発生している。

爽やかな風が部屋に入ってくるが、夏の名残のように気温も少し高くなっている。

「ゆきあいの空」という言葉に惹かれて、俳句を作らない私が、空を見ながら季節を感じる楽しみがまた一つ増えたような空をカメラに収めた。 

 

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稲淵の棚田再び

2013年09月21日 | 季節の花

 

 

 デジブックで案山子ロードをUPしてから1週間後に、再び稲淵の棚田に行った。 お彼岸も近いことだし、彼岸花がきっと以前よりは咲いているだろうと、「案山子と彼岸花の棚田」をテーマにスナップ撮影をしてきたのが、18日だった。

  

彼岸花の華やぎに包まれて案山子さんも嬉しそう

  

遠くからはまばらに見えていた彼岸花も、傍に行くと土手一面を彩って綺麗だ。 

  

台風にも負けず棚田の稲は、倒れていなかったのが、何よりの嬉しいことだった。その棚田を彼岸花は季節を高らかに歌うように縁取っている。

  

ジャンボ案山子は、稲淵棚田の神様だ。稔った稲が頭を垂れて、豊作を感謝しているようだ。その前で鮮やかに咲いている。棚田の秋の風景を象徴している。

     

稲淵の案山子ロードでは、途中の棚田の土手の彩りは、赤い彼岸花であり。一番上の朝風広場の土手には、黄色い彼岸花が沢山咲いていて、毎年少しずつ増えてきている。上の朝風広場の、憩いの木陰の下には、白い彼岸花が昨年より多く見られる。3色の彼岸花が今揃って、稲淵の棚田を訪れる人を、案山子たちとともに待っていてくれる。

  

今日UPしたのは、9月18日に撮影した、棚田の様子であるが、お彼岸の中日さんの頃には、更に棚田の彩が彼岸花の赤い色によって縁取られているであろうと、その頃には出かけられないので、ブログ散歩をしながら見つめていきたいと楽しみにしている。

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夏から秋へ 元薬師寺跡 そして今宵

2013年09月19日 | 季節の花

 

 

薄紫が朱色にバトンタッチ 9月18日撮影

今年4度目の元薬師寺跡である。ここだけ目当てにしてきたわけでない時もあったので、来た時の記事がみんなUPしたわけではなかったが、今回は台風が去って、爽やかな秋の風が吹き、お出かけ日和としては絶好の日となった。 

 

びっしりと水面を埋め尽くしていたホテオアオイも、花数が少なくなり秋空を映す空間が多くなってきている。

その空間に彼岸花がそろそろ姿見の池に顔を映してきている。 

  

彼岸花は咲き始めたばかりのようで、蕾が沢山ついている。来週あたりが見ごろだろう。 

 

畝傍山も、夏から秋へと、花の移り変わりをながめている。山の前の集落がなかった頃、そう・古にはどんな花がこの季節に咲いていたのだろうかと、想いはいつも古に。

 

石仏のあたりにも、赤い花が並んでいる。彼岸花の時期は短い。だからこんなに一斉に朱色に染まるように咲くのだろうといつも思う。

 今宵は中秋の名月 

   

綺麗な夕焼けで、お月見ができることの期待が大きい。

 

   

若鮎さんのお店でお団子を買ったら、ススキと萩を頂いた。明るいうちに濡れ縁にお花と、月見団子を出してお供えしておく。午後6時過ぎふと外を見ると、黄色い黄色いお月様が出ている。余り美しいので、思わず手を合わせた。

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