カフェテラス

テラスの片隅で一人心に呟くように

町屋の芸術祭・岡橋家住宅

2013年09月18日 | アート

 

 

 HANARART2013の五條市での町屋の芸術祭は、26日で終わった。全会場を訪ねるつもりでいたし、訪ねたかったのだが、思わぬ行事が入ったり、家の用事ができてどうしてもはずせなかったり、結局新町通りに、終わってしまった。

最後に訪れたのは、古民家岡橋家である。

以前「朗読ボランテァ」の会食をした「フレンチレストラン 新町通りの古民家」でどこか分からない場所へ続いている階段がレストランの玄関を入ったところから見えていて、興味を持った記憶があった。そこがこの岡橋家だったのだ。住人はここには住んでいないまま長く空き家であったのが、したの部分をレストランにして、この会場は、今始めて町屋の芸術祭に協力公開されたとのことである。

      

こういう機会でもなければ、宿場町として栄えた頃のこの家屋が、私たちの目に入ることがなかったろうに、手の込んだ室内や、その造りの細工の細かい部分など、芸術性の高い作品の展示の場として、作品と一緒に鑑賞させて貰う事ができた。

 

 

 

 

 

 五條小学校の児童のワークショップで制作した作品のほかに、横浜美術大学卒業生の作品の展示をしてあった。

奈良町屋の芸術祭は五條新町エリアをはじめとして、これから会場となる町屋のエリアは、八木札の辻エリア、橿原今井町エリア、郡山城下町エリア、宇陀松山エリア、奈良きたまちエリア、桜井本町エリアへと、順次移り最終は11月28日と計画されている。

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デジブック 『彩 葛城古道』

2013年09月17日 | アート

 

台風一過裏の田圃の畦に何本かの彼岸花が、すっくと立ち上がっているのが見えた。

葛城古道の一言主神社辺りにはもう少し沢山咲いているだろうかと車を走らせた。

 デジブック 『彩 葛城古道』

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山田旅館のパッチワーク作品

2013年09月16日 | アート

 

 

新町通りにある山田旅館は、江戸時代から営業を続けている、宿場町としてこの通りが栄えた頃の面影をそのまま伝えているお宿である。

この山田旅館も、町屋の芸術に参加して、階下の店の間が会場になっている。

女将さんの大作と、先生の素晴らしい作品が展示されていて、目を見張る。以下説明は抜きにして味わって見とれていた私を、想像して頂ければ・・・と。

 

 

 

 

 

         

   

 

昨夜は大雨と暴風でほとんど一睡もできないで朝を迎えました。風水害に遭われた方の、画像をテレビで見ながら、ひとごととは思えません。心からお見舞いいたします。

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はならぁと訪ね歩きの新町通り

2013年09月14日 | アート

 

    

 

 

沖縄の伝統工芸、紅型染めの力強く華やかな色彩の、小物から大作まで町屋の空間を彩り、気分が明るくなるような雰囲気に包まれる。

 

 

  

 

 

 

   

   

タイを拠点に活動する作家さんの呼びかけがあった。

それに応えて雨の雫形のペーパーに小学生が参加して、いろんな希望や夢、生き方を描いた作品が、空間に浮かびまわりの環境と共存して一つの作品となっているのが楽しい。 

 

 

  

 

   

 市内中学校の生徒も参加

この空間に入ると自分も水槽の中にいるような錯覚になるのは少々疲れたのかも。

   

     

 

 

オーガンディーの怪しげに揺れる向こうの明かりが蛍だったのかと、この作家さんの題を見ないで、先に作品に気を取られて、あがりがまちに腰を下ろして二度と同じにならない不思議な明かりを見つめていた。

     

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奈良 町屋の芸術祭 はならぁと 2013 栗山邸にて

2013年09月13日 | アート

 

 

これは新町通りの一番上の会場で、「岡橋邸」である。ここについては後日の記事とする。

 

芸術の秋・今県内の各所で、町屋の芸術祭が開催されている。

五條新町での開催は、9月7日から16日までと、案内パンフレットで確認していた。自分の行事の合間をぬって、昨日の午後新町通りの「HANARARTO」ののぼりの立っている、町屋の会場を訪れた。

半日しかなかったのでまだ見たいところは、少しでも時間ができた時に是非行ってみたいと思っている。 

  

 

重要文化財に指定されている栗山邸が、今年会場として、東京芸大の中野 滋先生の「テーマ・土の歌」。土(粘土から生み出された様々な表情を見せる、彫刻作品が展示されている。

栗山邸は、棟札に1607年、慶長12年の銘があって、建築年代の分かっている古民家の中では、最も古い年代に建てられた最古の民家として貴重な文化財である。 現在も生活の場であることから、非公開となっているので、今回の公開は、ありがたいものと思われる。 

  

「五條幻影」と題した作品が私の中にある幻の五新鉄道が、大きく想像を広げ、印象に残った。

以下栗山邸に展示されていた作品をカメラの収めさせていただいた。(クリックして大きい画像でご覧ください)

     

 

  

作品の題名は、あえてUPしなかったが、古民家と先生の作品との調和が、鑑賞させていただく側にとっては、土の温もりから生まれる、温かさが伝わってくるようなものが作品からにじみ出ているように思えた。素人の勝手な感想で申し訳ない。

 

展示会場は、玄関部分とそれに続く漆喰土間であるが、見上げると工具の後を残した太い棟木が、黒光りして長い年月の歴史を記しているようであった。 

 

表に面している格子も、趣がある。建築に興味があって詳しい方にとっては、魅力のある佇まいが古い年月そのままに保たれていることに興味を、もたれることであろう。 (今日はこれだけ次回に続く)

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