お湯の国 日本

美しい日本の温泉地中心の旅記録(おんせん鑑定士:監修) 【記事・映像は著作権、人権保護法等により無断使用を禁じます】

見送絵(弘前ねぷたまつり)

2006年08月06日 |  💑 青い森の祭り.

扇ねぶたの楽しみは、正面からの勇壮な武者絵、子供たち、青年たちの引き。
そして背面『見送絵』の鑑賞。ねぷた囃しのBGMに、美人画をズーと見送る。
美人画は絵師の腕の見せ所。時に幽霊の美人画だったり、やはり時代を反映。

ねぶたで肝心なのは「花光のお祭り」、弘前もネオンなどが増え町全体が明る
くなりすぎる。青森では某企業がわざわざ建物をライトアップする。何故、
皆が鑑賞したがるものを大事にしないのか?本質を捉えていないとはこの事。
ゆらりねぶた灯篭が町を幾重にも重なりながら行く様を再現したい。伝統的
な蝋燭ねぶたは光量が少なく鑑賞しずらくなりつつある。祭期間中、ネオン
や、照明を自粛して欲しい。やればできる事だ。そうすれば闇と光と人間の
叫び!など本来の物が見えてくる。遠く、点になるまで見送ることもできる。

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月とねぷた(弘前ねぷたまつり)

2006年08月06日 |  💑 青い森の祭り.

夢中でねぷたを曳いて、いつの間にか空には半弦の月。子供達にも
疲れが見える。囃しも♪「戻りねぶた」だ。また明日もある。一週間
練り歩き、そして盆が来る。先祖が帰る頃実りの季節になる。一年
一番楽しく輝く、それがねぷただ。パソコンもゲームも無い時代。

このねぶたに青春を燃やしそして大人になった。浴衣を着て、下駄
を鳴らし、土手町に出かける。偶然に想いを寄せた人に出会う。実
りの秋に愛が芽生える…次の年二人の浴衣姿が重なる…ヤーヤドー
筆者はこの弘前ねぷたの祭で成長して今日に至った。「青春の祭」

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担ぎねぷた(弘前ねぷたまつり)

2006年08月06日 |  💑 青い森の祭り.

弘前ねぷたには扇ねぷたと人形ねぷたの2つがある。ご覧の担ぎねぷたが
今の扇ネブタにへと発展する。人形ねぷたは青森ねぶた、五所川原立佞武
多に分派
する。もうお分かりと思ういろいろあるが弘前がねぷた発祥の地

そして弘前ねぷたまつりは今もその原型名残を伝承している。戦国時代の
鼓舞と五穀豊穣への祈り更には遠い先祖への回帰である動く灯篭祭りでも
ある。『ヤーヤードー』は祈りと、生の確認と、明日への希望の掛け声だ。

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ねぷた乗組員(弘前ねぷたまつり)

2006年08月06日 |  💑 青い森の祭り.

扇ねぶたのもう一つの魅力『乗り込み』 扇ねぶたの上部にお立ち台がある。
役目は電線、木の枝などを退けるのだが、電線の無い街頭では時のビーナス
が乗り込み引き手に気合を入れる。2階から見下ろす位置、さぞ爽快だろう

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子供太鼓隊(弘前ねぷたまつり)

2006年08月06日 |  💑 青い森の祭り.

城下町弘前にはお城を囲んで、昔ながらの町名が残っている。その町会、地域会が
「ねぷた文化」を支えている。 青森の企業ねぶたとの違いが此処にある。町内の
児童は引き手、囃し手、裏方…何らかの役目を担う。祭りにこどもの参加がキチン
と組み込まれている。ご覧の子供たちの勇ましさはもうねぷたでは『大人』である。

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津軽じょっぱり太鼓(弘前ねぷたまつり)

2006年08月06日 |  💑 青い森の祭り.

弘前ねぷた囃子の重要なアイテムの一つが太鼓。その昔、
かつぎ太鼓が主流であったが高度成長とともに大型化
ついにはご覧の様に上部に人を乗せるほどまでになった。
Instagram :2024年出陣太鼓 ➡ 

参照弘前ねぷたまつりの花「扇ねぷた

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正調ねぷた囃子(弘前ねぷたまつり)

2006年08月06日 |  💑 青い森の祭り.

正調ねぷた囃子、口元にマイクを備え、当代一位の笛吹きが誘導するねぷた囃子は
実に荘厳で懐旧である。ねぶた囃子とはかくも厳かなものなのだ。単に見せるだけに
終わっている囃子手に静かに諭すような、そんな重きがある。是非聴いて欲しい『音』。

参考:「残したい日本の音風景100選」にこの弘前ねぷたまつりも選定されている。
    青森県では、他に、蕪島のウミネコ小川原湖畔の野鳥奥入瀬渓流が選定

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弘前ねぷたまつり(弘前市)

2006年08月06日 |  💑 青い森の祭り.

いつの日か青森ねぶたが年間300万人も訪れる『日本の火祭り』として有名になった。
しかし、ねぶた・ねぷたの原点は津軽藩十万石弘前にある。この日本の火祭りをじっくり
報告したい。弘前には土手町という繁華街がある。土手町にねぷたを見に行くのが「通」
今日は再開発弘前駅前が運行日だ。市民はそれぞれのスタイルでねぷたを観覧する。

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世界一太鼓(青森ねぶた20)

2006年08月06日 |  💑 青い森の祭り.

音、リズム、これもねぷたのもう一つの要素。人間の数倍
もの太鼓を自在に操る。音の創出、五肢、五感から脳髄に
語りかける。それは胎内で聞いた母親の心臓音?ドグドグ。

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