お湯の国 日本

美しい日本の温泉地中心の旅記録(おんせん鑑定士:監修) 【記事・映像は著作権、人権保護法等により無断使用を禁じます】

小林一茶(おらが世や・・・俳諧寺)

2008年09月02日 |   ✑歌碑句碑 紀行

小林一茶という俳人は中々の苦労人。結婚は52歳が初婚である。信州の出は江戸で
は必ずしも持てたとも思われない。やはり、女性に縁遠かったのだろう。その奥手
が結婚の途端旺盛な性の営みだというのも面白い。その絶頂52歳の時の句作である。

句碑:俳諧寺に数基ある歌碑の一つ
   『 おらが世や そこらの草も 餅になる 』 (一茶)

解釈:52歳まで苦労して、ようやく俳諧師という頂点に立ち、財産相続も一段落し、
   何よりも28歳という24歳も若い妻を娶り草さえ餅に変える程の幸せの絶頂期。
   なんともめでたい句である。将に一茶にとって「おらが春」を歌った句である。

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大町桂月(住まば日本・・・奥入瀬渓流)

2008年09月02日 | 🗻十和田八幡平N.P

映像:奥入瀬渓流センター前にある、大町桂月碑。肖像碑と並んで建っている。

大町桂月が十和田湖・奥入瀬渓流をどのように思っていたか良く分かる一文。

   『 住まば日本(ひのもと) 遊ばば十和田
                 歩きや奥入瀬 三里半 』 (桂月 歌)

解説も何もいらない、十和田で遊ぶ、奥入瀬を歩く事が日本の景観の極みである
ことをこの文章で全国に紹介したのだ。以来、十和田湖は国内一流の景勝地とし
て多くの人々が訪れる事となる。今日の青森県の十和田観光の基礎を築いたのだ。

参照#①奥入瀬渓流トレッキング2019   ②大町桂月(酔仙人)探訪紀行

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斑尾山(新潟県妙高市)

2008年09月02日 | 💿日本百名山・私的

映像:向かって右のなだらかな山が斑尾山(まだらおやま)

小林一茶で有名な信濃町(柏原村)から眺めた北信五岳の一峰
一茶も又この景色をみたのだろうか。方や間近に黒姫山という
名峰がありながらこの遠方の穏やか峰も又ふるさとの山だろう。

記録:標高1,382m 成層火山  参照黒姫山(信濃富士)

一説:唱歌「ふるさと」の「うさぎ追いし山」はこの山という説。

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小林一茶墓(長野県信濃町)

2008年09月02日 |   ✑文学逍遥 紀行

小林一茶の墓は彼が晩年を過ごした信濃町にある。
一茶が14歳まで棲み、晩年(50歳)も棲んだ場所
信濃町小丸山公園は墓地を中心に一茶ワールドだ。

記録:小林一茶は信濃町(柏原村)の百姓の長男

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