お湯の国 日本

美しい日本の温泉地中心の旅記録(おんせん鑑定士:監修) 【記事・映像は著作権、人権保護法等により無断使用を禁じます】

笠ヶ岳(長野県志賀高原)

2008年09月04日 | 💿日本百名山・私的

長野県は山国である。北アルプス、南アルプス、八ヶ岳など山また山
今日はそんな長野県に新潟県から侵入した。勿論、目的は群馬県草津
温泉なのだが。志賀高原を通り、激しい噴気の向こうに笠ヶ岳を観察。

記録:標高2,076m、山頂は輝石安山岩で形成された溶岩円頂丘

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小林一茶(春風に・・・山田温泉)

2008年09月04日 |   ✑歌碑句碑 紀行

山田温泉大湯前の広場に鎮座するのが小林一茶の歌碑。
大湯温泉という村の最大の交流拠点に立つ歌碑は堂々
としている。タイトルはズバリ山田猿湯となっている。

碑文
   『春風に 猿もおや子の 湯治哉 』

解説:その昔、恐らく湯小屋の佇まいの山田温泉には
   人が途絶えた刻に野猿の親子も湯浴みをして寒
   さを凌いだのだろう。情景を切り取った一句だ。

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種田山頭火(霧の底にて・・・山田温泉)

2008年09月04日 |   ✑歌碑句碑 紀行

山田温泉の公共駐車場で一夜を明かし、夜霧もすっかり
失せた共同浴場広場薬師堂横に昨晩見逃した、石碑を発
見した。放浪の歌人、種田山頭火の二つ目の石碑を発見。

碑文:『霧の底にて 啼なくは 筒鳥(つつどり)

参考:筒鳥はカッコウの仲間、別名ぽんぽん鳥で托卵の
   生態。おそらく、筒鳥に孤独な自分を置き換えて
   遠く家族を思う心情を重ね合わせたものと解釈す。

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