お湯の国 日本

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薄羽根(2015日展:特選)

2016年07月08日 |  🖋芸術鑑賞 紀行

速報・アール(Art Japon):2015日展 青森県立美術館開館10周年記念2016.7.5≫
   映像:京都府民洋画家・児玉健二氏の作品 薄羽根(うすばね)(ポストカードより)

展覧会の絵はどれも力作だ。作品に甲乙つけがたい。それぞれのバックボーン
、お気に入りを選ぶしかない。今回、筆者が最も感銘を受けた絵画はこれだ。
近くで観ても離れて観ても作者の意図、色彩、筆致など確かな技巧が伝わる。

鑑賞:薄青の基調に暖色の肢体が伸びやかに立つ。微かな息遣い、腕・腰・足
   柔肌の脈動が伝わる。裸体を写実に描くのでなく、目に飛び込んできた
   光
を一心に集めたらこの絵になったのではないかと思う程のリアリティ

推奨:ポストカードでは本作品の素晴らしさは十分に伝わらない。原画鑑賞を推奨。

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