≪ 速報:芸術 鑑賞 エルネスト TOHOシネマズ (2017.10.10)≫
これは芸術鑑賞のカテゴリーではないかも知れない。学生時代に惹かれる人物がいた。
キューバ革命の勇者チェ・ゲバラ。鑑賞の映画はチェ・ゲバラと共に闘った日系2世
が、ゲバラの戦死前にジャングルに散って逝った青春を描いたものだ。10月6日公開
鑑賞:チェ・ゲバラは余りにも有名。しかし、彼が日本の広島原爆ドームを視察したのは知
らなかった。若い時は如何に表面的に人間を捉えていたかつくづくおもい知らされる。
主演オダギリジョーもそうだ。彼の巧みなスペイン語の演技にただただ感心するのみ。
所感:フレディ前村ウルタード (戦士名:エルネスト・メディコ)は母国ボリビアの二次革命
に、当時キューバで行き場がなくなっていたチェ・ゲバラの配下となり身をささげる。
二人とも医師という立場でお互いに共鳴するものがあったと推察。しかしボリビア戦線
は状況的に勝機のない悲惨なもので、まるで死に場所を求めてジャングルを彷徨う様な
もの。このあてのないゲリラ活動に共鳴し、悲劇の主人公として英雄視する風潮もある。
革命という字は「いのちをあらためる」と書く。決して命を失ってはいけない、生きよ!
感想:この映画のロケの大半がキューバの首都ハバナだと思うのだが、街並み、医学校などの
様子をスクリーンで心地よく鑑賞できる。日本国の都市とは違い、温もりの有る都市の
景観が伝わってくる。貧しい国でありながら、幸福度が100%に近いと感じるのは何故?
参考:世界幸福度ランキング2017(自由度、GDP、政治、社会福祉制度を指数化:国連155ヵ国)
(客観) 1位ノルウェー・・・2デンマーク・・・10スウェーデン・・・14アメリカ・・・16ドイツ・・・19イギリス・・・31フランス・・・33台湾
48イタリア・・・49ロシア・・・51日本・・・55韓国・・・58ボリビア・・・71香港・・・79中国・・・155中央アフリカ。
参考:純粋幸福度ランキング2017(幸福 - 不幸 = 純粋幸福度:感じている人の比率66ヵ国調査)
(主観) 1位フィジ-・・・2フィリピン‣中国(都市部)・・・4ベトナム・インドネシア・・・10アルゼンチン・メキシコ・・・13アイスランド
22ノルウエー・・・25日本・・・26スウエーデン・・・33アメリカ・・・35イギリス・・・37ドイツ・・・44フランス・・・52フィンランド