塩原温泉第３０回大会（栃木県）

速報：研究執筆・日本温泉地域学会第３０回大会（栃木県塩原温泉郷）2017.11.27
　　　　　映像：日本温泉地域学会秋季大会研究発表の様子 　 聴講者69名

　2017年１１月２７日に栃木県塩原温泉郷にて第30回日本温泉地域学会研究発表大会が
　開催された。栃木県は塩原温泉郷、那須温泉郷、鬼怒川温泉郷、奥日光湯元、川治温泉
　などの温泉県。その中、塩原温泉郷門前温泉塩原温泉｢ホテルニュー塩原｣にて大会実施。

　大会プログラム　～　自由論題１　～　座長：谷口 清和（温泉地活性化研究会）
　　①温泉地の猫から考える地域の人の結びつき：西村 りえ(温泉ライター)、滝野沢 優子(ﾌﾘｰﾗｲﾀｰ)
　　②酸性泉の温泉分析書と浴槽の実際の成分量調査：松本 馨（岡山県立大学）
　　③入湯税の現状と観光振興について：高橋 祐次（東洋大学大学院）

　　　　　　　　　～　自由論題２　～　座長：池永 正人（長崎国際大学）
　　①温泉と祭：樽井 由紀（奈良女子大学）
　　②近代日本における温泉資源の開発と規則ー静岡県の事例：高柳友彦（一橋大学）
　　③新婚旅行における『温泉地』･･･1950~60年代を中心に：内田彩(千葉商科大学)　他　
　　　
　　　　　　　　　～　自由論題３　～　座長：小堀 貴亮（川村学園女子大学）
　　①新日本八景（1927年剪定）と別府温泉･･･油屋熊八の果たした役割についての考察
　　　：前田 勇（立教大学名誉教授）
　　②温泉に関する用語の正確な理解の重要性について　その２　酸化還元電位（ORP)
　　　と水位について：甘露寺 泰雄（公益財団法人中央温泉研究所）

　　　　　　　　　～　講演（公開）～　司会：池永 正人（長崎国際大学）
　　◇『知っていたら･･･ちょっと嬉しい塩原のこと』：大塚 好一（塩原温泉観光協会）　　　　　

　温泉探査：本学会の前後に探査チームを結成して福島県、栃木県の温泉地を探査した。
　　　甲子温泉、二岐温泉、岩瀬温泉、湯ノ花温泉、塩の瀬温泉、赤沢温泉、塩原新湯、
　　　塩原元湯、大網温泉、奥日光湯元などを入浴・調査を敢行。記録は後日公開予定。

　過去筆者研究発表：① 皆生温泉大会 ② 熱海温泉大会 ③ 那須温泉大会 ④ 別府温泉大会 
　　　　　　　　　　⑤ 土湯温泉大会 

日本の灯台（岬）探訪紀行

日本の灯台探訪紀行　（BLOGデーターベース）　　　　　　　　　2006.4～2023.04.02　
　　　　　映像：福島県いわき市塩屋岬平薄磯海岸付近の夜明けの景観。

日本は日本海～オホーツク海～太平洋など周囲を海に囲まれている。温泉探査の徒然に
訪問した味わい深い灯台を纏めた。旅人は地上にあって岬の果ての灯台に辿り着く。時
には洋上から灯台を頼りに大地の彼方へ想いを巡らす。その意味で終わりと始まりの標
　　　　　　　　　　　　　　　   　(下記アンダーラインをクリックすると本ブログの訪問記録参照可）

　①宗谷岬灯台（とうとう来てしまった。日本の北の果て、この先はロシアの海だ)　
　②稚内灯台（日本海の北端野寒布岬にあるサハリン航路や利尻島への道標の灯台)　　
　③鴛泊灯台（利尻島の灯台、利尻富士温泉から歩いていける鷲泊岬の突端にある)
　④留萌灯台（オロロン街道の始まりの地留萌港を見下ろす小高い丘に建っている)　　
　⑤襟裳岬灯台（風の岬、太平洋岸の岬、そして森進一絶叫の襟裳岬に建っている)
　⑥納沙布岬灯台（北方領土を望む地、日本がまだ国境を確立していない地を望む)　
　⑦チキウ岬灯台（北海道室蘭地球（チキウ）岬に立つ灯台、絶海の海を見下ろす)
　⑧磯崎灯台（北海道渡島半島の噴火湾の南端にあり、北海道駒ケ岳を背景にあり)　　
　⑨尻屋﨑灯台（本州太平洋岸の最果て下北半島にある灯台、天然記念物の寒立馬)
　⑩大間崎灯台（本州最北端の灯台、大間崎の小さな島の上に立ち、大間のマグロ)　
　⑪陸奥大島灯台（むつ湾ど真ん中、夏泊半島の大島にある。弁財天の祠前に建つ)
　⑫竜飛崎灯台（津軽海峡を見下ろす竜飛崎にある灯台、隣接の温泉は龍飛崎温泉)
　⑬鮫角灯台（三陸復興国立公園種差海岸を見下ろす丘に建つ灯台。太平洋を望む)
　⑭安宅港口灯台（この灯台は海岸河口に立地で高くは感じない、安宅之関にある)　
　⑮塩屋崎灯台（映画「喜びも哀しみも幾年月」の舞台となった灯台、難海路の地)
　⑯日立灯台（茨木県日立市大みか町の古房地鼻公園内にあるろうそくイメージ搭)　
　⑰犬吠埼灯台（房総半島銚子沖の道標、高村光太郎と長沼智恵子の出会いの場所)