≪Mémoire(メモワール):音楽鑑賞 ジャジーなひととき 1970年代から始まる ≫
「ビーバップの功労者」、「モダン・ジャズ界の長老」といわれたDizzy Gillespie。
ビーバップ黎明期に活躍したトランぺッターである。筆者は余りビッグバンド
を好まないが掲題アルバムは流石に感動。ニューポート青空ジャズの臨場興奮。
解説:ディジー・ガレスピーの演奏スタイルは独特だ。半分上に折れ曲がった
トランペットは彼の特注。なんでもより耳に近い音場なのだそうだ。又
極端に膨らむ両頬はウシガエルを想起させる彼独特で、医学研究対象だ。
記録:演奏パーソネル・・・ディジー・ガレスピー(tp, vo)、リー・モーガン(tp)、
メルバ・リストン(tb)、アーニー・ヘンリー(as)、ビリー・ミッチェル、ベニー
・ゴルソン(ts)、ピー・ウィー・ムーア(bs)、ウィントン・ケリー、メアリー・
ルー・ウィリアムス(p)、ポール・ウェスト(b)、チャーリー・パーシップ(ds) 他