お湯の国 日本

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ふたつの頭部と手(シャガール三次元の世界)

2018年04月15日 |  🖋芸術鑑賞 紀行

映像:本展示会の中心を為す塑像群で目立つ「ふたつの頭部と手(BY POSTCARD)

嗚呼なんとも切なくも狂おしい大理石の塊であろうか愛の画家が愛の彫刻家
になった瞬間だ。シャガールが塑造を始めたのは60歳を越えてからだという。
この時代、60代は人生の終盤。なのに絶えない探求心は62歳で再婚したのも頷
ける。そして97歳まで愛(芸術)を探求する精神力は、今の時代大切なお手本。

鑑賞:映像では伝えられないもどかしさ。今回の「シャガール三次元の世界」展
   のテーマとなった塑像群の中でもっとも感動した作品だ。ふたつの頭部
   の唇が直角に交わっている。そしてそれを優しく支える手感動の塑造

参照青森県立美術館外観(特別展シャガール三次元の世界)

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