リニューアル再掲 画像:霧島山(高千穂峰、韓国岳、新燃岳などを総称する)山麓の名湯。
湯感:恐らくスケールのデカさはこの温泉のほかは日本で知らない。ダイナミックな滝湯と
白濁硫黄泉。もうこうなると男女混浴なども吹き飛んでしまうだろう。壮大な混浴湯
歴史:坂本龍馬が妻おりょうを伴って、日本初の新婚旅行で訪れた硫黄谷温泉、龍馬ゆかり
の宿「霧島館」が霧島ホテル。この施設を拠点に坂本龍馬はミヤマキリシマに感動し
、霧島神宮に参拝して、夫婦で念願だった高千穂峰(霧島山)に登山したと言われる。
参照# ①ミヤマキリシマ ②霧島神宮 ③高千穂峰(霧島山) ④坂本龍馬(高知空港)
(過去の記録:2006.11.14)
霧島温泉郷といえばやはり霧島ホテル。霧島屋久国立公園中腹の一軒宿。浴場は半端でない。
千人が入浴できる? 庭園大浴場、巨大体育館のような建物の中、映像のフリーゾーン (混
浴) 中心に、周囲には17の様々な風呂がある。映像は混浴とは言っても、浴槽はかなり深め
、しかも湯は白濁しているので、女性でも気にならない ? ホテルの敷地内に14ヶ所の泉源
があり、湧き出る膨大な量の源泉は全て霧島山中の自噴。 地球の恵みを実感。豪快大瀑湯!
【Data】 単純酸性泉 64.4℃ pH3.0 源泉:硫黄谷12号泉(主要源泉)
3つの源泉 (明ばん泉50℃、鉄泉62℃、食塩泉49℃)その他湧出合計一日1,400万ℓ
参考:本物の名湯ベスト100(講談社現代新書:石川理夫著)‐18位 霧島温泉郷
浴感:筆者が体験した温泉浴場では最大。青森県にある千人風呂で有名な酸ヶ湯温泉など
は、足元にも及ばない。九州、鹿児島県の霧島温泉郷は筆者の最も愛すべき温泉郷。
文学:全国を夫婦で歌会行脚している与謝野晶子もこの地に足跡を残している。
昭和4年7月、霧島での滞在4日間に詠んだ173首の中の2首
『明礬の湯の きよらなり 帝王の翡翠の床と くらべて想う』
『硫黄谷 板石坂の 二側にうつまく 青と黄なる 湯の霧 』
参照#与謝野晶子(浪漫の歌人)探訪紀行