
丸亀城内を天守閣に登っていく途中の石垣のそばに設置された高浜虚子の歌碑。
昭和24年秋に丸亀城から丸亀平野越しに讃岐富士(飯野山)を眺めて詠んだ句歌
である。お隣の愛媛県出身の高浜虚子にとって、懐かしの景観だったのだろう。
碑文:『 稲むしろあり 飯の山あり 今昔 』
記録:丸亀城址の見返り坂を登りつめた右側に、高く聳えた扇型城壁の根元に
東面して建って居る。この場所は句碑建立時に高浜虚子が決めたという。
参照#①丸亀城(香川県丸亀市) ②高浜虚子 (花鳥諷詠 歌人) 探訪紀行
③飯野山(香川県丸亀市)