速報:歌碑・句碑 映像:森吉山の前岳・冠岩の前にある菅江真澄歌碑
【山岳トレッキング ㉙森吉山 前岳冠岩 2020.10.17】
連続山岳トレッキングは29週目に突入した。ターゲットは秋田県花の百名山森吉山。
継続は力というけれどコロナ撲滅祈願の願いは未だ成就していない。森吉山山頂で
思いがけない歌碑に遭遇した。温泉観光の祖『菅江真澄の歌碑』、彼もここに来た!
碑文:連瀬沢 滝音ききつ 登りぬれば
もろびの匂いす 前岳近く (菅江真澄)
解釈:登山道は沢音が聞こえる経路でそこを上り詰めると一ノ腰、そして前岳に
至り、なだらかな稜線にはもろび(青森トドマツ)の香りが立ち込めていた。
記録:菅江真澄は二度ほど森吉山に登頂している。地理学の見地からみるとこの
様な高い山が必然なのであろう。 頂上にはもう一つ歌碑があったらしい。
歌文:『秋田山 いはねのむろひ 折かさし 雲ふみわけて 皈(かえ)るかな人』
参照 # ① 連続トレッキングでもう一つ出会った菅江真澄の碑文(青森県:夜越山)
② 菅江真澄(紀行家・歌人)探訪紀行
③ 森吉山トレッキング 紀行