映像:みちのくあじさい園の入場門となる施設。チケットと関連商品の販売 2024.07.07
岩手県一関市、東京ドーム4個分程の林地に広がるあじさい園。その広大な土地に400種類
4万株以上の様々な紫陽花が咲いていた。40年ほど前に、枝打ちや間伐のために道路を整備
して、紫陽花を植え、年々株が増え観光客も増え「みちのくあじさい園」としてオープンした。
Instagram:みちのくあじさい園逍遥 ➡ ➡
紫陽花の池 紫陽花の花々
記録:みちのくあじさい園は、日本あじさい協会からの「日本一のあじさい園」と認定された。
感想:東北では珍しく梅雨深く、鳥海山や栗駒山登山を諦めて雨が似合う紫陽花の花を鑑賞。
想花:紫陽花(自宅庭2024)
山行速報:岩木山 Ⅶ トレッキング 【津軽国定公園 2024.08.03】
登山ルート上の〇は筆者の撮影ポイントである。
概況:今回もソロ登山となる。なのでリスクを避けるためスカイライン
バスで八合目。リフトで九合目と体力温存、それでも二年振りの
山頂アタック、今年は数少ない登山とあって体がかなり重かった。
Instagram:➡ ➡
➡
九合目登山 岩木山神社奥宮参拝 高山植物
記録 :🗻1,625m 3 :50分
16.4㎞
1,010ⅿ
1,493m
開始8:36 ~ 16:00終了 ペース:早い 170-190% 天候:☀☁
ルート:岩木スカイラインコース
鑑賞#今回の山行で鑑賞した高山植物で過去に鑑賞済みのもの
①アキノキリンソウ #ハクサンボウフウ #モリアザミ #ヤマハハコ
山感:今回、いわばクライマーとしては乗物を駆使したので反省材料が
残ったが、この四年間何が何でも足で登るという姿勢があながち
正しい物でもなかったと思えて来た。要は愛する山の上で心身を
開放する事で、手段があるのであれば体力を温存してもいいのだ。
山頂で高山を楽しんでる殆どの人がスカイラインの利用者だった。
参照#① 岩木山の祭り「お山参詣」 ② 山岳/溪谷 山行紀行 2024
海老のアヒージョ(イタリアンパブ122)【みちのく小紀行 2024.07.07】
山岳トレッキング二日目は栗駒山を目指して、基地を水沢駅前の安宿に
決めた。宿で荷を解き、早速水沢の街に繰り出した。お目当ての洋食屋
満席、居酒屋で喉を潤し二時間後再度イタリアンパブを覗き空席があり
海老のアヒージョ&ワインで飲み直し、奥州市水沢での、ディープな夜。
instagram:イタリアン122の海老のアヒージョ ➡
食感:最近地中料理アヒージュにハマっている。家でも朝食はオリーブ
オイルを使用、軽~いアヒージョが定番。この日海老アヒージョ
は超美味であった。ワインによくマッチング、ベスト料理だった。
参照#① 筆者が最初に舌鼓をうった「白子のアヒージョ」
② JR東日本東北本線 水沢駅(岩手県 奥州市水沢)
鑑賞速報:五所川原立佞武多2024「閻 魔(えんま)」 2024.08.07
昨年も五所川原立佞武多を鑑賞しているが、その理由が奥津軽の涼を求めてだった。
しかし、今年は新作五所川原立佞武多「閻魔」を鑑賞したかった。暑さは昨年以上。
鑑賞の目的は恐山紀行をリニュアルした「地獄巡り」の集大成として「閻魔」鑑賞。
動画:instagram再生(立佞武多「閻 魔」動画) ➡
感想:下北半島の地獄巡り霊場は自然が作り出した妙だが、立佞武多の「閻魔」は
人間が表現した現世の祈り。閻魔の裏の顔は「お地蔵様」という平和の祈り
⇧ 立佞武多 最上部の「閻魔」の恐ろし顔
記録:五所川原立佞武多は三台の巨大佞武多と10台前後の普通佞武多で運行する。
その要となる巨大佞武多は高さ23m、重量19トンと、ねぷたとしては破格。
鑑賞も見上げるので首が疲れる程💦。また囃子も「ヤッテマレ」と挑発的。
参照#① 青い森 の ねぷた まつり 紀行
② 恐山巡礼(現世‣地獄‣天国)紀行
入浴速報:金太郎温泉 【まだ〃ある湯が生きている温泉銭湯(五所川原市) 2024.08.07】
映像:木枠の湯船にはシッカリ43℃に保たれた良質の源泉が掛流しされていた。
注意:お盆から一ケ月程度、浴室改装工事で休業するという。木質が大部劣化してた
およそ一年振、五所川原立佞武多鑑賞後に立ち寄った。立佞武多の新作「閻魔」を鑑賞
後の噴き出した汗を流す為に。今回も、休憩(仮眠)は道の駅つるた「鶴の駅あるじゃ」
御休み前の一湯は津軽の名湯。お祭りの後、ゆっくり入れる施設として筆者のお勧め湯
【Data】食塩泉 64.7℃ PH8.0 微褐色 源泉:桜木2号線 通算入湯六回目
計測:湯口46℃、小浴槽45℃、大浴槽湯口側44℃、奥43℃、水風呂27℃
(過去の記録)
浴感:大きな湯船は20人位は入れるだろうか、薄く色付いた源泉が掛流、筆者が好む
微かな鉱物香もあり。まだこの様な温泉公衆浴場が残っている事に感動。昼下
がりノンビリ温泉を独占。 この温泉を管理するシンプルベストな湯管理に賛同。
壁には金太郎(女湯)と熊(男湯)の絵が掲げられているのが面白い。最初の
経営者の趣向なのか、これが金太郎温泉という施設名にリンクすると推測する。
KEY:自動台秤、鉱物香、あがり湯、源泉カラン、打たせ湯、水風呂(実質温泉27℃
参照#五所川原市(立佞武多の里)温泉探査 紀行
ウリノキ:梵珠山 Ⅷ トレッキング 登山道観察 【 2024.06.22】
梵珠山登山道・サワグルミの道で見つけた!なんと可憐な花だろう。ウッ
カリすると見逃しそうな花姿。まるで舞妓さんのカンザシの様な趣の花姿
気持ち良いステップ先に見えた花。誰かの髪に刺して上げたい衝動が湧く。
動画: ウリノキ・イメージ曲 「吉田拓郎・旅の宿」➡
分類:キク類・ミズキ(目・科)・ウリノキ(属・種) 和名:瓜の木
花言:恥じらい・初心 薬効:リウマチ疼痛、慢性腰痛、打撲傷等痛緩和
参照#梵珠山 Ⅷ トレッキング 紀行
イボタノキ:梵珠山 Ⅷ トレッキング 登山道観察 【 2024.06.22】
本年8回目梵珠山登山でこれまで観察したが紹介していなかった山野草が
数点。その中の「イボタノキ」、初夏の半落葉低木で白い花が密集開花す。
分類:シソ(類・目)・モクセイ科・イボタノキ(属・種) 和名:水蝋の木
花言:くつろぎ(生垣に利用される由縁?) 薬効:止血やイボ取りの作用
参照#梵珠山 Ⅷ トレッキング 紀行
入浴速報: つがる温泉 ( 利用回数 5) 2024.08.02
この日は、弘前ねぷたまつりを鑑賞の後、軽く汗を流す為立ち寄り湯。
浴感:施設は古くなっているが健在。夏場の露天風呂はプールのような涼感
勿論、中には子供用?温泉プールもあり、其れなりに楽しめれる施設
(過去の記録:2014.01.30)
国道弘前黒石バイパス線沿いの中間程にある温泉。国道沿いの利便性もあり
利用客も多い。又宿泊も可能でドライバーには便利な温泉。家族風呂も充実
【Data】 単純温泉 47.5℃ PH8.6 うす茶褐色透明 源泉:松橋温泉
記録:午前5時~午後10時迄(家族風呂11時) 年中無休 400円(2023.8.15現在)
参照#平川市(湯の里)温泉紀行
出雲の阿国:回想 筆者が五所川原立佞武多で最も好きな大型立佞武多であった。
雄大さ、優雅さ、繊細さ、ネブタには珍しい女性の素材に感嘆した。
しかし、美は永遠だが命は短い。本ブログで永遠に記憶に留めたい。
(過去の記録:2016.08.05)
速報・感動絶景秘境:五所川原立佞武多2016.8.5:2016年新作『出雲の阿国』
久し振りに祭りで感動。高さが七階建てのビル並。高さ23メートル、重さ19t。
今回は大きさに加えて、完成度も増した。安定した構図と艶やかな題材。それに、
確かな制作の熟練度。どれをとっても日本一だ。ゆるやかに街中を動く。まるで、
東京スカイツリーのような存在感である。沿道の大観衆は、ただ見上げて感動するのみ。
立佞武多はしずしずと、街中を進む。逆に囃子は「ヤッテマレヤッテマレ
」
と激しく脳髄を揺さぶる。ふだん、人通りの少ない、地吹雪舞う街角に人々が
集い、赤く上気した顔でオラが魂の立佞武多を見上げ、観とれる。奥津軽の夏。
制作:齊藤 忠大
参照:感動の立佞武多太鼓「えぶり太鼓」(五所川原立佞武多28)
記録:本題の「出雲の阿国」は歌舞伎の源流とされ、出雲国出身(1572年生)の
女性芸能者とされる。妙齢の30歳前後で北野天満宮に常設舞台を持ち少女
踊りと能を発展させた歌舞伎踊りで一世風靡。徳川家康も贔屓にした史実。
参照#① 青い森 ねぷた祭り 紀行
② 出雲の阿国の常設舞台があった京都「北野天満宮」
速報:ねぷた、ねぶた、立佞武多、大湊ネブタ祭りが、八月一日から開催
本州最北端の青森は寒くて長い冬で蓄えたネルギーを短い夏に爆発させる。
その代表的な「祭り」がねぷた祭りだろう。弘前・津軽圏は「ねぷた」、
青森市「ねぶた」、五所川原市「立佞武多」、下北半島は「大湊ネブタ」
(記事掲載毎にアンダーライン閲覧可能記事が増える)
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- 弘前ねぷたまつり(扇ねぷた)‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥弘前市
- 青森ねぶた祭り(人形ねぶた)‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥青森市
- 五所川原立佞武多(巨大ねぷた)‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥五所川原市
- 黒石ねぷたまつり(扇ねぷた)‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥黒石市
- 大湊ネブタ(人形ネブタ)‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥むつ市
- 平川ねぷたまつり(扇ねぷた:世界一ねぷた)‥‥‥‥‥‥平川市
- 見送り絵(弘前・黒石・平川・つがる市など津軽圏)‥‥‥平川市
- 世界一太鼓(青森ねぶた祭り)‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥青森市
- じょっぱり太鼓(弘前ねぷたまつり)‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥弘前市
- えぶり太鼓(五所川原立佞武多)‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥五所川原市
- 曳き手(ねぷた共通・一部トラクター)・・・・・・・・・・・・・・・・・・青森市
- 太鼓囃子(ねぷた共通)‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥青森市
- 横笛囃子(ねぷた共通)‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥青森市
- 手振鉦囃子(ねぷた共通)‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥青森市
- 跳人(ハネト・青森ねぶた祭り)‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥青森市
- 化人(バケト・青森ねぶた祭り)‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥青森市
- 仕掛けねぷた(弘前・黒石・平川・つがる市など津軽圏)‥平川市
- 組ねぷた(弘前・黒石・平川・つがる市など津軽圏)‥‥‥黒石市
- 金魚ネプタ(弘前・黒石・平川・つがる市党津軽圏)‥‥‥黒石市
- 担ぎねぷた(弘前ねぷたまつり)‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥弘前市
記録:上記以外に、つがる市、大鰐町、田舎館村、藤崎町、板柳町、
斜里町などの町内でそれぞれのねぷた祭りが開催されている。
参照#ねぷた祭り等の汗を流す,「青森県 温泉地 データ・ベース」
鑑賞速報:久し振りに「弘前ねぷたまつり」を鑑賞した 2024.08.02
最新Instagram画像 ➡ ➡
弘前市大型ねぷた 津軽じょっぱり大太鼓
(過去の記録:2006.08.06)
弘前ねぷたは400年の歴史を持つ国の重要無形文化財。ふるさとを思う時、
このねぷたは欠かせない。扇のシンプルな形には意味がある。枠組みは毎年
使う、参加は殆ど町民、地域民。ねぷた師が居て、一台1千万円とも、2千
万円とも言われる青森ねぶたとは対象的。製作費は扇のねぷた絵だけなのだ。
ねぷたは皆で造り、勿論、道路を占有する桟敷も最小限度。ねぷたは付いて
歩いて観る祭りである。質素・素朴・勇壮、市民参加の祭りが伝統を維持し
ている。津軽の夜空は合同運行以外でも、街角で、田んぼ道で、りんご畑で
町道で、百台以上の「ねぶた」が夫々練り歩くのだ。大事なのは数百年の伝統
を私達が受け継ぎ未来に引き継いでいき、いまを楽しむと言う事なのである。
参照#① もう一つの魅力「見送り絵」
② 青い森のねぷた祭 紀行
リニューアル:恐山地獄「胎内くぐり」恐山地獄巡り現世帰還路 2024.07.20
(過去の記録:2018.10.25)
もと来た参道へ戻るには3つの道がある。賭博地獄、金堀地獄、重罪地獄、どうや地獄、
修羅王地獄を抜ける地獄ルート(順路)、 参道方面の丘を上がり延命地蔵尊を拝し塔婆堂
に抜ける延命ルート。それと、引き返す道。どちらをとるかは貴方次第だ。筆者は延命。
映像:極楽浜から延命地蔵を目指す道は「胎内くぐり」という現世の世界へ帰る道である。
浄め:諸地獄を抜け、極楽浜に辿り着き、東日本大震災の鎮魂をして帰路「胎内くぐり」
を抜けると眼前に恐山温泉浴舎が見えてくる。此処で身体を浄め恐山霊場を辞す。
参照#① 恐山本院がある釜臥山『胎内くぐり』
② 恐山( 現世・地獄・天国 )巡礼 紀行
発売速報: 老化と寿命の謎(飯島裕一 著) 日本温泉地域学会関連情報
科学記者が研究の最前線をルポ
筆者友人の現役科学記者(信濃毎日新聞・特別編集委員)飯島裕一氏の渾身の
一冊が完成・発売された。人生の後半に差し掛かった人々への優しい教訓を持
ち前の取材眼・徹底した裏付け取材・妥協を許さない筆致力で書き上げた大作。
内容:本書は誰でも直面する「死」を忌まわしく思うのではなく。人間として
正面から向かい合い、どのように『最後』を全うすればいいのかを取材
から導き出している。結論的に言えば「ピンピンコロリ」の教書である。
記録:発行日 2024年7月20日、講談社現代新書232頁、定価940円(税別)
感想:この本はもともと信濃毎日新聞の科学欄特集連載を纏めたもので、筆者
も毎回楽しみに拝読したものだ。こうして一冊の書物になると、改めて
飯島裕一氏のこれまでの精力的な記者活動に、頭が下がるおもいである。
飯島裕一:信濃毎日新聞特別編集委員、日本科学技術ジャーナリスト協会理事、
日本温泉地域学会会員(筆者温泉研究仲間)
映像:恐山連峰の中でひと際高く気品のある大尽山。恐山地獄から極楽浜越しに観望。
夢か幻か、現世かあの世か、地獄か天国か。宇曽利湖と周囲のカルデラ山は時と気象
によって表情を変える。それは、愛する人と同じだ。慈愛に満ちた表情はそれ故に夜
叉に変わる。幼児が大人に変わる瞬間、人はそこに真実を視る。この魅惑と恐怖は恐
山そのものだ。いつも此処に来ると、お釈迦様のような大尽山に魅入られる。此処は
温泉もある夢幻世界。
記録:標高828m 恐山連山(カルデラ火山)
参照# ① 大尽山トレッキング 紀行
② 大尽山を詠んだ大町桂月 歌碑
③ 恐山(現世・地獄・天国)巡礼紀行