ツルツルピカピカのジュリア2000GTV
昨年末に目出度く売約なったジュリアちゃんがようやく完成しましたw。
今頃までかかったのはDrの怠慢プレーwも多少有りますが新オーナー様が時間がかかっても出来る限り完全にして欲しいと言われたからに他なりません。
Ftグリルもピカピカ
アウタードアハンドルやミラーなんかも全て新品の大判振る舞いでツルピカのジュリアちゃんです。
全体のバランスを考慮するとやはり新品交換しかありましぇ~ん!、(利益)
そうなんです、川崎さん?。
利益の追求よりもお客様に喜んで貰えれば良いのですよ。(ホンマかな?)
(お客様は神様です)
ダッシュもDrマジックでリビルト
まさにだんだん良くなる法華の太古ザンス。
外内装はこれで恥ずかしくない状態にリファインしました。
メカは元より好調でしたが再チェックするとタコメーターの指針が思い切りブレてるじゃあ~りませんか。
そうなんです、川崎さん?。
RHDのタコケーブルの取り回しはまさに紆余曲折wのためブレやすいのであります。
どちらにしても準消耗品で定期交換部品であります。
手が入りましぇ~ん
タコケーブルを交換するには画像↑のごとくウォーターポンプの根本にあるアウターケーブルのカラーを外さなければなりません。
やむなくファンベルトとダイナモの一部を外しました。(担当Dr)
これで回転計の指針のブレは無くなりました。
やはり旧車ですから不良個所はアラを探せば出てくるものです。
仕上げはキャブ調整?
最後にDrはキャブレターを調整して締めくくろうと思っておりました。
※ Drのワンポイントレッスン キャブ調整はどうするアイフルw(保存版かも)
ご存じアルファのツインキャブ(ツインチョークX2)の調整は下手にいじると無茶苦茶になり取り返しがつきません。
どうしても調子が取り戻せない場合の多くは左右のキャブの同調が取れてない場合が多いです。(キャブ本体は正常として)
Dr考案?のゼロゼロ調整の図
ゼロゼロ調整とは左右のキャブのスロットルバタフライを全閉状態にすることです。
アクセルリンクがフリー(アクセルオフ)状態で左右のキャブがゼロ(全閉)状態なら同調はとれていることになります。
右のキャブは上画像のようにリンケージを外せばゼロ(全閉)になりますが左のキャブはそうは行きません。
全閉にならない左のキャブ
いくらリンケージをフリーにしても左のキャブは一生全閉にはなりませんw。
この左右の連結リンクのバネが頑張ってるからなんですネ。
↑方向に押して左キャブのバタフライを強制ゼロ(全閉)に!
押すと連結リンクの調整ネジに隙間が出来ますからドライバーで同調の調整ネジを時計方向に回して隙間を無くします(ゼロゼロダスw)。
各キャブのミクスチャー調整ネジでピークを出す
4気筒全て順番に失火させてバランスを見る
プラグコードには高圧電気が流れていますので手が濡れていたりするとビリビリきますのでご注意下さい。
(Drは何回も感電してまっせ~)
専用の工具を使うか敢えて純正コードを使用します。
端子をアースに落として失火の図 純正HTコードに注目
純正コードならプラグキャップをズラして簡単に失火させられます。
Drが純正コードを好む理由は見かけもありますがこういう利便性があるわけですネ。
以上、Drが太っ腹でキャブ調整の基本を伝授しました。
一度、アナタのジュリアのキャブが好不調に関わらず適当に同調を外して復活するかレッスンして下さい。
もしレッスン通りやって回復できなかったらって?。
Drは知りましぇ~ん(笑)。←無責任モードw
いじる前が好調なら絶対に復活しますから念のため!。
本当にレッスンを実践して役立ったという奇特な方がいらっしゃればぜひご報告下さいネ!(笑)。
(Drはまさにウレシカルカル明治のカールです)