ディーラー車検は王道? イメージ画像w
そもそも車検というのは一定の保安基準さえ満たしていれば通るのです。
従って、高価なディーラー車検でも安価なユーザー車検や格安車検でも変わりましぇんw。
しかし、そう言ってしまうと診も蓋もありません。
大事なのは車検に何を求めるかということです。
つまり、車検ごとに徹底整備をして貰うのか、取り敢えず通りさえしたら後のことは
考えないのかという違いです。
一般的に言えるのは前者は車検代は高価だが後で費用が掛からないと言えます。
後者はその逆となりますから、後でツケが回ってくるのは良くあることです。
ちょっと比較してみましょう。
■指定工場での車検
車検代に糸目を付けず徹底的にお任せ整備なら、ディーラーで車検を受けるのが最善
でしょう。何より自社メーカーには長けていますし、リコールにも自然対応してくれます。
後のいわゆる民間車検は千差万別で評価は難しいですが、車検に関しては無難に通して
くれるはずです。
流行の格安車検は言わば何もしない車検が基本ですから、後でツケが回ってくるのは目に見えているでしょう。
■一般認証工場での車検
こちらも千差万別ですが、車検の厳格さではむしろ指定工場よりも厳しいです。
その理由はもちろん陸運局へ直接持ち込むから誤魔化せません。
非認証もユーザー車検も厳格度では同列となります。
指定工場は言わば胸先三寸で通してくれる工場もありますからネ。
インチキ車検で捕まるのは全て指定工場ということになります。
■非認証工場での車検
これはユーザー車検または代行ということになります。
一般的には計測機器などは保有してませんから、信頼度は薄いと言えますが、結果的に
車検を通してくれるのですから、ハンディは無いといえば無いことになりますw。
問題は非合法である分解整備を半ば公然としていることでしょう。
整備士免許すら無いショップも多々あります。
但し、こちらはグレーゾーンで運輸省(陸運局)も黙認しています。
余程の違法改造をメインとしない限り逮捕されたという話も聞きません。
■ユーザー車検
一番お財布に優しいのがこのユーザー自ら持ち込むユーザー車検です。
保安基準さえ満たしていれば合法的に通りますから何の問題もありましぇん。
但し落とし穴があり、安いだけでこの手法を選ぶのは危険です。
それは基本的に何もしない(後整備)のですから、ツケが必ず回ってきます。
むしろこのユーザー車検は上級マニア向けだと思います。
ある程度のメカを熟知していて、常に愛車の状態を把握出来る人が望まれます。
自身でメンテ又は懇意の工場で作業箇所を指示出来るくらいの技量が無ければ、
必ずクルマをダメにするでしょう。
以上、どの手法が最善ということもありません。
アナタに向いた車検を選べば良いと思います。
車検という言葉に焦点を充てるなら、通りさえすればどの手法でも良いことになりますから。
Drのショップの車検? ここまで分解する必要ナシ
分解は車検と無関係ですが、参考までにショップのコンセプトは過剰整備もしないし、
何もしないわけでも無いというところです。
少なくとも車検時に発覚した不具合は対処しておりますが、基本路線はお財布に優しい
車検を目指しております。
これは決してPRではなく、本当のところですから誤解無きようお願いします 。