
日産ブルーバード410型 尻下がりが不評
不人気車が格好悪いという定義は無い。
売れないから不人気車という烙印を押されるのであ~る。
売れないと言うのは、いわば日本人受けしないということに正比例する。
最も、メーカーの販売力にも大いに左右されるから、格好だけで商売出来るものでも
ないのが辛いところである。

130型セドリック
小学生ながら一端のカーマニアであったDrは上記の二車はお気に入りであった。
それは、ファリーナがデザインしたからではない。
格好良いクルマはデザイナーがファリーナであったということだ。
というか、当時のファリーナはそれ程の知名度はなかったのではと思う。
(特に日本では)

ベルトーネ(ジュウジアーロ)のマツダルーチェ

ダイハツコンパーノ by ヴィニアーレ
当時は弱小メーカーほど一流デザイナーを使ったようである。
しかし、格好良くても不人気車には違いなかった。

ミケッロッティの日野コンテッサ(クーペ)
すごく綺麗なデザインじゃあ~りませんか!。
トラックメーカー日野とRrエンジンの特殊性が災いして売れなかった。
人気の有無は別にして、この時代のクルマは個性もあり、それなりに価値があった。
その後、国産車はとんでもないデザインの暗黒時代に移るのである。

シルビアの成れの果て

日産バイオレット

ブルーバードU
Drをして当時の不細工三羽烏と言っても良いと思う。(他にも多くあったが)
時代は1970年代初頭であるが、Drは早々に国産車を諦めて欧州車路線に転向していたのは
言うまでもない。
それは、デザインだけではなく、中身の問題も大きいのは当然である。
なぜ、この時代のアメリカンナイズされたデザインが不細工なのかを研究した
ことがある。
それはサイズの問題で、本家アメ車は車高変わらず(むしろ低い)ググっとワイドで
あるからバランスが良いのである。
それを、国産車は寸詰めにしてしまったのが間違ってる。
国産車と同サイズの欧州車デザインがより似合うのである。
ど~も、話が少々それたようである

一貫性がまるで無かった当時の国産カーデザインを批判したかったのである。

とても良かったスバルFF1
デザインは五分としても、中身のチープなカローラが超人気車で、このFF1は不人気車で
あった。
人気車だから、決して良いクルマではないということを知って頂きたい。
(特に特殊な日本市場では尚更なのである)