ショールームに一般公開?
すでに成約済みですから、告知する意味は商売上はありませんが、身近に見るバルケッタは予想以上に綺麗な
固体でした。
従って、準珠玉から珠玉に格上げさせて頂きました 。
今更バルケッタかもしれませんが、個人的にバルケッタは思い入れのあるモデルでした。
Drの手による本邦初上陸! click!
デビューと同時にイケると踏んだDrはいの一番に輸入しました。
1995年の出来事ですが、テスター笹目二郎さんが来店されて乗って頂きました。(by ル・ボラン)
時の経つのは早いもので、20年以上も以前の出来事でした。
この個体をもう少し検証してみましょう。
1996y 実走行2.2万km! 正規物
ノンレスオリジナル
フルノーマル
運転席のみやや使用感あり
タワーバーはノンオリジナル
木製ケース入りのマスターキーとタッチペン
この個体に関しては、大袈裟に言うと、ちょっとヒストリーがありました。
関西では古い方から1、2を争う老舗ショップの顧客様のお嬢さんは、バイクで東京からも平気で乗って帰るお転婆?さん
でした。
それが親御さんに発覚して、バイクの代わりにこのバルケッタを買い与えたそうです。
お嬢様は、その後バルケッタクラブに入会したりとか、かなりご熱心だったそうです。
しかし、乗る機会がないということで、今回手放されたそうです。
そのボディコンディションから屋内保管であったのは間違いないでしょう。
町内絶好調の図
まさに実走行2.2万kmの走りで、危惧していたエンジンガラガラ音も全くNPでした。
コンパクトなボディと小気味良いシフトは、まさにバルケッタここにありです。
この個体を無理言って業販して頂いた老舗店の勤続30年だと言うベテラン営業マン氏から聞いた話なんですが、
初取引にも拘わらず、Drのショップをご存知だったようで、ジュリアに興味があた営業マン氏はDrのショップ
を来訪したことがあったそうです!。
商売上は限りなく利が薄い個体なんですが、売るというよりも預けるというイメージであれば、次回に戻ってきた
時はまともな商売が出来るというものです。
それなりの個体(しかない?)をそれなりの価格で販売したほうが、利は大きいのは間違いありません。
しかし、プチレスコストは必須で、総合すると何もしなくて良いこの個体のほうが遥かにお徳です。
何より、初期性能を保っていると言うのが大きなメリットです。
利益の追求は商売上大事ではありますが、むしろクライエント様に喜んで頂けるのが何より嬉しいと思うDrであります 。