車速線図、駆動力曲線、走行抵抗曲線がひとつにまとまったものが走行性能線図
走行性能曲線図とも言うみたいですね。
走行性能線図の読み方を少し勉強しました。
~第3速で水平路を60km で走行しているとすると、図中ACが第3速における駆動力、ABが走行抵抗を示している。
駆動力はC点より1700N、走行抵抗はB点より300Nと読み取れるので、1700N-300N=400Nが余裕駆動力となる。
余裕駆動力は、加速や登坂の力となり、この値が大きいほど加速がよく粘り強いことになる。~
随分昔の話ですけどシトロエンZXに乗っていた頃、たしか山科に抜ける長い上り坂だったと記憶していますが
全然走らなくて後ろのBMWにかなり煽られて焦った記憶があります。
それまでは非力なんて感じた事はなかったのですが・・その状況におけるZXの余裕駆動力が乏しかったということですね。
テキストに戻って・・
~余裕駆動力は高速になるにつれて減少していき、加速され方が鈍くなっていく。そしてついに余裕駆動力が
0になったとき、つまり駆動力と走行抵抗の値が等しくなったとき、クルマはそれ以上加速することができなくなる。
図では駆動力曲線と水平路0%の走行抵抗曲線が交わった点Mがそれを表し、点Mより最高速度は150km/hと読み取れることになる。~
最高速度って読んで字の如しとしか思っていませんでしたけど、自動車工学的に捉える?とこういう説明になるということでしょうか・・
通信教育の提出課題では一問間違えました。解説にあるように、まず10%勾配の走行抵抗より
も3速ギヤの駆動力が上回っている範囲の車速が最も速いところで、図のB点を起点に考えないと
いけなかったですね。(どうやって解いたのかすでによく覚えていませんが・・汗;)
”最高速度とは”でネット検索すると、そういう工学的な定義ではなく法的最高速度に関する記事がたくさん出てきます。
https://ja.wikipedia.org/wiki/最高速度 ←閲覧注意 ボリュームあります
記事の内容が正しければ、速度無制限で有名なアウトバーンも段々その走行区間が短くなっているようです。
最後は3年ほど前の速度リミッターに関する記事ですが、法的制限速度とも関連するので、中々デリケートな内容だと感じました。
(GPSで特定の場所だけリミッターが外れるようになっている車種もあるそうです。)
記事の最後には、スピードを出すことを助長する記事では決してなく安全運転を!と締めくくられていますが、
速度無制限のアウトバーンで起きる事故は、大変大きな事故になる(当たり前といえば当たり前?)と昔なにかで読んだことがあります。
まぁ、日本ではサーキット以外ほとんど関係ないと思いますが、実際にスピードが出てなくてもスピード感と運転が楽しめればイイのではないかと思うのですが・・でも本当にスピードが好きな人はそうはいかないのかもしれませんね。