Dr.Horiiのひとりごと

徒然なるままにクルマや日々の出来事を書きとめた雑記帳です。
個別連絡は075-934-0282までお願いします。

Drは完全主義? 続き

2010-02-09 21:19:35 | 修理日記

Tさんの理想的な2000GTV(バリ物!)       泣く子も黙るBOMBAROSSAのデカールが


DrのエンジンもO/Hしましょうという提案にお客様は快諾して頂きました。

O/Hの内容も全てDrに任せておおまかなご予算のみ提示下さいとお願いしました。

こちらも全面的に賛同して頂き早速作業を進めることにしました。



理想的な↑カラシ色2,000GTVのエンジン


今から20年近くも昔のことでした。

Drは神戸の某所までジュリエッタスパイダーを見聞に行くために当時の愛車であるJaguar XJ6 Sr3に乗り名神を走行していたら↑カラシ2,000GTVに追い抜かれました

その時のカラシの快音は今でも脳裏に焼き付いておりますw。


そうなんです、川崎さん?。

この快音エンジンのビルダーはあのDrが尊敬する元伊藤忠オートのFさんであのDrとの合作世界で一台のSpiderの製作者でもあります。

名神でDrと遭遇したのは同じくジュリエッタSpider見聞のために現地集合だったからです。

余談ながら見聞の後はあのランチャのレストアで有名なフルヴィアートさんにお邪魔して楽しい思い出となりました。

この理想的なエンジンを作るために今回はF氏にO/Hを依頼することにしました。



早くもバラバラですw


ジュリア105の2,000エンジンはトルクフルですが高回転域が眠たいのです。

それを改善するのは各部バランス取り(3方向?)を始めノウハウが有ります。

F氏のエンジンは低回転域からトルクフルに高域までスムーズに回ります。

Drも過去に数基ははFさんに依頼しておりその耐久性を含めた出来映えは申し分ありません



エンジン型式「01544」は珍しい?      1750に搭載の2,000エンジン


この型式はUS仕様のエンジンですが同じ2,000ccで特に問題ありません。

拘るならオイルのディップスティック位置等が異なりオリジナル派からは若干白い目で見られるかもしれません

しかし今回のO/Hを機にオリジナルのFtカバーで組み付けてリファイン予定です。

この辺りのセンスは私とF氏はピッタシ合います



変ですネ~変ですネ~w      右が積まれていたの2,000エンジン(インマニの図)



この間違い探しを的中させた方はかなりのメカ通と言えます。

Drも恥ずかしながらあり合わせで過去に搭載した為知りませんでしたw。

もちろん2,000は左の大きいポートが標準ですから元に戻します。


今回の軽チューンを含めたO/H内容ですがF氏とDrの協議の結果以下の仕様になりました。


ピストン(ライナー)はオリジナルのCR10:1(※)

カムシャフトはご存じ10548ヨーロピアンカム

ピストン、コンロッド等は公差を最小限にモーメント方向もリバランス

その細部はF氏に任す

これでほぼ理想的な2,000エンジンが完成予定です。


カラシ色2,000GTV装着のIAP製と思われるヘッダーも装着予定です。


※ Drのワンポイントレッスン

CR10:1のピストンはSr4 Spider(type115)のモトロニック仕様に存在します。
(Drもこれは知りませんでした


作業はだいぶん進んでいるようでDrも楽しみにしております。


完成の暁にはDrがレポートしますので乞うご期待下さい!

















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Drは完全主義?

2010-02-07 21:03:09 | 修理日記

仲良くボディカバーの図


通常ボディカバーを掛けて保管するというのは雨や直射日光を防ぐためですね。

賢明な読者の方であればDrのことだからワザと隠してガビ~ンと驚かそうとしているのじゃないかと思われるかもしれませんネw(笑)。

ハハ~、そんなネタバレするようなことをDrはしないぜよ。←新キャラかもw



中身はジュリアが二台でした    段付1300GTJと1750GTV前期モデル


この二台は当ブログにもすでに登場してきました。

1750はお客様の要望で予算に糸目をつけずにDrが仕上げた一品です。



ツルツルピカピカ       Drも納得の出来映えで新車同様?



隙があったらかかってこんかいw!(笑)


こと外装に関しては新車と言っても良いコンディションです。

この個体はお客様が個人売買で仕入れて来られて後の作業はDrが担当しております。

今のところ手を下したのは前回のボディ回りがメインでありましたが一点Drが気になる箇所がありましたw。



ガビ~ン!      エンジンがありましぇ~んw←又?w
   

気になる箇所とはエンジンが無いからではありましぇ~ん(笑)。


そうなんです川崎さん?。


かってこの1750GTVはオリジナルエンジンがブローして2,000に換装しております。

そのエンジンはショップ在庫の中古エンジンで調子は可もなし不可もナシ程度でありました。

そこでDrはオーナー様に提案しました?!。


「ここまで綺麗になったのですからエンジンもやりましょう!」


続く


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何でも売りまっせ~!w

2010-02-05 20:40:49 | Drの番外編(秘密)

ピカピカツルツル      スズキエブリィワゴン PZターボスペシャル(新車)


Drのショップは軽四専門店ではありましぇ~ん。←いきなりですネw

この不景気な世の中イタ車だけでメシが食えると思ったら大間違いダスw。

Drはご要望があればお客様のリクエストにお答えします。

(お客様は神様です)


そうなんです川崎さん?。

某お客様が商売用のクルマを乗り換えたいけどDrのところでも買えますかなる問い合わせがありました。

お客様は面倒なら全然断ってくれても良いですと気遣って頂きました。


考えてみれば国産車の新車を販売した記憶は創業以来ありません。

この場合は仕入れルートが問題となるのですがDrの実家のお向かいさんがスズキディーラーの所長さんで即商談は成立しました



早くも納車準備の図w


どんなメーカーであれクルマを購入となれば夢が膨らむ物です。

お客様は附属パーツをしこたま買い込み取り付けて欲しいとリクエストされました。

ちなみに・・


カーナビ、ETC、HIDバルブ、ステアリングホイール、ホーン、サイドマーカー類
スタッドレス、フィルム、ガラスコート etc・・・

「そんな面倒なことは自分でやりなはれ」とは口が裂けても言えましぇ~んw(笑)。



カーナビ装着完了の図


軽四と言っても価格は車両代に附属パーツを含めるともはや180万円くらいになるのですネ!

これだけ出せば結構良いアルファが買えますからネw。

今回の商談はまさにお客様に対するサービスです。

たとえ利益は薄くても損失はないのですからそれでお客様に喜んで頂けるなら全然ノープロブレムです。

だいたいDrは頼まれると嫌とは言えない性格ですからネ

よって余程じゃ無い限りDrは無理難題も含めて受けまっせ~!。


お客様は神様です(笑)










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お呼びがかかりました?

2010-02-04 20:29:13 | 雑記帳

どこから見てもアルファのディーラー?


そうなんです川崎さん!←いきなりですネw

Drはディーラーさんからお呼びかかりました。



2/13(土)オープンに先駆けての内覧会ダス


京都のFAJ正規ディーラーさんが新たにショールームをオープンされました

この日は内覧会というだけに誰でも入れる訳ではありません。

もちろん限られたVIP?の人にだけお呼びがかかるわけです。

Drはもちろん重要取引先ですからお声がかからないわけはありません。←ホントかな?w



ツルツルピカピカ      仲良く新旧二台の500を展示


FAJのCI通りに大枚投じてリフレッシュされたショールームは文字通りツルピカでありました。

旧知の社長さんに会長さんに総支配人までがDrをうやうやしく出迎えて頂きました。

慣れない局面はまさにキンチョ~のDrであります


「ジャンジャンバリバリ売って上玉の下取り車を回してネ!」なんて口が裂けても言えましぇ~ん!w(笑)。

「立派なショールームは最高(サイバンショw)ですね!」と繕うDrであります




Drもお初の8Cコンペンツォーネが!


初めて見た現物はなかなかイケてました。

ちなみにドアーは施錠されており開けることは出来ません。←注意書きあり


しかし・・・



Drマジックで開いた?!


そんなマジックはありましぇ~ん!(笑)。

VIP待遇のDrの場合は係員が気を利かして開けてくれるわけなんです



ガビ~ン!      DrのジュリエッタSpiderやおまへんかw


そうなんです川崎さん!。

ぜひDrのSpiderをオープン記念に展示させて欲しいという要請がありました。


「展示料くれたら構いませんで~」とは口が裂けても言えましぇ~んw(笑)。


もちろん日頃お世話になってるディーラーさんなので二つ返事でOKのDrでありました。



特別室とはこれいかに?


この特別室というのは納車ルームだそうです。

お客様に新車を納車するときはこの部屋を使い取り扱いを説明したりするそうで扉を開けると表の道路に出られます。

まさにうやうやしく納車するための特別室なんですネ 



ツルピカのファクトリー


こちらもリフトが6基をはじめ羨ましいような設備でありました。

さすがにディーラーさんは違いますネ!。

最後におみやげまで頂き帰路に着きましたが若干疲れました

いくら懇意とは言えツルピカのショールームは気を使いますからネw。

だからDrは遠慮してあんましディーラーさんには行きましぇ~んw(笑)。

正規物新車は迷わずアルファロメオ京都さんで買って下さいネ!。

並行物と中古車はDrのショップで買って下さいw。


持ちつ持たれつを目指すDrであります (苦笑)。




























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DrゴルフⅥに乗るの巻  続編

2010-02-02 20:46:42 | 試乗記

TSIとDSGはいかに?     オーナー様に敬意を表して試乗の図


TSI(直噴+過給器)とDSG(デュアルクラッチシステム)は評論家(志望w)のDrとしては体験する必要のあるアイテムでした。

Drは恐る恐るセレクターをDレンジに入れて発進しました。



ごく普通のセレクターレバーw      ちょっと物足りない?w


Drの脳裏にはあのセレスピードの改善型というイメージがあったのですがそれは見事に裏切られました。

結論から言いますと全く普通のトルコンのようにスムーズでありました。

門外漢には決してこれが1st~7thまで自動的にシフトしているとはとても思えません!。

それほどショックもなくスムーズということなんですネ

セレスピードの忌まわしい失速感とはまさに雲泥の差としか言いようがありません。



DSGのコンポーネント


DSGがセレスピードと構造上の大きな違いは文字通りクラッチをダブルで使い奇数ギアと偶数ギアのバトンタッチに予めもう一方のクラッチをオーバーラップして繋いでおくというものです。

この為にセレのようにショックが無くスムーズなシフトアップ(ダウンも)を可能にしたのです。

アルファの名誉の為にまもなく登場するMiToのDSGに期待したいところです。



僅か1,500rpmで6速にシフト!


驚いたDrは早速6速のギアレシオを調べたら0.951でした!。

(ファイナルレシオは1-4速4.437 5-7速3.227と異なる)

普通のクルマなら4速と5速の中間くらいでしょうか?。

昔流で言えばオーバートップですネw。

この回転からもアクセルを踏めば痛痒感なく加速します。

最もこれはTSIエンジンとDSGの連携プレーの賜と思うDrであります



1.4TSI Comfort 122PSの出力曲線図    1,500rpmでこのトルク!


このTSI1.4は体感上特別低速トルクが強いとは思えませんでした。

しかし、この回転域から加速しようとアクセルを踏むとDSGは電光石火のごとくシフトダウンしてTSIエンジンをフォローしてくれるのです。(タイムラグ0.03秒!)

それも二(三?)段飛ばしで6th→4th(3th?)というふうに速さでメーター内のシフトインジケーターを見れば変化しているのがわかります。

それは余りに早いのと7速も段数があるために体感上は一体何速で走行していて何速にダウンしたというのはわかりましぇ~ん!(笑)。

セレスピードのシフトダウンは人間が操作した最高の動作をイメージして作られたのだと思います。

これはこれで感激物だと言えますがDSGは根本的に違い頭の良いコンピューターが何事もなくシフトするといったフィーリングです。

前者はアナログ的で後者はデジタルティック?と言えるのじゃないでしょうか?。

(Dr独白w)



同じ1.4TSIでもHighline(160PS)にはパドルが付く


推測ながら7速もあるシフトを一々パドル(マニュアル)でシフトする人は居ないのじゃないでしょうか?

パドル(マニュアル)が役立つのはやはりワインディンロードのシフトダウンを頻繁にしたい時くらいだと思います。



DSGの坂道発進テストの図


坂道発進テストは果たしてセレのようにブレーキをリリースしたとたんズリ落ちるかのテストです。

残念ながらセレはズリ落ちてしまいデパートの自走立体パーキングの渋滞では難儀します。
(ヒルストップ付きを除く)

世の中のオバ様達はこれで次はアルファは絶対買わないなんてことも考えれますネ


最初セールス氏の説明では「3秒」はホールドすると言うことでした。

3秒以内にアクセルを踏めばズラないことになります。

ところがDrのテストではズルどころか加速するのですネ!w。

先ず上り坂で停止してブレーキを離すとズルこともなく静止状態です。

更に放置するとクリープ現象で徐々に前進するじゃあ~りませんか!。(3秒後)

ということは上り坂渋滞でもクリープしてくれるから完璧にラクチンなんですよ川崎さん!

この辺りは通常のATを越えていると言っても過言じゃありません。


Drは低排気量に付随装置でパワーアップと言うコンセプトにははなはだ懐疑的でありました。

しかしこのTSIとDSGのマッティングでDの疑念は消え失せました。

少なくともこのComfortい付随しているターボ(タービン)の音も聞こえません。


更に燃費の悪い代名詞のVWゴルフがこのTSI+DSGでは市内でも10km/L以上キープするそうです!。

動力の伝達にはスリップの無い乾式クラッチ(セレも同じ)ですから頷けないことはありません。


もう2,000CCのエンジンなんか無用の長物で1.4+付加装置が世界のデフォルトになるのでしょうか?。


そうなんです、川崎さん!。


ターボや過給器はスポーツカーの性能アップに使う時代じゃないのですよ!。

排気ガス対策や燃費にも良いということになるわけです。

人間がシフトするよりもコンピューターと二つのクラッチが労力無しに代行してくれるんです


それでもアナタはマニュアルシフトに拘りますか?。

拘る人はDrのショップが待ってまっせ~!(笑)。



(お後がよろしいようでw)


































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