孤帆の遠影碧空に尽き

年に3回ほどアジアの国を中心に旅行、それが時間の流れに刻む印となっています。そんな私の思うこといろいろ。

中国・西安  最終日 街中を行き惑う・・・いつものことですが

2015-09-23 21:16:10 | 身辺雑記・その他


(ライトアップされた西安市街中心に位置する鐘楼  明の太祖朱元璋が、西から長安に向かう龍の夢を見たが、その龍は巨大なライバルの出現を意味していると占いに出たことから、龍を鎮めるために建てられたとされています。場所は今の場所ではなかったようですが)

9月22日 中国・西安観光3日目

朝方小雨が降っている様子。

ただ、今日は陝西省歴史博物館や大雁塔付近などをひとりでぶらつく予定なので、小雨程度なら大きな支障はありません。

出かける頃には霧雨が降ったり止んだりといった程度。
陝西省歴史博物館へは地下鉄で移動。

チケット売り場には長蛇の列が。
前日ガイド氏から聞いた話では、「無料で入れるがすごい列ができており、パスポートチェックなど面倒。有料ならすんなりとはいれます」とのこと。

霧雨のなかを並ぶのも面倒なので、有料で“すんなり”と入ろうとしたんですが、特別展示用のチケット売り場などもあって、どこでチケットを買えばいいかよくわからず、あっちへ行ったり、こっちへ行ったり。

ある売り場で、香港から来たようなおばさんが流ちょうな英語でいろいろ説明してくれたのですが、ほとんど理解できませんでした。

よく訳がわからないまま、とりあえず何かしらかのチケットをゲット。本当にこれで入館できるか自信がなかったのですが、なんとか入れました。
いつもこんな調子です。

ただ、チケット売り場付近に英語の案内などあってもよさそうに思うのですが。

館内展示については旅行記サイトへ譲りますが、さすがに歴代王朝の都であった「長安」の博物館ですから、質的に高い水準のものがそろっているようです。

やはり、こういうところはガイド案内付きで来るべきでしょう。素人では何が重要な展示なのか判断できませんので。

展示内容はともかく、客が多いのには困りました。(ほとんどが中国の方のように見えます)
大体、博物館なんてひっそりとしているものと相場が決まっていますが、館内にも人があふれかえり、列をつくりながら展示物の前を移動していく状態。

中国人民がこんなに歴史に興味あるとは知りませんでした。
いつもこんな調子なのでしょうか?

歴史博物館ですから、当然に西安事件を含めた抗日戦争を扱った展示室もありますが、こちらは閑散としていました。

歴史博物館を出て、地図上ではすぐ近くの大雁塔へ。

“すぐ近く”で楽勝のはずだったのですが、どこにあるのか、やはりわからなくなってしまいました。
これまたなんとか、かんとか、たどり着いて、チケットを買うと、これが大雁塔ではなく「大雁塔地下宮」なる、おそろしくB級なワンダーランドのチケットでした。

どれだけ「B級なワンダーランド」かは旅行記サイトで。(「秘宝館」までありました)
話の種にはなりました。

地上にもどって大雁塔へ・・・・と思ったのですが、見えてはいるのですが、塀で囲まれていて入り口がわかりません。
延々と塀沿いに歩いて、ほぼひとまわりして、「大雁塔は塀の外から眺めるだけで、中には入れないのかも・・・」とあきらめかけたときに、ようやく入り口を発見。

入り口を案内した付近見取り図ぐらい設置しておいて欲しいものです。
(道に迷った私が想定外の方向からやってきたせいでしょうか)

大雁塔に向かう途中の店で食べようとした昼食の麺が、やはり昨日と同じように痺れるような味付けで、ほとんど手つかずで残してしまいましたので、大雁塔では手持ちのパンなどで飢えをしのぎます。(こういうこともよくあるので、朝食の残りのパンを非常食として持ち歩いていました。)

大雁塔見物を終えて地下鉄駅近くまで歩いて戻り、4時過ぎ頃、イスラム系の店でやっと食事に。
チャーハンと卵・トマトスープといったものですが、両方とも2~3人前ぐらいの量があります。
あまり残すのも悪いので、頑張ってある程度の量を食べます。

一旦ホテルに戻り休憩。明日は朝のフライトで上海経由で帰国です。
暗くなった頃、西安市街の最後の散策へ。

ライトアップされた南門、鐘楼などをカメラに収め、職場へのお土産のお菓子などをスーパーで購入。

以上、短い西安旅行でしたが無事終了。
コメント
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