今朝は6時から町内会の児童遊園の掃除に参加し、自宅に戻り少々朝寝をしたのですが、先週3日続いた飲会での深酒がたたってか気力が湧きません。そこで午後は、温泉に出かけて体力回復に努めてきました。行ったのは自宅から車で10分くらいの裾花峡温泉元湯うるおい館です。湯あがりに、ほんわりとしたトロンボーンでも聴こうとべニー・グリーンのアルバムにしました。
BENNIE GREEN (べニー・グリーン)
BENNIE GREEN (TIME 1960年録音)
タイム・レーベルの作品「BENNIE GREEN」はソニー・クラーク(ピアノ)が参加し、しかも「Cool Struttin'」が聴けるとあってベニー・グリーン(トロンボーン)のアルバム中でも有名な1枚です。ただし、コンガが入っているので、それが嫌いな人は避けた方がよいです。
彼のトロンボーン本来の豊かな低音を生かしたプレイは、ゆったり気味に響きます。共演者はブルースを感じさせる人が多く、本盤でもジミー・フォレスト(テナー・サックス)、クラーク(ピアノ)、ジョージ・タッカー(ベース)、Alfred Dreares(ドラムス)、Joseph Gorgas(コンガ)というメンバーです。
曲目は、ソニー・クラークのオリジナルが3曲で「Cool Struttin'」、「Sonny's Crib」、「Blue Minor」に、スタンダードの「Sometimes I'm Happy」、「Solitude」そしてH・オーズリーの「And That I am So In Love」の6曲です。活気があって面白いのは「Sonny's Crib」です。うなりを伴ったメリハリをきかせたフォレストのソロ、グリーンもスムーズに続きます。次いで「Solitude」が早めのテンポですが、グリーンのこせこせしない優雅なプレイが印象に残ります。
裾花峡温泉(長野市)は650円の入浴料で利用でき、広い露天風呂もありますから、日常的に行くにもよいです。もっとも僕の行くのはほとんどそういうところだけですが(笑)。
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