先週、職場の近くのJA長野県ビルのホールで、信州フラワーショーサマーセレクションという催しが行われていたので、観てきました。長野県とJA(全農)との共催で、農林水産大臣賞や県知事賞も出されている品評会のようです。「トルコギキョウ」、「アルスロトメリア」、「カーネーション」などが出品され華やかでした。
最近、日本の女性ヴォーカリストの作品が、花盛りになりつつある気がします。以下に、このところ気に入って聴いているアルバム(CD)を掲載します。
(市原ひかり)
HIKARI ICHIHARA (市原ひかり)
SINGS & PLAYS (Pony Caniyon 2018年録音)
最近聴いた新しめのヴォーカルアルバムの中で出色のものです。6月の札幌訪問時に、ジャズ喫茶「Groovy」のマスターに聴かせてもらいましたが、辛口のマスターも推薦していました。チェット・ベイカー路線で「My Funny Valentine」から始まりますが、彼女の歌はトランペットとともに味わい深い。
共演のジョシュ・ネルソン(p)、ロブ・ソーセン(b)のプレイも出しゃばらず好感が持てます。録音もよさそうですし、さらに、ライナーノートには歌詞と市原さんの日本語訳が載っていて、アルバム全体として非常によく出来ています。
市原ひかりホームページ:hikari-ichihara.com
(情家みえ)
MIE JOKE (情家みえ)
ETRENNE (Ultra Art 2017年録音)
先日、情家みえさんのライブをいさつ歯科医院で聴きましたが、声に張りと潤いがあり、リズムへの乗りもよくて、好調ぶりがうかがえました。これは、彼女の最新作ですが、有名スタンダード曲に加え「You Don't Know Me」ではブルージーな歌唱を行っていて表現の幅も広く、多彩な内容で楽しめます。
情家みえホームページ:Mie Joke official website
(門馬瑠依)
RUI MONMA (門馬瑠依)
WORDS CAN'T DESCRIBE (Pirika Kuani 2019年録音)
サラ・ヴォーンが歌った曲を歌うというコンセプトで作られたアルバム。前2作が門馬瑠依さんのオリジナル曲を含む〈門馬ワールド〉だっただけに、これにはびっくりして、かつ喜んで、即購入しました。彼女のライブは2回聴いたことがありますが、このアルバムコンセプト路線のライブも聴いてみたい。次作にも期待。
門馬瑠依ホームページ:MONMA RUI official website
【信州フラワーショー】
この幟に惹かれてホールへ。
ロビーでは花束も売られていました。
会場内です。トルコギキョウ。
かすみ草。いい雰囲気。
アリストロメリアだと思います。
ダリア
菊も見事でした。