安曇野ジャズファンの雑記帳

信州に暮らすジャズファンが、聴いたCDやLPの感想、ジャズ喫茶、登山、旅行などについて綴っています。

クリンソウに会いに荒船不動尊から荒船山へ登山(2)【艫岩、荒船の湯の「みそ豚丼」】

2022-05-31 19:30:00 | 登山・ハイキング

荒船山登山の2回目です。今回は、艫岩(ともいわ)の様子、復路、温泉と昼食に立ち寄った「荒船の湯」などについて記します。行程を再掲します。

【行 程】

荒船不動尊駐車場 8:38 → 星尾峠 9:21 → 経塚入口 9:38 → 荒船山(経塚山)山頂 9:47 → 艫岩 10:36

艫岩 11:01 → 経塚入口 11:28 → 星尾峠 11:42 → 駐車場 12:18

(艫岩、艫岩からの景色)

相沢分岐まで来ました。艫岩まで200mです。

東屋のような建物があります。トイレは使用禁止になっていて、入れないようになっていました。

艫岩。展望台になっていて、見えている山の表示板もありました。

正面には浅間山が見えます。方向的には北ですが、最初、方向が全くわからず、地図を見ては首を捻りました。

左にふって撮りました。すごい崖です。

東屋に入り、ドーナツなどおやつをいただきました。ドリップパックの珈琲は、魔法瓶に入れて運んできたお湯で淹れました。一人の時は、コンロを持ってきません。カップヌードルとパンは、もってきています。

(復 路)

荒船不動尊に向けて出発。

途中、クリンソウの群生地に寄り道しました。何度観てもよいです。

まずまずはっきりと撮れたクリンソウ。

経塚(行塚)入口。ここまでは平坦な道です。

経塚入口から下りていきます。

登山道脇には、いろいろな種類の小さな花がたくさん咲いていました。

日に照らされて、樹木がきれいでした。

名前はわかりませんが、あまり見かけない花でした。→ 花の名前は「ハタザオ」。きまぐれ親父さんからご教示いただきました。

花の名前は「クワガタソウ」。きまぐれ親父さんからご教示いただきました。

星尾峠

名前はわかりませんが、きれいでした。実際には小さな花です。→ 花の名前は、「ヒロハコンロンソウ」。きまぐれ親父さんからご教示いただきました。ありがとうございます。

荒船不動尊の横に到着。駐車場まではすぐです。

【荒船の湯】

住所:群馬県甘楽郡下仁田町大字南野牧9326-1 
電話:0274-67-5577
ホームページ:下仁田 荒船の湯|群馬/日帰り温泉/スパ/ワーケーション/お食事 (arafunenoyu.com)

国道254号、内山大橋を渡り群馬県側に下りて、下仁田町にある「荒船の湯」に行くことにしました。

入口のところにあった、この張り紙を見て、お昼は「みそ豚丼」に決定。

温泉。露天風呂もありました。中の様子については、荒船の湯のホームページをご覧下さい。

食堂。後方には、畳席があって、そちらには何組もお客様がいました。

みそ豚丼。

お肉がボリュームありました。味噌で漬け込んであるので、柔らかくて、味噌味もよかった。

刻んだワサビ。『これをつけてお肉を食べてみてください』と言われましたが、そのとおりで、少しピリッとして、そこにやや甘い味噌味が加わり、お肉が一層引き立ちました。・

このお皿は、豚肉を取り分けるのに使うようです。

一部をお皿に移したので、隠れていたご飯が出てきました。美味しくいただきました。


クリンソウに会いに荒船不動尊から荒船山へ登山(1)【山頂、クリンソウの群生】

2022-05-30 19:30:00 | 登山・ハイキング

5月29日(日)に、クリンソウを観に荒船不動尊から荒船山へ登りました。花の見頃は、6月上旬のようですが、小さな沢沿いに咲いているものもあって、花を見ることができ、嬉しいハイキングでした。

荒船山上の平坦な樹林帯は穏やかでしたが、艫岩では風が強く、とても崖の近くには行けない状態でした。近くでおやつを食べて戻り、群馬県側に少し走り「荒船の湯」で温泉と昼食。

【行 程】

荒船不動尊駐車場 8:38 → 星尾峠 9:21 → 経塚入口 9:38 → 荒船山(経塚山)山頂 9:47 → 艫岩 10:36

艫岩 11:01 → 経塚入口 11:28 → 星尾峠 11:42 → 駐車場 12:18

(駐車場~荒船山(経塚山)山頂)

荒船不動尊駐車場。7~8台停まっていて、群馬県をはじめ東京都など関東圏のナンバーがほとんどでした。

不動尊まで林道を少しだけ歩きます。

荒船不動尊。お参りしました。

不動尊からは、登山道になります。狭いところもありますが、歩きやすい道です。

小さな沢を渡る箇所が2~3ありました。

左右にジグザグに進みますが、傾斜は緩やかです。

峠のようです。

星尾峠。ロマンチックな峠の名前です。

星尾峠から荒船山頂まであと2km。

左に折れて進みます。

階段があって、そこを登ると尾根のようです。

経塚入口に到着。右折すると経塚(行塚)山で、荒船山の山頂になります。

10分ほど歩くと経塚山です。少し傾斜があります。

経塚山山頂。標高1,423m。

祠があったので、お参り。山頂からの展望はありませんでした。

(荒船山上の平地)

経塚山から下りてきて、艫岩のある相沢分岐方面に進みます。

クリンソウ群生地とあったので、行ってみました。

しかし、ここはまだ早いようで、僅かな花が見られただけでした。

中には咲いているものもありました。水が流れている場所でもないのに群生地となっていたので驚きました。湿地で水が多い場所なのでしょうか。

平らな樹林帯を気分良く進みます。クリンソウの群生地は、この先にもあります。

(クリンソウの群生地)

小さな沢に沿って水が流れていて、その両側にクリンソウがありました。咲いているものも結構あって、目を楽しませてくれました。

樹を取り囲むようにして、クリンソウがあります。

(2)へ続きます。(2)では、艫岩の様子、復路、温泉と昼食のため立ち寄った「荒船の湯」などについて記します。引き続き、ご覧いただければ幸いです。


クリフォード・ブラウン、メイナード・ファーガソン「JAM SESSION」、「珈琲哲学安曇野店」の牡蠣ナポリタン。

2022-05-29 19:30:00 | トランペット・トロンボーン

スパゲッティを食べに「珈琲哲学安曇野店」に行き、広島牡蠣ナポリタンを注文。牡蠣がふっくらとして、美味しかった。珈琲哲学は、群馬県高崎市発祥の4県にお店があるローカルチェーンです。ふっくらとしたトランペットの音を。

CLIFFORD BROWN (クリフォード・ブラウン)
JAM SESSION (EmArcy 1954年8月録音)

   

本作はジャムセッション形式の録音なので誰がリーダーなのか判然とはしないのですが、クリフォード・ブラウン(tp, 1930~1956年)が残した録音は全て貴重で、ここでも優れた演奏を行っているので、ブラウン名義にしました。

メンバーは、クリフォード・ブラウン(tp)、クラーク・テリー(tp)、メイナード・ファーガソン(tp)、ハーブ・ゲラー(as)、ハロルド・ランド(ts)、リッチー・パウエル(p)、ジュニア・マンス(p)、キーター・ベッツ(b)、ジョージ・モロウ(b)、マックス・ローチ(ds)、ダイナ・ワシントン(vo)。録音場所は、ロサンゼルス。

曲目は、次のとおり。

1  What is This Thing Called Love (Cole Porter)
2  Darn That Dream (Eddie DeLange,  James Van Heusen)
3  Move (Denzil Best)
4  My Funny Valentine、Don't Worry 'Bout Me、Bess, You is My Woman Now、It MIght As Well Be Spring
2の「Darn That Dream」に、ダイナ・ワシントン(vo)が参加しています。

3人のトランペッターが登場し、各人が個性豊かなソロをとっているところが一番の聴きどころでしょうか。極めつけは、バラード・メドレーの中の「It Might As Well Be Spring」におけるクリフォード・ブラウン(tp)の演奏だと思いますが、マックス・ローチ(ds)はじめメンバー全員が乗っています。

MAYNARD FERGUSON (メイナード・ファーガソン)
JAM SESSION (EmArcy 1954年2月録音)

   

メイナード・ファーガソン(tp, 1928~2006年)は、「スターウォーズ」や「ロッキーのテーマ」で、ヒットを飛ばしたカナダ出身のトランペッターです。1950年からスタン・ケントン楽団に参加し、53年に退団してスタジオ・ミュージシャンになっていた時期の録音です。

メンバーは、メイナード・ファーガソン(tp)、ハーブ・ゲラー(as)、ボブ・クーパー(ts)、ボブ・ゴードン(bs)、ミルト・バーンハート(tb)、クロード・ウィリアムソン(p)、ジョン・シモンズ(b)、マックス・ローチ(ds)。ロサンゼルス録音です。

曲目は、次のとおり。

1  Our Love Is Here To Stay (George Gershwin)
2  Air Conditioned (Maynard Ferguson)

「Our Love Is Here To Stay」では、リラックスした各人のソロが楽しめ、ウェストコーストジャズといった雰囲気です。メイナード・ファーガソン(tp)は、高音部(High Notes)を吹くことで知られていますが、ここではやや抑え気味です。本作のジャケットは、構図や色合いがよく、『ジャケット名盤』ではないでしょうか。

安曇野市の家で聴いているところです。

ジャケットのアップ。2枚の他に、「Study in Brown」、「In Concert」を飾ってみました。

【珈琲哲学 安曇野店】

住所:長野県安曇野市豊科2637-46 
電話:0263-73-0606
ホームページ:コーヒー通販ならコーヒー専門店「珈琲哲學」 (shop-pro.jp)

珈琲哲学安曇野店外観。

薔薇のアーチがちょうど見ごろでした。

薔薇のアップ

店内

メニューの一部

セットのサラダ。大根の千切りが瑞々しくて、爽やかでよかった。ミニトマトやレタスなど。

広島牡蠣ナポリタン

牡蠣は4個入っていました。ナポリタン味になっていましたが、相性は悪くなかったです。

セットの飲み物は、珈琲をいただきました。また寄りたいお店です。珈琲哲学は、現在、群馬県に1、長野県に7、茨城県に3、富山県に2店舗あります。


長野駅前の「信州戸隠そば味処 ぼっち」で、雨宿りを兼ねて夕食

2022-05-28 19:30:00 | グルメ

5月25日(水)の長野市は、夕方から雨が降り出し、強烈な雷雨になりました。僕は傘を持っていなくて、雨宿りに蕎麦でもと思い、久しぶりに長野駅前の「ぼっち」に入りました。

10割そばと野菜の天ぷらを注文したところ、本日の10割そばは、僕の注文でお終いで、蕎麦自体もあまり残っていないようでした。戸隠蕎麦を長野駅前で食べれるので、観光や電車を待つ方にも人気があるようでした。

お店は、回り階段を下りて地下1階にあります。

店内。しっかりと区切りが設けられています。

そばのメニュー

ノンアルコールビールもいただきました。

お通しは、厚揚げを煮たものでした。

まず、野菜の天麩羅がきました。

天つゆ

カボチャ、ナス、アスパラガス、インゲンなど。

一番右は、フキノトウでした。

ジャガイモが隠れていました。

十割そばの普通盛りです。ボッチ盛りになっています。

甘みも感じられる、さらさらとした蕎麦で、十割という感じがしました。

薬味

そば湯

お酒を飲んでいる方達もいました。馬刺しなどおつまみもあります。

出てきたところです。

雨が激しくなっていました。目の前は長野メトロポリタンホテルです。

【信州戸隠そば味処 ぼっち】

住所:長野県長野市南石堂町1326 長野プラザホテルB1F
電話:026-223-5630
ホームページ:信州戸隠そば味処 ぼっち


内藤誠著「映画の不良性感度」(小学館新書)。映画の紹介も多数あります。

2022-05-27 19:30:00 | 読書

内藤誠著「映画の不良性感度」(小学館文庫)が面白そうだったので、購入して読みました。

   

表紙

(著者略歴)

   

(感 想)

『酒とジャズの薫るシネマ論』という惹句が気になり購入しました。著者の内藤誠さんは、東映で映画監督を務め、脚本も書いた方ですが、僕は知りませんでした。けれども、作品を観たことのある降旗康男監督や深作欣二監督の下で助監督を務めているので、親しみが湧きます。

第7章「追憶の日々と人たち」は、俳優の梅宮辰夫や千葉真一が登場し、現場のエピソードがたくさん出てきて、ことに興味深い。第5章「映画とジャズ」では、監督として音楽にジャズを使い、プライベートでもジャズ喫茶やライブに足を運んでいて、僕は嬉しくなりました。

様々な映画の紹介があり、中から、ピーター・ファレリー監督「グリーンブック」とマーティン・スコセッシ監督「ウルフ・オブ・ウォールストリート」に興味を惹かれてDVDを借りてきました。著者と僕の感想の対比ができそうです。

内藤誠監督の映画「明日泣く」より。本書の第5章「映画とジャズ」の扉から。

本書の第7章「追憶の日々と人たち」の扉より。内藤監督や菅原文太、梅宮辰夫が写っています。

(本書で紹介されている映画の一部が帯の裏に掲載されています。)

  

   

借りてきた「グリーンブック」です。今週末観たいと思います。

   

借りてきたDVD「ウルフ・オブ・ウォールストリート」。これは来週にでも観るつもり。