安曇野ジャズファンの雑記帳

信州に暮らすジャズファンが、聴いたCDやLPの感想、ジャズ喫茶、登山、旅行などについて綴っています。

北アルプス展望の光城山散策、帰りにCoCo壱番屋安曇野インター店でスープカレー。

2023-12-31 19:38:48 | 登山・ハイキング

昨日は、あまりの天気の良さに光城山に出かけました。歩き始めたのは11時過ぎですが、訪れている方が結構いて、驚きました。お弁当持って出かけるのに最適な山ですが、温かい気候のためもあると思います。

お昼時でしたが、眺望もよくて、常念岳はもちろん、鹿島槍ヶ岳、五竜岳、白馬三山も見えて、満足して下りてきました。昼食は、蕎麦屋が混んでいたいので、ココ壱番屋でスープカレーをいただきました。

駐車場

倒木注意の貼り紙があります。

トレイルランニングの練習でしょうか。走って下りてきている方がいました。

穏やかな道です。今回は、直に登るというよりも、迂回気味のなだらかなルートを歩きました。全体の距離は短いので、時間はさほど変わりません。

南方面の光景。奈良井川が見えます。この川は、安曇野市明科で、大町市方面からきている高瀬川と合流し、犀川になります。

山頂まで5分の標識。右に下りて行くと田沢城跡の登山口になるようです。そちら方面からも一度登ってみたい。

桜並木の下を歩いています。

山頂直下の広場を歩いています。奥右には休憩小屋が見えます。

このへんから視界が開けます。大町市、白馬村方面で、左から、爺ヶ岳、鹿島槍ヶ岳、五竜岳、白馬槍ヶ岳、白馬岳などが見えています。

西側正面です。常念岳、横通岳、東天井岳など。右に富士山の形をした有明山も見えています。

常念岳。これは少し低い地点からです。雪は少なそうです。

山頂。奥には、火の守り神を祀る古峯神社があります。二組の方が昼食休憩中です。

神社の裏手を抜けて、長峰山方面に来ています。ここで左折して駐車場に戻ります。

北廻りコースを下りて行きます。近年、樹木が伐採されて、展望が非常によくなりました。

どんどん下りてきて、さくら池です。さすがに北側なので、氷がはっています。多分表面だけ。すぐ隣が駐車場です。

【CoCo壱番屋安曇野インター店】

住所:長野県安曇野市豊科南穂高140番地1 スワンガーデン安曇野内
ホームページ:カレーハウスCoCo壱番屋 (ichibanya.co.jp)

入口

メニュー。この前も食べたのですが、本日も骨付きチキンスープカレーを注文。

骨付きチキンスープカレー。ご飯は、普通盛りの200gです。

骨付きチキンスープカレー。去年に比べて、スープがすっきりとして、美味しくなったように感じます。

骨付きチキン。

野菜。ナス、オクラ、キャベツ、ニンジン、じゃがいもと、量も充分でした。年末は飲食店がどこも混みますが、すぐ入れてありがたかった。

本稿が、今年2023年の最終記事になります。今年一年間、ご覧いただきありがとうございました。皆さまよいお年を。


イオンモール松本の「富金豚」と「星乃珈琲店」で、友人と忘年昼食会。

2023-12-30 19:30:00 | グルメ

12月29日に、友人のWさんと忘年会を開催。ランチにすることにし、イオンモール松本の富金豚で「冬の贅沢御膳」、星乃珈琲店で「ブルーマウンテンブレンド」をいただきました。

「冬の贅沢御膳」に「帆立貝柱」を追加でつけましたが、それがとても美味しく、星乃珈琲店の「ブルマンブレンド」も、全国チェーンとは思えない良品でした。行楽の打合せも捗り、よい忘年会になりました。

【富金豚 イオンモール松本店】

住所:長野県松本市中央4-9-51 イオンモール松本 1F
電話:0263-87-3886
ホームページ:際コーポレーション株式会社 (kiwa-group.co.jp)

冬のおすすめ御膳のメニュー。

厚切りとんかつのメニュー。こちらも気にはなりました。

「冬の贅沢御膳」と、それに追加して、「帆立貝柱」を注文。

左から、帆立貝柱のクリームコロッケ、ヒレカツ、大海老、帆立貝柱。

クリームコロッケ。ボリュームあります。

ヒレカツ。

大海老。ぎっしりと身が詰まっていました。

帆立貝柱。しっとりとして、非常に美味しい。

ごはん。

味噌汁。ダイコンや豚肉などが入っています。

小鉢。

【星乃珈琲店」

住所:長野県松本市中央4-1371-23 イオンモール松本 
電話:0263-31-5731
ホームページ:星乃珈琲店 オフィシャルサイト (hoshinocoffee.com)

入口

店内。手前はいっぱいでしたが、奥の方が空いていました。

ブルーマウンテンブレンドのチラシ。

ケーキのメニュー。

「カスタードシュークリーム」と「ブルーマウンテンブレンド」を注文。

ブルーマウンテンブレンド。香りがあり、味のバランスも良くて美味しい。

カスタードシュークリーム。


アルプスあづみの公園「光の森のページェント2023」、「らーめん三空」で醤油中華そばの夕食。

2023-12-29 19:30:00 | お出かけ・その他

安曇野市にある国営アルプスあづみの公園で、「光の森のページェント2023」と題されたウィンターイルミネーションを観てきました。今年は「夜空を照らすスターダストの煌(きら)めき」がテーマです。

『オリオン座や冬の大三角形などの星座と太陽系を中心とする惑星をイルミネーションのキラキラした光で表現した』そうで、楽しく観れました。帰りに寄った「らーめん 三空」の醤油ラーメンも美味しかった。

【国営アルプスあづみの公園】

国営アルプスあづみの公園 (azumino-koen.jp)

駐車場からガイドセンターへ向かって歩いています。

Alps Azumino Illuminationの看板。

ガイドセンター内部。右手などに、子供など結構多くの人がいました。

ガイドセンターを出て、公園内に入ったところの広場の様子。

飲食物の販売車が来ていました。売れ行きは、良いようです。

アーケードを抜けて、展望テラスに向かいます。

途中、展望テラスの壁側面の光景。池に向かって、滝のように見えます。

展望テラスから、東側のメイン展示。声優中尾隆聖による冬の夜空の案内が流れます。また、連動して流れる曲は、YOASOBI「祝福」、中島美嘉「ORION」。BGMとして「星に願いを」「見上げてごらん夜の星を」。

キラキラした光で、天体が表わされます。

展望テラスから下りて、東側の池の方に歩いています。

池から、展望テラス方面。イルミネーションは、様々変化するので、これも一瞬の光景です。

池にイルミネーションの光が反射してきれいでした。

池の中の光景。

右手。動物の形も出てきます。

戻りながら右手を観ると、天の川のような光景で、華やかです。色も変化します。

一通り歩いて、ガイドセンターを出てきました。振り返って撮影しています。光と、音で、なかなか楽しい催し物です。お客様も大勢入っていて、外国の方も目につきました。

【らーめん 三空】

住所:長野県安曇野市堀金烏川4244-2
電話:050-1459-6035
ホームページ:らーめん 三空 - 豊科/ラーメン | 食べログ (tabelog.com)

   

看板。寒い中を歩いてきたので、ラーメンをいただきました。

入口。味噌味主体の札幌のらーめん屋さんをイメージした、お店でしょうか。

メニュー。

「醤油中華そば」を注文。僕は、味噌ラーメンは苦手なので、札幌へ行っても、醤油か塩です。

醤油中華そば。

アップ。チャーシューが厚くて大きかった。スープが、こくがあって、なかなか美味しい。

麺は意外と細めでした。麺の量は、かなり多めです。

シナチク

青いネギがたくさんのっています。

「若鶏のザンギ」も注文。メニューには、ごはんものもあります。

鶏肉が大きくて、醤油中華そば(ラーメン)と合わせて、お腹いっぱいになりました。登山の帰りなどにも、寄りやすいロケーションのお店です。


ロイ・ハーグローヴ「STRAIGHT TO THE STANDARDS」、デニーズの監修メニュー第三弾「トリュフ香るふんわり卵のオムバーグ」。

2023-12-28 19:30:00 | トランペット・トロンボーン

先日、早めの夕飯にデニーズ前橋下小出店に寄り、人気レストランシェフ監修メニュー第三弾の「トリュフ香るふんわり卵のオムバーグ」をいただきました。このオムバーグは、人気が出そうです。人気トランペッターの演奏。

THE JAZZ NETWORKS (ROY HARGROVE)
STRAIGHT TO THE STANDARDS (NOVUS J 1991年録音)

    

札幌旅行の際、映画「ロイ・ハーグローヴ 人生最期の音楽の旅」を観て感激し(その記事へのリンク)、ロイ・ハーグローヴ(tp, 1969~2018年)の音楽を聴こうと、数枚のCDを買いました。本作は、ロイが22歳の時の録音で、プロデューサーが名付けた録音用のコンボ名は「The Jazz Networks」です。

メンバーは、ロイ・ハーグローヴ(tp)、アントニオ・ハート(as)、椎名豊(p)、嶋友行(b)、大坂昌彦(ds)。1991年11月末に、ロイ・ハーグローヴらが「キーストン・コーナー」出演のため来日し、終了後、ロイとハートがそのまま残り、日本側メンバーと録音したもの。

曲目は次のとおり。

1  Bohemia After Dark (Oscar Pettiford)
2  Love Your Spell Is Everywhere (Elsie Janis,  Edmound Goulding)
3  Work Song (Oscar Brown Jr. ,  Nat Adderley)
4  I Remember Clifford (John Hendricks,  Benny Golson)
5  Straight No Chaser (Thelonious Monk)
6  Alone Together (Howard Dietz,  Arthur Schwartz)
7  Lotus Blossom (kenny  Dorham)
8  Easy To Love (Cole Porter)
ジャズの有名オリジナル曲とスタンダード曲が選ばれています。このCDは、ロイの吹くバラード「I Remember Clifford」が聴きたくて購入したものです。

ロイ・ハーグローヴ(tp)のスケールの大きなスタンダード曲の演奏が楽しめます。バラード「I Remember Clifford」とアップテンポの「But Not For Me」は、ロイのトランペットのワンホーンで奏されて、この2曲はとりわけ聞き物。ロイと大阪は、バークリー音大で共に学び親交を結んだそうで、その関係からこのメンバーになったとのことです。メンバー間のコラボレーションも良く、1曲目の「Bohemia Afterdark」から、スピード感溢れるハードバップベースの快演が繰り広げられ、アントニオ・ハート(as)や椎名豊(p)も胸のすくような演奏を行っています。

ジャケットにある集合写真。

(参考)本作から「I Remember Clifford」が聴けます。

I Remember Clifford - The Jazz Networks - YouTube

 

【デニーズ前橋下小出店】

住所:群馬県前橋市下小出町1-8-3
電話:080-3437-8323
ホームページ:人気レストランシェフ監修メニュー第三弾 | デニーズ (dennys.jp)

デニーズ前橋下小出店。前橋のジャズ喫茶「木馬」に出かけた帰りに寄りました。

店内。比較的空いていました。

今回のシェフ監修メニューは、オムバーグです。

ドリンクセットも注文。最近は、ファミレスのドリンクセットは、ほとんど注文しませんが、オレンジジュースが飲みたかったので注文。

トリュフ香ふんわり卵のオムバーグ。今回、監修されたシェフは、白金台のフレンチレストラン「ルカンケ(REQUINQUER)」の古屋壮一シェフだそうです。ルカンケホームページ:https://requinquer.jp/

アップ。ファミレスで、オムバーグが提供されること自体が珍しい気がします。

ライ麦パン。ミニライスも選べます。

オムバーグを取り分けたところ。柔らかめなハンバーグ、ホウレンソウ、卵焼き、ソースと、なかなか手間がかかっている品物です。美味しくいただきました。


吉田秀和著「音楽家の世界」(河出文庫)を読んで、関連のCDを聴きました。

2023-12-27 19:30:00 | クラシック

音楽評論家の吉田秀和さんのクラシックへの入門本が、文庫化されたので購入して読み、紹介されている曲の中から、聴いてみたいものをCDで聴きました。

   

表紙

(カバー裏にある本書の紹介)  

   

(著者について)

吉田秀和さんは、1913年東京生まれ、2012年に逝去された音楽評論家。著書が多数あり、2006年に文化勲章を受章。1948年に井口基成、斎藤秀雄らと「子供のための音楽教室」を創設し、後の桐朋学園音楽科設立に参加、57年には「二十世紀音楽研究所」を設立するなど幅広い活動を行った。詳細は、下記をご覧下さい。

(感 想)

この河出文庫の元は、1950年12月に刊行された『世界の音楽』(実業之日本社)なので、1950年(昭和25年)までの作品について書かれています。取り上げられた66曲の中に、バルトークやヒンデミットなど当時の現代音楽が多く含まれ、吉田さんのアンテナの高さには、驚きました。

掲載曲数が多いのは、4曲のベートーヴェン、3曲のバッハ、モーツァルト、ドビュッシー、2曲のシューベルト、シューマン、チャイコフスキーです。ドイツ中心ですが、フォーレ、デュカス、ラヴェル、ファリャなどが入り、フランス、スペインの音楽も取り上げているのには好感が持てます。

巧みな文章で曲について語っていて、その音楽を聴いているような気分にもなりました。例えば、モーツァルト「ピアノ協奏曲ハ短調」(k491)の第一楽章について、『この楽章の主題の中頃は、半音階的に下降しながら7度跳躍するという、実に印象的で細やかな感じにみちたものである。』と記しています。

(目次・・・紹介されている曲目)

   

      

   

     

   

(カバー内側にある著者略歴)

   

(本書で取り上げられた曲について、聴いたCD)

   

モーツァルト「ピアノ協奏曲ハ短調」(k491)。ロベール・カサドシュ(p)、ジョージ・セル指揮クリーヴランド管弦楽団。品格があって、好きな曲、演奏です。

   

フランク「ヴァイオリン・ソナタ イ長調」。イザベル・ファウスト(vn)、アレクサンドル・メルニコフ(p)。出だしが印象的な曲です。メルニコフ(p)については、最近、N響との共演をテレビで聴いたら、なかなか素晴らしく、印象に残ったピアニストです。  

   

リムスキー=コルサコフ「シェラザード」。イーゴリ・マルケヴィッチ指揮ロンドン交響楽団。著者はこの曲について、『サルタンが怒り狂うさまとか、なだめるような王妃の姿とか、いつもまことに多彩な効果的な管弦楽の手法で描かれている』と記しています。このアルバムがSACD化されたので、それを購入しました。

        

ファリャ「スペインの庭の夜」。ジャン=フランソワ・エッセール(p)、ヘスス・ロべス=コボス指揮ローザンヌ室内管弦楽団。著者は『旋律は、アンダルシアの民俗調に模し、特色あるリズムや装飾音にみち・・ピアノはオーケストラの中に巧みにとけあわされている』と記しています。今回購入したこのCDは良かった。

   

バルトーク「ピアノ協奏曲第三番」。キース・ジャレット(p)、秋山和慶指揮新日本フィルハーモニー交響楽団。著者は、『この曲は、実に僕らの胸をうつ深く澄みきったものをもっているということである。』と記しています。

【河出書房新社刊行の吉田秀和の本(同社ホームページ)】

吉田 秀和|著者|河出書房新社 (kawade.co.jp)