安曇野ジャズファンの雑記帳

信州に暮らすジャズファンが、聴いたCDやLPの感想、ジャズ喫茶、登山、旅行などについて綴っています。

ジャズとグルメの札幌旅行(3)。円山のジャズ喫茶「Groovy」を訪問。その後、レコード店巡り。購入したレコード。

2025-01-28 19:30:00 | ジャズ喫茶

1月24日(金)~26日(日)の札幌旅行の2日目は、ジャズ喫茶やレコード店を訪ねました。ジャズ喫茶「グルーヴィー」では、マスターと歓談し四方山話に興じました。レコード店で購入したアルバムを掲げます。

【25日(土)の大まかな行程】

25日(土)
10:20 ジャズ喫茶「グルーヴィー」 → 12:20 レコード店「クリケットレコード」 → 13:30 板東珈琲 → 14:00 根室はなまる時計台店(昼食) → (ホテルで休憩) → 17:30 ビートレコード → 18:30 ジャズバー81 → 20:00 ジャズクラブ「Day by Day」

 

【ジャズ喫茶「GROOVY」】

住所:北海道札幌市中央区南3条西24丁目2-5 稲辺ビル 1F
電話:011-631-8280
ホームページ:グルーヴィー (GROOVY) - 円山公園/喫茶店 | 食べログ (tabelog.com)

外観

看板

店内。入口(道路)の方に向かって撮影したので、逆光になっています。

横長の空間の最も奥にスピーカー。JBL4312を使用しています。

座った席(カウンター席)の正面。ラックスマンのアンプやアキュフェーズのアンプが並びます。右側には、レッド・ガーランドのアルバム「Groovy」のジャケットが2つ見えます。

セットメニュー

トーストを注文。外がカリッとして、中がフワフワで、美味しい。

珈琲。お替りもいただきました。2杯目は割引になります。

かかったレコードです。ダスコ・ゴイコヴィッチ(tp)「Doo's Blues」。ベルギーのラジオ局で1967年に録音された未発表の音源で、このレコードが初出です。2024年12月に発売されたもの。僕も購入したいのですが、市場にあるかどうか。

続けて、ダイアナ・クラール(vo)「Only Trust Your Heart」。CDでは出ていましたが、これが初めてのアナログ(レコード)盤です。これも最近の発売。

ジャズ関連の雑誌や単行本も多数置いてあります。

地下鉄円山公園駅に戻ってきました。その前あたりから、大倉山シャンツェ(スキーのジャンプ競技場)の方向を撮影。正面奥に写っている斜面がそうだと思います。

【クリケットレコード】 【札幌音蔵】

住所:北海道札幌市白石区栄通8丁目1-34
電話:011-867-0130
ホームページ:Cricket Record (cricket-record.jp)

地下鉄東西線の円山公園駅で乗車し、南郷六丁目駅で下車。10分ほど歩いて、クリケットレコードに到着。

店内。ヴィンテージのクラシックレコードを多数置いてあるのですが、ジャズもあります。

試聴用でしょうか。立派なオーディオ機器が備えてあります。

クリケットレコードは、オーディオ販売、修理の札幌音蔵の姉妹店です。こちらは音蔵で、オーディオ好きな人たちが多く集まるようです。地下鉄で、札幌市内中心部に戻ります。

(フレッシュエア)

ホテルにいったん戻り、休憩後、狸小路7丁目の中古レコード・CD店「フレッシュエア」目指して歩いています。

参りました。1月25日(土)は臨時休業でした。今まで、こちらのお店でも結構レコードを購入しているので、ちょっと残念。

(ビートレコード)

フレッシュエアから比較的近い、Beatレコードに来ました。

開いていて良かったです。在庫を見てみます。

Beatレコードから、すすきのの「バー81」を目指して歩いています。三越やPARCOのある前あたりを通過中。イルミネーションが綺麗でした。道路には雪がありません。

【購入したレコード】

   

Spike Robinson(ts)「IN TOWN」(HEP)。スパイク・ロビンソンのアルバムは、2~3枚持っていますが、これは持っていないので、購入。

   

Spike Robinson(ts)「The Gershwin Collection」(HEP)。こちらもスパイク・ロビンソンのもの。中古レコード店などで、たまに見かけますが、程度もよいので、購入。

   

レッド・ガーランド「Hight Pressure」。prestigeレーベルのお馴染みのアルバムですが、持っていないので購入。これは日本盤です。

楽しいレコード店巡りでした。


東京都文京区千駄木のジャズ喫茶・バー「Player's Bar R」を初めて訪れました。

2025-01-13 19:30:00 | ジャズ喫茶

1月11日(土)~12日(日)に東京へ行きました。用事はあったのですが、手間取らずに終わったので、ジャズ関連のお店などに行きました。11日(土)の午後は、千駄木のジャズ喫茶「Player's Bar R」へ。

アメーバブログの「Coffee Winds」さんと「Kimagure-oyaji」さんのブログを拝見し、知ったお店です。1960~70年代のジャズ喫茶という趣のお店ですが、堅苦しくなく寛げるお店です。また、訪れたい。

看板。地下鉄千代田線千駄木駅を出て右手に折れ、不忍通りを歩いて4分~5分で着きました。

お店は、このビル(鈴木ビル)の二階で、奧の階段を上がります。

入口

ほぼスピーカーの前に座りました。右のテーブルには先客がいました。滞在中に3組のお客様が入ってきました。

お店は細長くて、こちらが奧になります。僕の席からは左手です。ドラムやピアノが置いてあって、ライブも開催可能です。

座った席から見て、右手の方。奧にカウンター席があります。

   

JBL2135、LE175DLH、N1200の組み合わせだそうです。芯のある、柔らかめな音が出ていて、長時間聴いていても疲れないと思いました。(型番については、お店の名刺(ショップカード)を見ています。)

パワーアンプでしょうか。アンプは、Sunvalley SV-8800SEとDynaco PAS-3Xを使っています。

ダイナコ PAS3-Xでしょうか。

レコードプレーヤーは、Sunvalley SV-A1 + STAX UA-7。カートリッジは、Shure V 15 Type Ⅲ、Edison Mono Old などを使っているそうです。

レコードの一部。裏の方にたくさんあるようでした。

リクエストノート。

きちんと整理されていて、使いやすくて、よいノートです。

催し物も開催しています。これは、アナログレコードを楽しむ会のお知らせ。

かかったレコードです。入店時は、カーメン・マクレー(vo)の「The Great American Songbook」がかかっていました。

続いてデイヴ・ブルーベック「BRAVO!  BRUBECK!」。

リクエストをどうぞと言われたので、ハンク・モブレー(ts)の「SOUL STATION」のB面をお願いしました。「If I Should Lose You」を聴きたかったので。

カーティス・カウンス(b)の「CARL'S BLUES」。これも好きなアルバムです。

メニュー。今日はパスタは出来ないけど、中華ランチなら大丈夫とのことなので、「鶏肉とカシューナッツ炒め定食」を注文。

ビルの一階のお店から、マスターが運んできました。

量がたっぷりで、結構いけました。

コーヒー。風格のある器で驚きました。

コーヒーについているものでしょうか、あとで、ビスケットを持ってきてくれました。

道を渡ったところから、入店しているビルを撮影。階下は、「青山餃子房 千駄木店」です。

【Player's Bar R】

住所:東京都文京区千駄木2丁目43−2 鈴木ビル 2階
電話: 03-5842-1897
ホームページ:Player's Bar R 千駄木 バー
       プレイヤーズバー アール (Player's Bar R) - 千駄木/バー | 食べログ   


群馬県太田市に新たにオープンしたジャズ喫茶「Jazz & Bossa CAFEMUSICA」を訪れました。

2024-12-30 19:30:00 | ジャズ喫茶

前橋市のジャズ喫茶「木馬」のマスターから情報をいただき、群馬県太田市に2024年12月10日にオープンした「Jazz & Bossa CAFEMUSICA」を訪れました。閉店したジャズ喫茶「N」と同じ場所で営業されています。

建物は同じでしたが、オーディオ機器が変わり、店主はお若い方でした。ハードバップを中心に、適度な音量でジャズが流れていて、寛げました。長野からは高速道で行きやすいので、また訪れたい。

お店の外観。真ん中の二階建ての建物の一階がお店です。

入口

看板が出ています。

奧に細長く、奧の方はカウンター席になっています。お二人の地元の方と思われるお客様がいました。二人が帰ったあとに撮影。

レコード、CD棚。結構な量があります。

座ったあたりから、入口の方を撮影。スピーカーが、入口扉の左右に設置されています。

入って左手の壁です。ポスターが置いてあり、開店祝いの胡蝶蘭が飾ってありました。

スピーカーは、ALTEC LANSING 604-8Hです。『1978年発売で、604シリーズの2ウェイ38cm同軸型スピーカーユニット』だそうです。

左側のスピーカーの横には、お店の看板が置いてありました。

   

アンプやプレーヤー。ブレていて、よくわかりませんが、CDプレーヤーはマランツのものです。

レコードプレーヤー。

入店時には、タビー・ヘイズ(ts)「TUBBS in N. Y.」がかかっていました。英国と米国のミュージシャンユニオンによるヘイズとズート・シムズ(ts)の交換により実現したアルバムで、1961年録音。こんなのがかかっていたので、良いお店に違いないと、最初から好印象です。

続いて、CDで、ケン・ペプロウスキー(cl,ts)「Natural Touch」。最初の曲「I'll Close My Eyes」からご機嫌です。

オスカー・ピーターソン「We Get Requests」。CD再生でしたが、アルテックのスピーカーから、レイ・ブラウンのベース音がきれいに響いてきて、なかなか良かった。

ドナルド・バード「at The Blue Note Cafe」。基本的に一枚のアルバムから、1~2曲といった感じで、音源をいろいろ替えていました。

メニュー。

珈琲を注文。やや軽めで飲みやすい珈琲です。

追加でもう一杯いただきました。

「蔵人(クラート)」が、高崎市に2024年1月に再オープンし、2月には渋川市で「カフェ・フロントロード」がオープン、こちらのお店「CAFEMUSICA」が太田市に12月にオープンし、群馬県内のジャズのお店が増えました。

【Jazz & Bossa CAFEMUSICA】

住所:群馬県太田市東本町1−2
ホームページ:Jazz & Bossa CAFEMUSICA |  InstagramXユーザーのCAFEMUSICAさん: 「群馬県太田市のジャズ喫茶「CAFEMUSICA」です。X


静岡県富士宮市の「ジャズと喫茶 フィガロ(FIGARO)」を初めて訪れました。レコードでジャズが流れています。

2024-12-17 19:30:00 | ジャズ喫茶

2024年8月にオープンした静岡県富士宮市のジャズと喫茶「フィガロ(FIGARO)」を、12月14日に初めて訪れました。安曇野市から中部横断道で清水港に行き、そこでランチを食べて、こちらに回りました。

瀟洒な雰囲気の喫茶店です。僕の後から女性客が3組入ってきて、人気がありそうです。レコードでジャズを流していて、音量が結構あります。注文した珈琲とプリンも美味しく、訪れて良かったお店です。

外観。道を挟んで撮りました。

入口

看板には、「VINYL CAFE」とあります。「GOOD MUSIC & MOOD」という記載も。

奥の方から入り口の方です。逆光になっていて、写りはよくありません。

壁際に座ると、ちょうどスピーカーの前に来るので、音楽を聴くには良さそうです。先客が一人いたので、僕は奥の方に行きました。

奥の方のスペース。テーブルが4組あり、結構広いスペースです。僕の後から入ってきた女性客3組は、皆さんこちらのテーブルに腰かけました。

スピーカーやレコードなど。

このスピーカーは珍しくて、初めて見ました。BOZAK(ボザーク)という米国のメーカーの「B-302A Mediterrameam Concerto Ⅴ」という製品のようです。全体に柔らかめな音ですが、低音も出ていて、ヴォーカルやクラシックに向いていそうです。いいスピーカーだと思いました。

プリメインアンプはラックスマンのようでした。

7インチのレコードが積み重ねてあります。

ケニー・ドリュー(p)「Fantasia」(1983年録音)がかかりました。ピアノトリオによるスタンダード集です。

1957年のニューポート・ジャズ・フェスにおける録音。B面のジジ・グライス&ドナルド・バードによる演奏がかかりました。レコードは、Verveレーベル原盤の日本盤ですが、やや渋なところがかかって、嬉しい。

ブレンドとプリンを注文。

ブレンドには、軽めから深煎りまで、「ウエストコースト」、「モード」、「バップ」と名付けられた三種類がありました。名称は、ジャズのスタイルに関した用語で、面白いネーミングです。

プリンには、ライムをかけてあるようです。固めで、本格的な美味しいプリンでした。

カウンターの上には、様々な洋酒が置いてあり、バー的にも使えるお店です。

【FIGARO(フィガロ)】

住所:静岡県富士宮市大宮町12-3
営業時間:13:00 ~ 21:00
定休日:火曜日
ホームページ:ジャズと喫茶 フィガロ(@figaro_jazz_kissa) • Instagram写真と動画 
      富士宮市】ジャズ喫茶&バー『フィガロ』- Yahoo!ニュース(参考)


ジャズが流れる蔵カフェ「飯島茶寮」(長野県飯島町)。飯島町田切産そば粉使用のガレットが美味しい。

2024-12-02 19:30:00 | ジャズ喫茶

11月30日に、飯田市の「パス・モンゴメリー」を訪れたあと、飯島町のジャズが流れる蔵カフェ「飯島茶寮」でランチをいただきました。飯島茶寮には、6年半ぶりでした。注文は、ラタトゥイユのガレットと珈琲。

ガレットに使用しているそば粉は、地元産100%のもので、ラタトゥイユと合わせ美味しく、JBLの大型スピーカーから流れるピアノトリオに耳を傾けながら、ランチタイムを楽しみました。

飯田市のパス・モンゴメリーからは、飯田インターで中央道に乗り松川インターで下りました。途中の座光寺パーキングからの南アルプス方面の景色です。天気予報は曇りだったのですが、晴れ間ものぞきました。

飯島茶寮外観。蔵が丸ごと喫茶店になっています。

入口

入ってすぐのところから、入口のドア付近を撮影。

入口の向かいには、『信州ガレット取扱店』のエンブレム。

奥には、大型のスピーカーが設置されています。JBLのものです。6年半前とはスピーカーが変わっていました。その時には、JBL4312でした。

アンプ類など

   

スピーカーの接写

アンプは、サンスイのAU-D907Fを使用。

CDプレーヤー。マランツ製のものです。

ヤマハ製のものでしたが、よくわかりませんでした。

スピーカーとスピーカーの間にCDが飾ってありました。右にサマラ・ジョイ、左にダイアナ・クラールの、何れもクリスマス・アルバムです。

メニュー。食べ物は、ガレットとキーマカレーがあります。

ラタトゥイユのガレット。

別のお皿に盛られてでてきました。前菜でしょうか。マカロニのサラダと野沢菜かな。

ガレット。見た目もきれいです。

ラタトゥイユは、タマネギ、ズッキーニ、パブリカ、ナスのトマト煮込み。量が多く、そばに合っていて、美味しい。

野菜の細かく刻んだものが端に置かれていて、アクセントになっていました。

珈琲も注文

たっぷりです。器がきれいです。

マスターが編集したジャズピアノ(1947~1961年録音のアルバムからのもの)のコンピュレーションCDがかかっていました。「Autumn Leaves」は、ビル・エヴァンス、ボビー・ディモンズ、ウィントン・ケリーによる3種の演奏が収録されています。ケリー演奏の『Make The Man Love Me』が選曲されていて、最高です。

お店の前から中央アルプス方面。

【飯島茶寮】

住所:長野県上伊那郡飯島町田切2317-1
電話:090-1869-1136
営業:土・日・祝日の11:00~17:00(変更となることもあるので、お店に確認してください。)
ホームページ:飯島茶寮 - 田切/カフェ | 食べログ蔵カフェ飯島茶寮(お店のブログです。)