安曇野ジャズファンの雑記帳

信州に暮らすジャズファンが、聴いたCDやLPの感想、ジャズ喫茶、登山、旅行などについて綴っています。

上田市小泉のログハウス造りのお店「テイク ファイブ」で、ジャズやクラシックを聴きながら、おはぎと珈琲で寛ぎの一時。

2025-03-07 19:30:00 | ジャズ喫茶

約2年ぶりに、上田市小泉の「テイク ファイブ」に寄りました。こちらのお店は、令和5年5月で喫茶店営業を終了し、同年6月からは「オーディオ&音楽 テイクファイブ」となっていて、驚きました。

でも、大きな変化はなく、備え付けのオーディオ装置で、音楽が楽しめます。珈琲はデロンギのサーバーで勝手に淹れられ、飲食物の持ち込みも自由で、他店でおやつに購入した「おはぎ」を店内でいただきました。

外観

入口

張り紙があって、そこには「協力金 一人300円」と記されていました。300円で、珈琲や緑茶など飲み放題で、ゆっくりと滞在できます。

店内は基本的に変わりありません。先客が一人いましたが、静かに読書していました。

奧の方のスペース。

ドリンクバーが新たに設けられていました。

デロンギの家庭用サーバーだそうです。

すっきりとして、何杯でも飲めそうな味わいの珈琲です。

別所温泉駅の横のお店で購入した、「くるみおはぎ」を持っていたので、マスターに持ち込み自由と言われて、車からとってきました。

中に餡子は入っていないのですが、外側のくるみ(一部は、くるみの果実であとはペースト)、だけで美味しくいただけました。

オーディオ機器。お店のホームページに記載のあるラインナップは次のとおり。
自作スピーカー:FOSTEX FE168NS、FOSTEX FE208ES-R、FE-103Sol
アンプ:Cambridge Audio TOPAZ AM5、Accuphase P-260、LM3886
プレーヤー:OPPO UDP-205、SL-10

   

スピーカー

 

アンプやプレーヤー。

持参したCDです。ジェブ・パットン「Whisper Not」から「Cheesecake」をかけてもらいました。

こちらのモニターにデータが表示されます。

続いて、セミヨン・ビシュコフ指揮チェコ・フィルの「わが祖国」から、「モルダウ」をかけてもらいました。

モニターに内容が表示されています。このCDの音質が良いので、マスターもびっくりしていました。

続いて、お店に備え付けのCDから、アラン・ブロードベンド(p)のCDをかけてくれました。マスターは、オーディオ、特にスピーカーの自作やアンプに詳しいので、そんな話もできます。

オーディオ関連の雑誌も置いてあります。パラパラと読みました。

 

ストーブ用の薪がたくさん。持参したCDをかけてもらえ、飲食物の持ち込みも自由です。他に二人のお客様がきましたが、珈琲を飲みながら、本や新聞を読んだり、自由に過ごしていました。また寄りたい。

【オーディオ&音楽 テイク ファイブ】

住所:長野県上田市小泉983-4
電話:0268-26-5230
ホームページ:ホーム - log-take-five ページ! (jimdofree.com)
            take5audioのblog (マスターのブログで、内容はオーディオ関連です。)


長野県北安曇郡松川村のジャズ喫茶「M-gate」(閉店)の試聴会に久しぶりに参加しました。

2025-03-03 19:30:00 | ジャズ喫茶

2月28日(金)、約1年ぶりに長野県松川村のジャズ喫茶「M-gate」で開催された試聴会に参加することができました。M-gateは、マスターがお亡くなりになり閉店していますが、設備は営業時のままです。

オーディオ機器の劣化防止もあり、月に1回、元常連が集まる試聴会を開催していて、Iさんが機器を操作してくれます。マスターの奥様が淹れてくれた珈琲とシフォンケーキをいただき、営業当時に思いを馳せました。

お店の外観

店内。当日の参加者は10名ほどでした。これは、終わり近く、ほとんどの方が帰ったあとに撮影したものです。

スピーカー。JBL Project EVERST DD66000です。

プレーヤーは、アコースティック・ソリッドで、ドイツ製です。カートリッジは、フェーズメーションだと思います。プリアンプはマークレヴィンソンを使用していますが、パワーアンプはよくわかりません。

(以下、かかったレコード)

ハロルド・ランド「Grooveyard」。Contemporaryのオリジナル盤です。お店のものです。

ジョー・ヘンダーソン「Henderson's Habiliment(Live At The Junk)」から「Blue Bossa」をかけてもらいました。僕が持参したものですが、テナーサックスの音が素晴らしく聞こえました。

シヴィル・シェパード「Vanilla」から、「I Can't Give You Anything But Love」をかけてもらいました。これも僕が持参したもの。ベースの音がぐっと伸びて聞こえました。やはり大型スピーカーの威力です。

カウント・ベイシー「This Time By Basie」。ビッグバンドは、このような大きな空間で聴くのが良いと思わせてくれる再生ぶりでした。どなたか持参したものです。

ミルト・ジャクソン「Bags Meets Wes」。Riversideのオリジナル盤です。どなたか持参したもの。

モーツァルト:交響曲第40番。ネヴィル・マリナー指揮アカデミー室内管。Iさんがもってきたもので、オランダ盤です。

コーヒーをいただきました。開店当時と変わりません。

シフォンケーキ。開店時も奥様が作っていたものなので、その時と変わりないものです。これもいただけて、嬉しい。

役場の南側に公園があります。そこからの北アルプス方面の眺望。

有明山。松川村からだと、左に傾いて見えます。

(参考)拙ブログのM-gateに関する記事(一部です)へのリンク。

M-gate (長野県北安曇郡松川村)

ジャズ喫茶「M-gate」のマスターを偲んで開催されたレコードコンサートへ。


前橋市のジャズ喫茶「木馬」を訪れました。AMERICAN RECORDING SOCIETY(RVG刻印入り)のレコード。

2025-02-25 19:30:00 | ジャズ喫茶

2月22日(土)に、前橋市のジャズ喫茶「木馬」に久しぶりに寄りました。根岸マスターはお元気で、ジャズやレコードの話に興じましたが、「AMERICAN RECORDING SOCIETY」(以下、「ARS」と表記)のレコードを取り出したのには驚愕しました。

ARSは、クラシックの通販レーベルとして知ってはいましたが、まさかジャズ(音源はVerveレーベル)があったとは。しかも、マスタリングをルディ・ヴァン・ゲルダ―が行い、RVG刻印も入っていて、音質が良いです。約50タイトルあるようです。

外観

   

入口

店内。スピーカーをはじめオーディオ機器に変更はありません。

ニッキ・パロットの写真が飾ってあります。

カウンター席に腰かけました。

カウンターに座ると、オーディオ機器がよく見えます。

プレーヤー

これには驚きました。AMERICAN RECORDING SOCIETYのレコードは、ジャケットはありません。これは、マスターが作ったものです。ジョニー・ホッジス(as)のリーダー作。

レコードのラベル。ラベルの外周にルディ・ヴァン・ゲルダ―のRVG刻印があります。1956~57年に発売されています。元は、次のジャケットのレコードです。

   

ハリー・スイーツ・エディソン(tp)の「Sweets」もありました。ジャケットはヴァーヴレーベルのものです。

SWEETSのレコードラベル。本作もかけてくれましたが、VERVEのものよりも、細部まで音がクリアでした。ヴァン・ゲルダ―の手が加わったためでしょう。

ジャケットはありませんが、解説パンフレットが添付されています。ベン・ウェブスターが本作に参加しているので、ウェブスターついて記されています。

バディ・テイト(ts)とアル・グレイ(tb)のアルバムも聴きました。

両方のスピーカーの真ん中に腰かけて聴くと、モノラル盤は、その真ん中から音がでてきていて、定位が良いです。

ブレンドコーヒー

コーラもいただきました。今回も楽しく、かつ、勉強になりました。さすがに老舗のジャズ喫茶だけのことはあります。

【ジャズ喫茶 木馬】

住所:群馬県前橋市下小出町2-1-12
電話:027-231-6520
ホームページ:木馬 - 中央前橋/喫茶店 | 食べログ (tabelog.com)


松本市笹賀のジャズ喫茶「きたや」を1年ぶりに訪れました。レコードが更に充実。

2025-02-14 19:30:00 | ジャズ喫茶

松本市笹賀のジャズ喫茶「きたや」は、J3のサッカーチーム「松本山雅」を熱烈に応援しているので、その試合がある週末は、お店がお休みになるので、僕の予定とあわずに、足が遠のいていました。

先日、1年ぶりくらいに、お店を訪れることができました。広い店内ですが、暖炉が赤々と燃えて温かく、じっくりとジャズを楽しめました。食事も美味しいし、レコードが多いので、また、訪れたいお店です。

 

 

お店の外観。ご自宅です。

入口

玄関。靴を脱いで上がります。

ジャズ喫茶スペースは広いです。入って右手に、暖炉があります。

手前から、リスニングスペースを撮影。この本棚の反対側に、大きなイスが3つ置いてあります。

後方には、大きなレコード棚と広いテーブル。後からおみえになった3人連れは、ここでお昼を食べていました。サッカーチームの松本山雅の応援団の方のようでした。

オーディオ。変更はありません。スピーカーはJBL4367、プリメインアンプはマッキントッシュのMA6700。

アンプなど。

きたやレコードリスト。掲載してある枚数がすごいのと、珍しいレコードがいっぱいです。

アート・ファーマー(tp)のレコードリストです。珍しいものもあり、このレコードリストを読むのも面白いです。

(かかったレコード)

ジミー・スミス(org)「Who's Afraid of Virginia Woolf ?」(Verve)

ジミー・スミス(org)「A Date With Jimmy Smith」(Blue Note)

山本剛「The In Crown」(TBM)。これはちょっと珍しいかも。

ブランフォード・マルサリス(ts,ss)「The Secret Between The Shadow and The Soul」(music on vinyl)。2019年発売のものですが、いまや入手困難だと思います。

ナポリタンを注文

具がたくさんで、喫茶店のナポリタンという感じが良い。

デザートに、おはぎを注文。

中にも餡子が入っています。

ブレンドコーヒー。今回、きたやのホームページに掲載された営業スケジュールをチェックし、電話をいれてから、向かいました。よく見ないで、お店の前まできて、Uターンしたことが2回も(笑)ありました。

【ジャズ喫茶 きたや】

住所:長野県松本市笹賀神戸新田2993−1
電話:090-8042-5156
ホームページ:松本のジャズ喫茶 JAZZ雅鳴 きたや - 松本のジャズ喫茶 JAZZ雅鳴 きたや (jimdofree.com)


松本市渚のジャズが流れる「VIENS CAFE(ヴィヤンカフェ)」。レコード店を兼ねたお店に改造中でびっくり。

2025-02-11 19:30:00 | ジャズ喫茶

ほぼ10ヶ月ぶりに、松本市渚のカフェ「VIENS CAFE(ヴィヤンカフェ)」を訪れましたが、店内が変わっていてびっくり。壁にはレコードがディスプレイされ、オーディオテクニカのプレーヤーが設置されてました。

さらに、レコードやCD販売用の箱が設けられ、この3月にはそれらの販売がスタートする予定です。マスターは、若い人にレコードを聴かせたいと話していました。レコード販売が始まったら、また出かけます。

 

外観

入口には、Pomme Recordsという表記が。どうしたんだろうと思いながら入店。

入って左手の壁を見たら、なんと、レコードが展示されていて、びっくり。今まではありませんでした。

奧の方の、マスターが自作した箱のスピーカーは、変わりありませんでした。

ウェッジウッドでしょうか、コーヒーカップのコレクションが置いてありました。

入口を入って右手。カウンターを撮影。天井近くに飾ってあるレコードは、前と同じでした。

メインのアンプやプレーヤーなど。

このオーディオ機器が新しく設置されていました。

この箱にレコードやCDを入れて販売するそうです。

オーディオ・テクニカ社の「SOUND BURGER」。販売も行っていて、これは販売用のもの。

「SOUND BURGER」でレコードを再生。かかっているレコードは、アート・ペッパーの「Meets The Rhythm Secsion」のキング盤です。

ラックスマンのフォノイコライザー。廉価でしたが、評価の高い装置です。

これは、パイオニアのオールインワン型の装置で、CDプレーヤー、アンプ機能が備わっているそうです。マスターは、この機器はなかなかいいので、何台か購入したと話していました。

カウンターからの続きの棚には、古いドイツ製のスピーカーが置いてありました。

入店時には、このスピーカーから音が流れていました。マイルス・デイヴィスのアルバムでした。CDプレーヤーやアンプは、パイオニア製の一体型のものを、こちらでも使用していました。

CDの静電気を除去する装置です。マスターの製作になるもので、デザインも素晴らしい。販売されていて、既に10台近く売れたそうです。同じ機能を備えた他の装置は知っていましたが、本機は、コンパクトで外観もきれいなので、これなら、欲しい人も多いのではないかと思いました。

    

珈琲のメニュー。「瀧澤珈琲 山地の人」という珈琲を注文。

   

ケーキ類もあります。こちらを注文。

珈琲とチョコレートテリーヌ。

珈琲。軽めで美味しい。

チョコレートテリーヌ。しっとりとした濃いチョコレートが楽しめます。

【VIENS CAFE(ヴィヤンカフェ)】

住所:長野県松本市渚2-7-4
電話:0263-28-1222
ホームページ:ヴィヤンカフェ (VIENS CAFE) 食べログ (tabelog.com)