安曇野ジャズファンの雑記帳

信州に暮らすジャズファンが、聴いたCDやLPの感想、ジャズ喫茶、登山、旅行などについて綴っています。

飯田市へドライブ 【リニア関連で新設された坐光寺スマートIC開通、天ぷら「金万」、桜丸の夫婦桜】

2021-03-31 19:27:18 | お出かけ・その他

29日(月)は、所用で飯田市を訪れました。車で行き、中央自動車道の座光寺PA(下り)に新たにスマートICが出来たので、そこで高速道を出ました。リニア中央新幹線の駅へのアクセスの一部ですが、格段に便利になりました。

昼食を天ぷらの「金万」(きんまん)でとり、桜丸(飯田城跡地)の夫婦桜を見学。今年は春が早くて、満開から散り始め状態だったのには驚きました。単身赴任で二年間過ごした飯田なので、思い出深いものがありました。

(座光寺スマートIC)

行った前日の3月28日(日)17時に開通しました。リニア中央新幹線の飯田新駅に向かっては、道路整備が行われる予定になっています。

建物が新しくなり、トイレもきれいです。

駐車場からETC出口に向かうところです。

開通当座ということなので、係員の方がついていました。今まで松川IC又は飯田ICを使っていましたが、これからは、飯田市街地に入るには、このスマートICを使います。

(天ぷら 金万で昼食)

住所:長野県飯田市主税町27
電話:0265-24-0953
ホームページ:金万 (食べログの該当ページです)

慶応3年(1867年)創業の老舗です。コロナにも負けずに、営業を続けているのが嬉しいところです。

最も奥の小上がりに席をとりました。普通のテーブル席もあります。

天ぷらの定食にしました。

肉厚の海老が開いてあって、うまく揚がっていました。しつこさが全くない美味しい天ぷらです。

お吸い物

桜丸御殿址のヒガンザクラ)

エドヒガンとシダレザクラが合体しているそうです。

シダレザクラ

シダレザクラのアップ。

ヒガンザクラのアップ。

すぐ近くに飯田城桜丸御門(通称「赤門」)があります。反対側から撮っていて、入ったところです。

正面から飯田城桜丸御門(通称「赤門」)です。弁柄で赤く塗られていることから、赤門と呼ばれています。宝暦4年(1754年)に造られたものです。

道を挟んで南側にある追手町小学校の桜も咲いていました。


ジャズ喫茶「パス・モンゴメリー」でレコードを聴きながらチキンカレーのランチ (長野県飯田市山本)

2021-03-30 19:44:26 | ジャズ喫茶

3月28日(日)は、南信州のジャズ喫茶2軒を訪れました。まずは、飯田市山本のパス・モンゴメリー(PASS-MONTGOMERY)へ。マスターの歓迎を受けて、スピーカー正面の席へ。

レコードを聴きながら、マスターとヴォーカル談義に興じました。ピンキー・ウィンターズ(vo)のレコードは、ジャケットの雰囲気が良く、CDは持っているのですがレコードがほしいと痛切に思いました。チキンカレーもよかった。

お店の外観。

入口。ランチの表示があります。モーニングもやっています。

座った席。

正面にスピーカー。棚に置いてあるレコードが多いですが、倉庫にも多数あり、すごい量をお持ちです。

入口に向かって撮影。

絵が飾ってあります。今回、初めて気がつきました。

キッチン。天井近くに飾ってある7インチレコードもすごい。

   

一番上にあるギターの形をした時計が面白い。

カレーセットのサラダ。

チキンカレー。スパイシーで美味しい。

コーヒー。チョコレートとピスタチオがついてきました。

ピンキー・ウィンターズ「Lonely One」がかかりました。僕はCDは持っているのですが、再発でもいいので、レコードがほしいと思いました。

フランセス・ラングフォードのCapitol盤。見るのも聴くのも初めてです。ノスタルジックな感じの歌。

マスターが珍しいものをいくつか見せてくれました。これは初めて。

モーガナ・キングのUA盤。マスターとヴォーカルの話で盛り上がりました。

【パス・モンゴメリー(PASS-MONTGOMERY)】

住所:長野県飯田市山本646−5
電話:080-6109-1176
ホームページ:PASS-MONTGOMERY (pass-montgomery.com)


松本インター近くのイタリアンのお店「アルシエロ」で夕食 (長野県松本市島立)

2021-03-29 19:30:32 | グルメ

長野道松本インターの近くに立地しているレストラン、アルシエロ(al cielo)に久しぶりに入り、夕食をいただきました。人気店なので予約を入れましたが、当日は予約で満席でした。

ディナーコースのBを頼みましたが、相変わらずパスタやメインが美味しく、お店の雰囲気も良いものでした。ランチもやっていて、そちらも良いので、また来ようと思いながら、お店を後にしました。

お店の外観

入口

自家用車で行っているので、飲み物はノンアルコールビールです。

前菜4種盛り合わせ。

パン。オリーブオイルでいただきます。

温かい前菜。ニョッキがスープの中に入っていて、食感も楽しめます。

パスタはボロネーゼ(ミートソース)にしました。挽肉の固まりが大きい。

パスタのアップ。

メインディッシュは、肉料理にしました。オージービーフのステーキ。

ソースは濃い味付けでしたが、赤身の肉に合っていました。

デザート盛り合わせ、珈琲。

それぞれよかったのですが、左側にある紅茶のムースが絶品の美味しさでした。

【アルシエロ(al cielo)】

住所:長野県松本市島立817-1
電話:0263-31-0933
ホームページ:RISTORANTE al Cielo | 長野県松本市島立のイタリアン リストランテ・アルシエロ


ボビー・ハッチャーソン「GOOD BAIT」と初めて入ったスターバックスコーヒー上田中央店の話題

2021-03-28 19:34:20 | ヴァイブ、オルガン他

先日、仕事の関係で、車で長野市から上田市に向かったところ、早く着きすぎてしまい、スターバックス上田中央店で休憩しました。2019年8月にオープンしたそうですが、今まで知らずに初めて入りました。駐車場も広く、目立つお店で、街のランドマークになっています。LANDMARKレーベルの第1作を。

BOBBY HUTCHERSON (ボビー・ハッチャーソン)
GOOD BAIT (LANDMARK 1984年録音)

   

ボビー・ハッチャーソン(ヴァイブ、1941~2016年)は、Blue Noteレーベルに録音した新主流派時代の「Happenings」などが素晴らしく、たまに聴きますが、1980年代にLANDMARKレーベルなどに録音した新しめのハードバップという趣のものも結構気に入っていて、これはその一枚。

メンバーは、ボビー・ハッチャーソン(vib)、ブランフォード・マルサリス(ts, ss)、ジョージ・ケイブルス(p)、レイ・ドラモンド(b)、フィリー・ジョー・ジョーンズ(ds)。リバーサイドレーベルの設立者の一人だったオリン・キュープニューズが、1985年に設立したLandmarkレーベルの第一作に当たります。

曲は次のとおり。

1  Love Samba (McCoy Tyner)
2  Good Bait (Tadd Dameron)
3  Highway One (Bobby Hutcherson)
4  In Walked Bud (Thelonious Monk)
5  Montgomery (Bobby Hucerson)
6  Spring is Here (Richard Rodgers)
7  Israel (John Carisi)
ボビー・ハッチャーソンの自作2曲に、有名ジャズオリジナルが3曲、マッコイ・タイナー作が1曲、スタンダード1曲です。この録音のメンバーで、グレート・アメリカン・ミュージック・ホールに出演した際に演奏した中から出来のよかった曲を選んだそうです。

その昔、抽象画風のジャケットが目に留まり購入したレコードですが、参加メンバーがよく、内容も十分に楽しめます。ボビー・ハッチャーソン(vib)は調和した音使いで、ランドマークレーベルの第1作に相応しい演奏を繰り広げますが、自作の「Highway One」はちょっとモーダルがかっていて、ブランフォード・マルサリス(ts)のソロも入り、フレッシュです。ジョージ・ケイブルス(p)が予想外によく、「Love Samba」ではマッコイ・タイナーをちょっと髣髴とさせる爽快なソロをとります。

ジャケット裏面から、ボビー・ハッチャーソンの録音風景。

ジャケット裏面の写真。右端が、プロデューサーのオリン・キープニューズ。

【スターバックス上田中央店】

住所:長野県上田市中央北1-6-34
ホームページ:上田中央店|スターバックス コーヒー ジャパン (starbucks.co.jp)

上田市のスターバックスは、既にイオンモール店とアリオ店があり入ったこともありましたが、2019年8月に上田中央店がオープンしていました。上田菅平インターに近く、朝7時から営業しているので、使いやすいお店です。

店舗外観。

店内。結構広めでした。

外に向かって椅子が配置してあり、読書などに使えそうです。

壁には、色とりどりの絵がかかっています。

珈琲とワッフルを注文。

サービスで、アーモンドクリームがトッピングされていました。ワッフルは温めてもらい、クリームと合わせよい味でした。また、寄りたいお店です。


BSテレ東エンター・ザ・ミュージック出演の指揮者、藤岡幸夫著「音楽はお好きですか?」(敬文舎)

2021-03-27 19:38:53 | 読書

BSテレ東で、毎週土曜の朝8時30分から放映されている「エンター・ザ・ミュージック」を録画して観ています。指揮者のの藤岡幸夫さんと、テレビ東京アナウンサーの繁田美貴さんの司会によるクラシック音楽の番組です。その藤岡幸夫さんの本が出版されたので、読みました。

   

表紙

   

帯の裏にある本書の内容紹介。

(著者略歴)

1962年東京生まれ、慶應義塾大学文学部卒業。1993年英国王立ノーザン音楽大学指揮科卒業。1993年英国でデビュー、翌94年、BBCフィルを指揮してロンドン「BBCプロムス」に初登場以降、多くの海外オーケストラに客演。2000年、関西フィルハーモニーの正指揮者、07年に同フィル首席指揮者、兼任で19年から東京シティ・フィル首席客演指揮者。

(感 想)

テレビで観る藤岡幸夫さんは、話し方や行動がやんちゃ坊主のような得難いキャラクターで、それが番組の大きな魅力になっています。このエッセイは、親しみやすく、文章のテンポもよいので一気に読みました。

内容は多岐に渡っていますが、幼少時から指揮者になるまでのエピソードが主です。小林研一郎、渡邊暁雄、岩城宏之、尾高忠明、サー・チャールズ・グローヴスら教えを受けた先生とのレッスンや交流を率直に綴っていて感銘を受けました。

また、「悲愴交響曲の秘密」、「ブラームスの交響曲第1番」、「僕がもっとも愛する交響曲」といった曲に関する解説や感想の章は参考になり、コンサートやCDを聴くのに役に立ちます。『日本でクラシックの裾野を拡げる』ことが自分の天命だと著者は記していて、今後もその活動が注目されます。

3月27日放映のベートーヴェン「ピアノ協奏曲第3番」。ゲストはピアニストの田部京子さん。

共演は山形交響楽団。藤岡さんのメモが入るなど、曲が理解しやすいように編集されています。

【BSテレ東 エンター・ザ・ミュージック ホームページ】

エンター・ザ・ミュージック|BSテレ東 (bs-tvtokyo.co.jp)

番組の紹介など。実際の演奏場面も見ることができます。

【購入したCD  藤岡幸夫指揮関西フィルハーモニー管弦楽団 シベリウス:交響曲第5番など】

   

著者がこの本で「僕がもっとも愛する交響曲」として挙げているのは、シベリウスの交響曲第5番です。藤岡さんが指揮した同曲のCDを購入して聴きました。