右肘の関節のあたりがここ2~3週間痛むので、整形外科に行ってきました。レントゲン写真を撮り診察してもらったところ、骨に異常はなく筋肉疲労により神経が圧迫されているとのことです。心当たりのあるのは、誘導灯を振りながら駐車場で車の整理をしたことです。年齢に加え運動不足が潜在的に影響していると思われるので、来年は、ウォーキングや軽い体操を行い、体調維持に努力します。長きに渡り活躍している女性歌手。
HELEN MERRILL (ヘレン・メリル)
HELEN MERRILL IN TOKYO (King 1963年録音)
平成23年の最終の記事になります。今年一年ご覧いただきありがとうございました。ジャズやヴォーカルについて、語り合えるのは本当に嬉しいことです。ヘレン・メリルはお気に入りの歌手ですが、半世紀、50年以上にわたり活動し続けているのは、素晴らしい。拙ブログも、それに倣い当分継続できたらと考えています。
ヘレン・メリルは親日家で、日本で録音したアルバムもあり、その中で代表に挙げていいのが、この「In Tokyo」でしょう。バックは、猪俣毅とウエストライナーズで、メンバーは鈴木重夫(as,cl)、稲垣次郎(ts,fl)、原田忠幸(bs)、仲野彰(tp)、前田憲男(p)、滝本達郎(b)、猪俣猛(ds)。前田憲男が編曲を担当しています。
曲はスタンダードです。「Someday My Prince Will Come」(いつか王子様が)、「It Never Entered My Mind」、「Bewiched」(魅惑されて)、「You Do Something To Me」、「Teach Me Tonight」、「I'm a Fool to Want You」、「My Favorite Things」、「Good Morning Heartaches」、「I Feel Pretty」、「You'd Be So Nice to Come Home to」の10曲。「ユード・ビー・ソー・ナイス~」が収録されているのが、俄然注目されます。
編曲や伴奏もよく、ヘレンがリラックスして歌っているのが、こちらにも伝わってくるようなセッションです。声は、ハスキーですが、高音も伸びて好調ぶりがうかがえます。「Someday My Prince Will Come」、「It Never Entered My Mind」、「Bewitched」、そして「I'm a Fool To Want You」あたりがことに印象に残ります。「I'm a Fool To Want You」のイントロのトランペットがムード横溢、「ユード・ビー・ソー・ナイス」は軽やかなテンポで、歌はより洗練されて聴こえます。
皆様、よいお年を。