安曇野ジャズファンの雑記帳

信州に暮らすジャズファンが、聴いたCDやLPの感想、ジャズ喫茶、登山、旅行などについて綴っています。

ジャズとグルメの札幌・夕張旅行(2)【チェットベーカリー、ジャズ喫茶「Groovy」、カレーショップ「エス」、ライブハウス「Slowboat」】

2021-11-30 19:30:00 | お出かけ・その他

ジャズとグルメの札幌・夕張旅行の2回目で、2日目の11月26日(金)について記します。遊び心豊かなパン屋「チェットベーカリー」や夕張のジャズ喫茶「Five Pennies」は、全く初めてで新鮮な一日でした。

11月26日(金) 札幌市 → 夕張市 → 札幌市(レンタカー)
        パン屋「チェットベーカリー」、ジャズ喫茶(Five Pennies、Groovy)、スープカレ          ー「エス」、ライブハウス「Slowboat」

JR駅レンタカーで車を借りました。月寒の「チェットべーカリー」を経由し、夕張市へ向かいます。

【チェットベーカリー】

住所:札幌市豊平区月寒東2条19丁目20-50
電話:011-598-1182
ホームページ:チェットベーカリー|月寒東にあるパンの名店 (chet-bakery.com)

外観。建物は築70年ほどの古民家だそうです。暖簾がわかりやすくてよいです。

パンの販売コーナー。奥はパンの製造場所のようです。店名は、チェット・ベイカー(tp)のもじりだと思いますが、パンの名前(愛称)も、有名ミュージシャンの名前をもじってつけてあり、笑みがこぼれました。

塩パン。「John Soltrane」(ジョン・ソルトレーン)と名付けられています。ジョン・コルトレーン(ts)のもじりですが、コルトレーンのアルバム「Soultrane」(ソウルトレーン)とSalt(塩)を掛けてつけたものと思われます。

メロンパン。「Herbie Pancock」(ハービー・パンコック)と名付けられていて、Herbie Hancock(p)のもじりですが、ハンコックは「Watermelon Man」(ウォーターメロン・マン)の作曲者なので、メロンからの発想でしょう。

クリームパン。Jackie McReam(ジャッキー・マクリーム)と名付けられています。Jackie McLean(as)、ジャッキー・マクリーンという名前からの連想だと思います。

あんぱん。Ank Mabley(アンク・モブレイ)と名付けられています。Hank Moblye(ts)、ハンク・モブレイの名前からの連想だと思いますが、餡子をAnkとしたのは面白い。そのほか、いろいろありました。

喫茶コーナー。当日はお休みでしたが、ジャズを流しているようです。

チェット・ベイカー(tp)とマイルス・デイビス(tp)のアルバムが立てかけられてありました。

後方には、「ジャズ」と大きく染め抜かれた暖簾。楽しいパン屋さんでした。菓子パンを何種類かと、コースターを購入しました。札幌滞在中にホテルで食べましたが、メロンパンとクリームパンがかなり美味しい。

【FIVE PENNIES(ファイブ・ぺニーズ)】

夕張のジャズ喫茶「FIVE PENNIES」。記事は別に書きます。

【GROOVY(グルーヴィー)】

住所:北海道札幌市中央区南3条西24丁目2-5  稲辺ビル 1F
電話:011-631-8280 
ホームページ:グルーヴィー (食べログのページです)

札幌のジャズの情報などなど、いろいろと教えていただけます。今回も事前にメールで訪問する旨をマスターに伝えてありました。夕張市からの帰りに寄りました。

看板

札幌のミュージシャンである山田敏昭(p)さんのCDと重松忠男(b)さんのCDを販売しています。山田さんのものは購入済でしたので、重松忠男さんのCDを一枚購入しました。

珈琲とチーズケーキをいただきました。2年近く来ていませんでしたが、マスターは変わらずお元気でした。

カレーショップ「エス」の前あたりの電車通りの様子。この日は、まだ雪がありませんでした。樹木には電飾が施されています。

【カレーショップ S(エス)】

住所:札幌市中央区南3条西4丁目シルバービルB1F
電話:011-219-1235
ホームページ:あっさり和風旨味系スープカレーと、パキスタン風ルウカレーのお店。カレーショップエス | 公式サイト (curryshop-s.com)

夕食にスープカレーを食べにエス(S)に行きました。地下一階がお店です。ジャズ喫茶の「Bossa」と同じビルにあります。

入口

店内。予約席を設けてありました。

店長おすすめという「北の味覚スペシャルカレー」を注文。ごはんは小盛です。こちらのお店のスープは、和風テイストであっさり系です。

当店定番メニュー「タンドリーチキンと野菜」カレーに北海道の味覚(アスパラ・エビ・ホタテ・コーン)が入った大満足なスペシャル版だそうです。盛りだくさんで、美味しくいただきました。

食後にアイスコーヒー。クーポン券をもっていったので、無料でした。

【ライブハウス SLOWBOAT】

住所:札幌市中央区南3条西3丁目 もりにビル4F
電話: 011-210-5144
ホームページ:jazz live SLOWBOAT (jazz-slowboat.jp)

看板。地下鉄すすきの駅から至近の場所です。この看板を見るとワクワクします。

本日の出演は、辻允啓(b)さんと、斎藤桃子(b)さんです。

店内の様子。

本日は、この二人のデュエットで、ベースの辻さんがリーダーです。演奏した曲は「Alice in Wonderland」、「If I Should Loose You」など、スタンダード曲と有名ジャズオリジナルでした。

辻允啓(b)

斎藤桃子(p)

(3)へ続きます。(3)では11月27日(土)中心に、中古レコード店巡りや居酒屋「瑠玖&魚平 」の様子などについて記します。引き続きご覧いただければ幸いです。


ジャズとグルメの札幌・夕張旅行(1)【新函館北斗~札幌、ラーメン「ふじ屋 NOODLE」、BAR 81】

2021-11-29 19:30:00 | お出かけ・その他

2020年1月以来、約2年ぶりに北海道札幌市を訪れ、ジャズ喫茶やライブハウスを回りました。加えて、初めてレンタカーを借りて、夕張市のジャズ喫茶「Five Pennies」へ出かけました。

約2年ぶりの札幌でしたが、ジャズ友のdukeさんやジャズ喫茶Groovyのマスターなど皆さんと旧交を温めることができ、有意義で楽しい旅行になりました。

(概略の行程)

11月25日(木) 長野市 → 札幌市(JR)
        ラーメン「ふじ屋 NOODLE」、バー81

11月26日(金) 札幌市 → 夕張市 → 札幌市(レンタカー)
        パン屋「チェットベーカリーおもや」、ジャズ喫茶(Five Pennies、Groovy)、スープカレ          ー「エス」、ライブハウス「Slowboat」

11月27日(土) 喫茶「ミンガスコーヒー」、中古レコード(disk Evans、Beat Records、Fresh Air)、
        居酒屋「瑠玖&魚平 」、ジャズ喫茶「Groovy」、ライブハウス(D-Bap、Day by Day)

11月28日(日) タワーレコード、宮越屋珈琲
        札幌市 → 長野市(JR)

(新函館北斗~札幌)

新幹線を乗り継ぎ、新函館北斗駅に着きました。ここからは、19:09分発の特急北斗で札幌へ向かいます。

特急北斗が入ってきました。雪がパラパラとまっています。

夕食は、電車の中で。駅弁「北の家族」とサッポロクラシックで。

お弁当の中身です。バラエティに富んでいて、美味しいお弁当でした。

23時前には、宿泊するエクセルホテル東急に到着しました。

小腹が空いたということで、歩いてススキノへ。ススキノ交差点です。

新ラーメン横丁

(ふじ屋 NOODLE)

住所:北海道札幌市中央区南4条西3丁目 第3グリーンビル
電話:011-552-0248
ホームページ:ふじ屋 NOODLE - ラーメン つけ麺 (gorp.jp)

「ふじ屋NOODLE」というお店へ入りました。

サッポロクラシックの瓶ビールです。泡もたって、香りが豊かです。

白醤油というあっさり系を注文。

白醤油ラーメン

チャーシューもたくさん入っていました。

(BAR 81)

住所:北海道札幌市中央区南6条西3丁目6-24  第2桂和ビル  4F
電話:011-531-7280
ホームページ:bar81

ラーメンの後、バー81へ。ジャズが流れています。

店内。

ギネスビールをいただきました。

(2)へ続きます。(2)では、面白いパン屋さん、スープカレーのお店、ライブハウス「Slowboat」などについて記します。引き続きご覧いただければ幸いです。


今野 敏著「任侠書房」、「任侠学園」、「任侠病院」(中公文庫)を読みました。

2021-11-28 19:30:00 | 読書

この週末は、札幌で、ジャズ喫茶、ジャズクラブ回りなどをしていましたが、長野札幌間の電車内などで、北海道出身の作家、今野敏さんの文庫本を読みました。肩の凝らないエンタメ系の小説で、一部は、札幌へ行く前から読んでいたものです。

(著者の今野さんの紹介)

    

【任侠書房】

   

【任侠学園】

   

【任侠病院】

   

(感 想)

今野さんは、初期にはジャズ関連の小説を書いていて、僕も最初は、「怪物が街にやってくる」を読みました。主には警察小説を書いていて、書店にいくと半端ではなく多数の文庫本が並んでいる人気作家です。

その著者の新機軸である任侠シリーズが面白そうだったので、購入しました。ヤクザの親分とその子分が繰り広げる悲喜こもごもの物語ですが、倒産寸前の会社・団体を立て直すことをストーリーの軸に人間関係を描いています。

ヤクザの世界や立て直す対象の属している業界の様子がよく取材してあります。都合のよいストーリー展開も出てきますが、筆致のテンポもよいエンタメ系小説です。映画化されたようなので、DVDを見てみたい。

(参 考)

   

   


信州でスープカレーが食べたい(2)松本市蟻ヶ崎の「カフェ・れら」

2021-11-27 19:30:00 | グルメ

信州でスープカレーが食べたいの2回目は、松本市蟻ヶ崎の「カフェ・れら」です。松本市でのオープンは、2021年3月29日ですが、2004年に北海道美瑛で開業し、2009年からは東京国立市で営業されてきたお店です。

「レディチキン」を注文。スープは、和風テイストのあっさりめで、食が進みました。パティシエの息子さんが作ったケーキもかなりよいもので、お茶に寄るのもよさそうです。また行きたいと思いました。

お店外観。夕方で雨降りだったので、わかりづらいですが。

入口

座った席です。

4人掛けのテーブル。カウンターもあります。

スープカレーのメニュー。レディチキンを注文。レディとついているのは、チキンを小分けにして、食べやすくしているからだそうです。薬膳カレーもありました。

レディチキンのセット。

チキンと卵と揚げ野菜です。野菜も食べやすい大きさでした。

珈琲とチョコレートケーキ。

東ティモールの豆を使用。

なかなか美味しい。息子さんはプロのパティシエだと、女性店主が話していました。

お菓子を販売していました。お店で食べることもできます。

【カフェ・れら】

住所:長野県松本市蟻ヶ崎1-4-46 
電話:0263) 50-7823
ホームページ:カフェ・れら すーぷかりー (cafe-rera.com)


群馬交響楽団 2022ー2023 シーズンの年間定期会員継続と、最近聴いているクラシックCDの話題。

2021-11-26 19:30:00 | クラシック

群馬交響楽団の年間定期会員なのですが、来年度も続けるか迷っていました。その一番の理由は、本年度2021ー2022シーズンのプログラムがドイツ系の大作に偏っていて、僕が聴きたいフランス系や北欧系のものがなかったことです。

来年度2022ー2023シーズンプログラムを見ると、曲目が改善傾向なので、次のシーズンも継続することにしました。高崎まで行くなら、いっそ東京のオーケストラの演奏会に行こうかとも考えたのですが、来年度も隣県の群響定期公演を聴きます。

2022ー2023のプログラムは次のとおり。期待する演奏についてコメント付けてみました。

前期シーズンでは、4月の秋山和慶、6月のガエタノ・デスピノーサの指揮が楽しみ。曲目としては、4月のニールセン、5月のヴォーン・ウィリアムス、6月のラロ。

中期シーズンでは、9月のパスカル・ヴェロ(指揮)によるフランスプログラムが嬉しい。辻彩奈(vn)の独奏にも注目。あと、11月のシベリウス交響曲2番。

後期シーズンでは、2月の神尾真由子独奏のチャイコフスキーのヴァイオリン協奏曲が聴けるのが嬉しい。

【最近聴いているクラシックのCD】

   

Travelogue 宮田大(チェロ)、大萩康司(ギター)。日本を代表する宮田大と大萩康司によるデュオ作品。曲目、演奏ともに気に入っています。サティ:ジュ・トゥ・ヴやラヴェル:亡き王女のためのパヴァーヌあたり、素晴らしい。
僕がよく聴きに行く上田市のサントミューゼのホールで2020年7月に録音されたもの。

   

ラヴェル: ピアノ作品集(組曲「マ・メール・ロワ」付)。ヴラド・ペルルミュテール(p)。1973年録音のNIMBUS盤のリマスター(タワーレコード限定)。ペルルミュテールの演奏は、ショパンやラヴェルなど、昔から馴染みがあります。

   

シューベルト: 交響曲全集 ニコラウス・アーノンクール指揮ロイヤルコンセルトヘボウ管弦楽団(1992年録音)。廉価で販売されていたので購入したものですが、まとめて聴くのに最適。