コメダ珈琲安曇野豊科店に入ったら、シロノワールの新製品があったので、さっそく注文。熊本産の和栗をつかった「シロノワール熊本モンブラン」は、栗のクリームがパン生地の間に挟まって、秋を思わせる一品でした。「' Tis Autumn」が収録されたアルバム。
BILL PERKINS (ビル・パーキンス)
JOURNEY TO THE EAST (Contemporary 1984年録音)
ビル・パーキンス(ts, 1924~2003年)は、レスター・ヤング系のテナー・サックス奏者で好きなミュージシャンです。1950年代にパシフィックレーベルに録音した「Grand Encounter」や「Just Friends」あたりが知られていますが、1984年録音のこのアルバムも内容充実の一作です。
メンバーは、ビル・パーキンス(ts, fl)、フランク・ストラッツェリ(p)、ジョエル・ディ・バルトロ(b)、ピーター・ドナルド(ds)。ストラッツェリは、ロサンゼルスを本拠にスタジオミュージシャンもやっていたので、パーキンスと縁ができたものと思われます。
曲目は次のとおり。
1 From The Hip (Frank Strazzeri)
2 Blood Count (Billy Strayhorn)
3 I'm An Old Cowhand (Johnny Mercer)
4 Mendocino Nights (Alan Broadbent)
5 Moose The Mooche (Charlie Parker)
6 Journey To The East (Frank Strazzeri)
7 ' Tis Autumn (Henry Nemo)
8 Invitation (Bronislaw Kaper)
9 You Must Believe In Spring (Michel Legrand)
10 All Through The Night (Cole Porter)
フランク・ストラッツェリ作の2曲とアラン・ブロードベント作「Mendocino Nights」以外はよく知られた曲ばかりです。「Mendocino Nights」と「You Must Believe in Spring」では、パーキンスはフルートを吹いています。
スイング系の穏やかでリラックスしたビル・パーキンス(ts)の演奏が楽しめます。特にバラード系が印象深く、ビリー・ストレイホーン作「Blood Count」、アラン・ブロードベント作「Mendocino Nights」やスタンダードの「' Tis Autumn」は抒情が溢れていて魅力的。ビル・エヴァンス(p)の愛奏曲でもあった「You Must Believe in Spring」は、ストラッツェリ(p)の見事なイントロとパーキンス(fl)の吹くフルートの美しい音色、フレーズにうっとりさせられますが、フェイドアウトが残念。
【コメダ珈琲の「シロノワール熊本モンブラン」】
夕方入りました。
店内。もともと衝立が設置されていて席に独立性があります。
選べるデザートセットを。
熊本が栗の産地であることを初めて知りました。クマモンとのコラボ商品でしょうか。
飲み物は、アメリカン珈琲です。
シロノワール熊本モンブラン。ソフトクリーム部分にも栗のクリームがかかっています。
パンの間には和栗のクリームがサンドされています。
【コメダ珈琲 安曇野豊科店】
住所:長野県安曇野市豊科南穂高768-1
電話:0263-73-1153
ホームページ:komeda.co.jp (安曇野豊科店のページです。)