安曇野ジャズファンの雑記帳

信州に暮らすジャズファンが、聴いたCDやLPの感想、ジャズ喫茶、登山、旅行などについて綴っています。

ジャズとグルメの札幌・小樽旅行(4)【小樽運河など散策、寿司「魚真」】

2024-10-13 19:30:00 | 旅行

二日目の4日(金)には、小樽へ出かけました。運河近辺を散策し、魚真(うおまさ)で寿司のランチ、ジャズ喫茶「フリーランス」に寄って札幌へ戻りました。

レンガ造りの倉庫群は、やはり魅力がありました。北のウォール街とともに、昔の繁栄を偲ばせます。ランチに入った「魚真」(うおまさ)ですが、サーモンなどまずまずで、良いランチでした。

【関連の行程】

4日(金)
9:00 喫茶「ファビュラス」 → 11:00 小樽運河など散策 → 12:20 寿司「魚真」 → 13:10 ジャズ喫茶「フリーランス」 → 15:20 クリケットレコード → 16:00  文教堂書店 → 19:00   ビアバーバジルバジル → 20:00 ジャズ喫茶・バー「Bossa」 → 21:00 バー81

小樽駅からはどんどん人が出てきます。

プラプラと運河方面に歩いています。ちょっと路地へ入り寄り道しています。現在はレストランとして利用されていますが、これもレンガ造りの倉庫の活用です。

レンガ造りの建物が左右に続く、横町を歩くのも面白いです。

小樽市運河プラザ(観光案内所や売店など)の前を通り、運河へ。

橋の上から、小樽運河クルーズが着いたところを撮影。

港の方へ行ってみました。誰もいなくて静かで良いです。

船を撮影

戻って近くにあるport marche(お土産屋)で休憩。新しく出来た施設らしいです。

アニメみたいなキャラクターが飾ってあったので撮影。「小樽潮風高校」というネーミングプレートが記されています。

こういう雨風にさらされて時が過ぎた感じのする建物、外壁が、風格が感じられ素晴らしい。

小樽ビールの醸造所が、こんなところにありびっくり。

運河と平行して歩いています。

橋の上から。倉庫とクルーズ船。

北のウォール街。以前に、いくつかの建物に入ったことがあります。こちら経由で、ランチのお店に向かいます。

 

【魚真(うおまさ)】

住所:北海道小樽市稲穂2-5-11
電話:0134-22-0456
ホームページ:魚真 (うおまさ) - 小樽/寿司 | 食べログ (tabelog.com)

 

外観

入口。混んでないように見えますが、中に待合スペースがあるので、待っているお客様も多数いました。

小樽ビールで乾杯。所謂地ビールですが、結構美味しい地ビールでした。

お通し。イカなど、小さなお刺身を和えてあるような品物です。美味しい。

「魚真にぎり」を注文。12貫です。値段は、結構リーズナブルに思いました。

ネタは、手前左から右の方へ、シャコ、カニ

ボタン海老、ホッキ貝

ウニ、イクラ

上段右から、サーモン、イカ、青柳(?)

右から、ホタテ、本鮪赤身、かんぱち

ホッケが食べたくなり、二人で一つを注文。さすがに北海道です。うまい。

サービスで、どのテーブルにも土瓶蒸しが提供されていました。

海老やしいたけが入っていました。普段は、サーモンを食べないのですが、今回のサーモンの寿司は、美味しく抵抗なくいただきました。

(5)へ続きます。(5)では、レコード店巡りなどについて記します。


ジャズとグルメの札幌・小樽旅行2024(1)【特急北斗号、キッチン・バー「浪漫風」】

2024-10-06 19:30:00 | 旅行

10月3日(木)から6日(日)に、札幌・小樽へ旅行に行ってきました。大人の休日倶楽部のパスを使った旅で、昨年の12月以来10ヶ月ぶりです。今回は、小樽に久々に出かけてきました。

長野県から行くと、海の景色は格別で、小樽で寿司をいただき、北海道を堪能しました。また、ジャズ喫茶グルーヴィーのマスターやブロ友のデュークさんと、旧交を温めることができ、充実した旅になりました。

【大まかな行程】

3日(木)
16:30 エクセルホテル東急 → 17:50 キッチン・バー「浪漫風」 → 19:00 フェイスレコード → 20:00  バー「モデルノ」 → 23:00 ラーメン「明かり屋」

4日(金)
9:00 喫茶「ファビュラス」 → 11:00 小樽運河など散策 → 12:20 寿司「魚真」 → 13:10 ジャズ喫茶「フリーランス」 → 15:20 クリケットレコード → 16:00  文教堂書店 → 19:00   ビアバーバジルバジル → 20:00 ジャズ喫茶・バー「Bossa」 → 21:00 バー81

5日(土)
10:00 ミンガスコーヒー → 11:00 ジャズ喫茶「グルーヴィー」 → 13:00 レコード店「フレッシュエア」 → 14:00 BEATレコード → 14:30 disc EVENS → 20:00 ジャズクラブ「Day by Day」 → 22:00 そば処まる山本店

6日(日) 8:00  エクセルホテル東急朝食 →  10:30  札幌駅 

本日の投稿は、帰りの新幹線車内で書いています。まず、初日の電車内と宿泊したホテル、夕食に出かけた「浪漫風」について記します。

【新函館北斗駅~札幌エクセルホテル東急】

新函館北斗駅で、新幹線から在来線特急北斗に乗り替え。特急北斗が入ってきたところ。

車内でランチ。大宮駅で購入した肉の万世の「万かつサンド」、新函館北斗駅の売店で購入した、アイスクリームとビールのSORACHI。

車内で食べるのに向いているサンドイッチだと思います。冷めても美味しい、よくできた商品だと思います。

   

16時30分頃、ホテルに到着。これは、出かける時に撮影した写真です。

宿泊した部屋。シングルユースです。

窓から。下を見ると、半円形の平たく見える建物がありますが、ライブハウスの「Zepp Sapporo」です。当日、人気出演者がでるのか、凄い人出でした。

【キッチン・バー 浪漫風】

住所:北海道札幌市北区北25条西4丁目3-6
電話:011-736-3371
ホームページ:KITCHEN & BAR 浪漫風 – 北24条駅徒歩約5分の洋食を楽しめるバー (romanfu.com)

「浪漫風」は、土曜日にジャズ・ライブを開催し、BGMも静かめながらジャズを流しているので、以前から行ってみたかったお店です。今回初めてでしたが、お料理も本格的で、美味しい洋食が楽しめました。

外観

カウンターに腰かけました。

メニュー。火~木は、夕食セットがお得だそうです。ビールやワインも300円で付けられます。写真を撮り忘れましたが、生ビールを注文しました。

本日のおすすめ料理に「カキのガーリックソテー」があったので、注文。

セットのサラダ。

ミートのクリームコロッケ。お店の方に訊いたら、この品物が一番の看板商品とのこと。

ソースもたっぷり。

じゃがいも、お肉と入っていて、具材が食べ応えのある、コロッケです。

 

味噌汁。ワカメなど。

カキのガーリックソテー。

ふっくらとした大きなカキが3つ入っていました。かなり良い品物。

バックカウンターには、CDやレコードが収納されています。BGMには、ギターソロが流れていました。多分、CDをかけているのだと思いました。

天井近くに設置されたスピーカー。ライブの時もこれを使うと思われました。

奧の方に、ピアノを置いてありました。料理は良く、また、入りたいと思いましたが、タイミングがあれば、土曜日のジャズライブも聴いてみたい。

(2)へ続きます。


1泊2日で仙台へ(4)。瑞鳳殿、仙台市立博物館、「カフェモーツァルト テオ」のランチ。

2024-07-03 19:30:00 | 旅行

仙台2日目の朝、市内循環の観光バスに乗ったのですが、瑞鳳殿前で下りた後、道路の段差に気づかず、転倒してしまい、脚に大きな擦り傷、衝撃でカメラが作動しなくなるというアクシデントが発生。

歩けたのは良かったのですが、以降、写真は写りの良くないスマホのものになります。写真が見にくいですが、ご容赦を。この記事に限らず、当分は、不鮮明な写真が続きます。

【2日目の行程】

6月29日(土) 仙台駅 → 瑞宝殿 → 仙台市立博物館とランチ「cafe mozart theo」 → 仙台城址 → 仙台駅「ずんだカフェ」 → 新宿ピットイン(ジャズライブ) → 長野駅 

【瑞鳳殿】

住所:仙台市青葉区霊屋下23-2
電話:022-262-6250
ホームページ:瑞鳳殿ー仙台藩祖伊達政宗公が眠る霊屋 (zuihoden.com)

瑞鳳殿は、1636(寛永13)年、70歳で生涯を閉じた伊達政宗公の遺命により、その翌年、二代藩主伊達忠宗公により経ヶ峰(きょうがみね)に造営された墓所(霊屋)です。1931年に国宝に指定されましたが、戦災で焼失。現在の建物は、1979(昭和54)年に再建され、2001(平成13)年に改修が行われ、創建当時の姿に。

入口です。

    

瑞鳳殿前。

   

豪華絢爛な建物で、さすがに伊達家です。瑞鳳殿は、公益財団法人ですが、多分、仙台市の外郭団体だと思われ、改修など、よくやっていると感心しました。

   

同じ敷地内には、殉死した家臣たちのお墓もあります。

   

あまりにも、写真が不鮮明なので、パンフレットの表紙をコピーして掲載しました。

【仙台市博物館】

住所:仙台市青葉区川内26<仙台城三の丸跡>
電話:022-225-3074
ホームページ:仙台市博物館 (city.sendai.jp)

昭和26年に仙台伊達家から寄贈された資料群(伊達家寄贈文化財)の保管・展示・研究のために、仙台城三の丸跡に昭和36年に開館。ユネスコ記憶遺産に登録された「国宝 支倉常長像」など3点を含む国宝「慶長遣欧使節関係資料」や、重要文化財の伊達政宗所用具足・陣羽織、豊臣秀吉所用具足など約10万点を収蔵。

正面入口。常設展には、伊達家関連の展示物が多くあり、実に楽しめました。

伊達政宗の書状。

重要文化財 黒漆五枚胴具足 伊達政宗所用。三日月のデザインが映えます。

伊達政宗公の肖像画

江戸中期の水玉模様の陣羽織。これは、伊達家だからこその図案かもしれません。お洒落で驚きました。

陣羽織の裏面。一通り、さっと見ただけですが、伊達家や仙台藩に関する、お宝ものがいっぱいで、寄ってみて良かったです。

さらに、なんとこの4月2日に、博物館内にカフェモーツァルトの店舗が出来、ランチをいただくことができました。

【cafe mozart theo カフェモーツァルトテオ(仙台市博物館)】

住所:宮城県仙台市青葉区川内26 仙台市博物館2F
電話:022-263-0165
ホームページ:cafe mozart theo (モーツァルト テオ) - 国際センター/カフェ | 食べログ (tabelog.com)
       カフェモーツァルト cafemozart(@cafe_mozart_sendai) • Instagram写真と動画

博物館内を歩いてみて、お店がオープンしていることを知りました。遅いランチに良い時間だったので、喜んで入りました。

店内(この写真及び次の写真は、日刊せんだいタウン情報のホームページからお借りしました。)

テラス席もあり、当日はこちらは一杯でした。

なんと、オーディオ機器が充実していて、マッキントッシュのアンプが置いてあります。

写りが良くありませんが、せっかくなので掲載しておきます。

スピーカーはKEFです。店内には、モーツァルトの弦楽合奏曲が流れていました。オーディオファンにポイントが高いと思います。目の保養になりました。

仙台牛と宮城県産豚の合い挽きハンバーグのランチセットを注文。

なかなか良いです。お腹も空いていたので、美味しくいただきました。

サラダが新鮮。

スープ

食後のコーヒー。カフェモーツァルトは、こちらも含めて宮城県内に6店舗ありますが、そもそもの一番町の「カフェモーツァルト」や片平の「カフェモーツァルトアトリエ」を訪れてみたい。

アクシデントはありましたが、もう少し市内観光を続けました。


1泊2日で仙台へ(1)。島崎藤村の詩碑と初恋通り、「牛たん炭焼 利久 東七番丁店」で小宴会。

2024-06-30 19:30:00 | 旅行

6月28日(金)~29日(土)に仙台へ行ってきました。太田和彦さんの著書「大人の居酒屋旅」(その記事へのリンク)に触発されて、島崎藤村の詩碑を見たくなったことが直接の契機です。

また、ブロ友さんのブログで拝見したジャズ喫茶への訪問、さらに、伊達政宗公のお墓である瑞宝殿へも行きたかったからです。まず、藤村の詩碑の紹介と、友人との夕食(小宴会)の模様です。

(島崎藤村の詩碑)

初恋通りに立つ藤村の詩碑。若菜集から「初恋」の第3段落です。

(太田和彦著「大人の居酒屋旅」藤村詩碑の紹介ページ)

   

今回の旅に、「藤村詩抄」を持っていき、新幹線車内などでパラパラ見ていました。

   

藤村の小説は、ほとんど読んでいませんが、藤村の詩は好きで、昔から詩集は読んでいました。

藤村は、明治29年、24歳の時に東北学院教師として来仙。旅人宿「三浦屋」の二階に下宿し「若菜集」を書いた。(太田和彦 大人の居酒屋旅より)。

仙台駅東口の商業ビルBiViと東口交番の間の歩行者専用道路に藤村の詩碑があります。これは詩碑ではありませんが、最も駅寄りにあり、『島崎藤村 青春の地の名掛丁』と刻まれています。

「初恋通り」名付けられています。この通りは、一本道を横切って、北の方向に伸びています。

島崎藤村の「若菜集」より 初恋。最初の段落が彫られています。

あまりにも絵になっていたので、写真撮りました。若菜集の初恋から、第2段落目の『やさしく白き手をのべて 林檎をわれにあたへしは 薄紅の秋の実に 人こひ初めしはじめなり』が刻まれています。

塩竈神社。ここが藤村が下宿していた三浦屋の跡地のようです。突き当たりなので左折すると、すぐ藤村広場です。

藤村広場

道路沿いに詩碑などがあります。

「日本近代詩発祥の地」という碑。島崎藤村が若菜集を書いた地であることを記してあります。

島崎藤村「草枕」詩碑の説明。『心のやどの宮城野よ 乱れて熱き吾身には 日陰も薄く草枯れて 荒れたる野こそうれしけれ』~と続きます。

若菜集から「潮音」の詩碑。市井の人、末永喜一さんが、荒浜に私費でこの碑を立てたのですが、平成23年の東日本大震災の津波で痛み放置されていました。それを名掛丁の有志が、平成27年にこちらに移設したもの。

 

(牛たん炭焼き 利久 東七丁店で小宴会)

宿泊した駅東口のホテルのすぐ近くにお店はあります。1階が利久です。藤村の詩碑がある初恋通りもすぐそばです。

店内。オープンと同時に入りました。

まず、晩酌セットのAセットを頼みました。

ビールで乾杯

お刺身3点盛

冷奴

カキフライ2個。このカキがふっくらとして、すごく美味しかった。やはり海の近くは違うと実感。

ハイボール

友人が注文した「みちのく定食」。大判牛タンとめかぶとろろ丼、牛たん炭焼き2枚(4切)、おしんこなど。

僕の注文は、牛タン定食、厚い牛タンです。

牛タン。結構、柔らかくて、美味しい。

しぐれ煮。多分、カツオかな。

テールスープ。これもいただきたかったので、定食にしました。

スープにはお肉も入っています。牛タン自体は、新しいものですが、すっかり仙台の味として定着したようです。このあと、一番町のジャズ喫茶「Count」(カウント)に行きました。続きます。

【牛たん炭焼 利久 東七番丁店】

住所:宮城県仙台市宮城野区榴岡2-3-22
電話:022-296-3577
ホームページ:牛たん炭焼 利久 東七番丁店 (ぎゅうたんすみやき りきゅう) - 仙台/牛タン/ネット予約可 | 食べログ (tabelog.com)