先日、ながの東急百貨店7Fにある「とんかつまい泉」に出かけたのですが、10月末で閉店していて、代わりに、イタリアントマトで、パスタセットをいただきました。後に新しいお店が入ってくれればよいのですが。新作CDを。
AKIKO TSURUGA (敦賀明子)
BEYOND NOSTALGIA (Steeple Chase 2023年録音)
「Smalls Jazz Club」への出演など、ニューヨークを中心に活躍しているオルガン奏者の敦賀明子さんの新作を聴きました。ジョー・マグナレリ(tp)の「New York Osaka Junction」を聴いて(その記事へのリンク)、関心を持ったのですが、本作では、彼女のオリジナル曲も聴けます。
メンバーは、敦賀明子(org)、ジョー・マグナレリ(tp)、ジェリー・ウォルドン(ts)、バイロン・ランドハム(ds)、エド・チェリー(g)。参加メンバーは、敦賀さんのライブに普段出演しているミュージシャンです。本CDは、名門レーベルのSteeple Chaseからの発売で、画期的です。
(英文表記)Akiko Tsuruga(Hammond B3 Organ)、Joe Magnarelli(tp)、Jerry Weldon(ts)、Byron Landham(ds)、Ed Cherry(g)。
曲目は次のとおり。
1 Tiger (Akiko Tsuruga)
2 Happy Blues (Akiko Tsuruga)
3 Middle of Somewhere (Akiko Tsuruga)
4 Back Track (Lonnie Smith)
5 I'll Close My Eyes (Billy Reid)
6 Beyond Nostalgia (Akiko Tsuruga)
7 Mack The Knife (Kurt Weil) 【マック・ザ・ナイフ】
8 Dancing Cats (Akdiko Tsuruga)
9 What a Difference A Day Makes (Aaria Grever) 【恋は異なもの】
敦賀さんのオリジナル曲が5曲収録されていますが、どれも面白いのに感心しました。彼女の師匠のロニー・スミス作「Back Track」に、あとの3曲はよく知られたスタンダード曲です。
最初から最後まで、グルーヴィーなジャズが楽しめます。「Tiger」や「Happy Blues」は、快適にスイングし、敦賀明子さん(org)はじめ、各人のソロもエキサイテイングで、ハードバップ全盛期を髣髴とさせます。愛猫達が追いかけっこをする様子を活写した「Dancing Cats」はファンキーで、「I'll Close My Eyes」におけるジョー・マグナレリ(flh)や「Back track」におけるエド・チェリ-(g)の演奏も記憶に残ります。「Beyond Nostalgia」は、敦賀さんが京都のお寺に出かけた際に感じた空気(雰囲気)に感化されて作った曲だそうです。
(参考)本作から「Happy Blues」が聴けます。
【敦賀明子 ホームページ、ブログ】
Jazz Organist Akiko Tsuruga (akikojazz.com)
【イタリアントマト レストラン 長野東急店】
住所:長野県長野市南千歳1-1-1 ながの東急 7階
電話:026-223-8877
ホームページ:イタリアントマト (italiantomato.co.jp)
7階には、貼り紙があり、「まい泉」が10月末で閉店したことを知らせてありました。
コロナ前は、飲食店(レストラン)が6店舗あったのですが、現在、3店だけになりました。
イタリアントマト外観
目に留まったのは、「Autumn Menu」です。
店内。奥の方に腰かけました。
ランチのメニュー。お昼時は混むのかもしれません。
秋鮭とたっぷりきのこのジェノベーゼ。
アップ。秋鮭が抜群に美味しかった。
ケーキセット。他に種類もあったのですが、ケーキはイチゴショートにしました。
イチゴショートは、ケーキの王道ですね。僕は好きです。
お店の前の広場には、クリスマスツリーが飾ってあります。
調べていた時に東京JAZZで彼と来日して
いることで、その名を知りました。
配信音源でハモンドB3のJAZZを聴き
ました。
グルービーなサウンドはご機嫌ですね。
ライブの時、ハモンドはその店に
あるものなのか、レンタルで運んで
くるのか、それとも自分の楽器を
搬入するかとかいまだに謎です。
彼女のお師匠さんはロニー・スミス氏
なんですね。情報ありがとうございます。
ハモンドB3ですが、お店の備え付けが一般的だと思います。僕も触ったことはありますが、あれの持ち運びはとても難しいのでは。
ただ、敦賀明子さんのライブ映像を観ていると、機能はそうかわらないと思いますが、キーボードといった感じのもので演奏していました。あれなら運ぶことができるので、多分、フェスティバルやハモンドB3がないお店では、それを使っているのだと思います。
このCDで「Mack The Knife」を演奏していますが、ルー・ドナルドソン・グループでの演奏の際の敦賀さんのフューチャー曲だったようです。ルー・ドナルドソンは、演奏に参加せず、休憩しながら自分も楽しんでいたようです。
コメントありがとうございます。