安曇野ジャズファンの雑記帳

信州に暮らすジャズファンが、聴いたCDやLPの感想、ジャズ喫茶、登山、旅行などについて綴っています。

ジャッキー・マクリーン「A LONG DRINK OF THE BLUES」、長野市信州新町の手打そば「おかめ」。

2024-09-26 19:30:00 | アルト・サックス

先日、長野市から安曇野市まで国道19号線を走りました。長野市信州新町で昼時になったので、手打そば「おかめ」に入り「親子丼・そばセット」を注文。2品とも盛りが良かった。2つのセッションを収録した作品。

JACKIE McLEAN (ジャッキー・マクリーン)
A LONG DRINK OF THE BLUES (NEW JAZZ → STATUS 1957年録音) 

   

ジャッキー・マクリーン(as, 1931~2006年)は、ブルーノートの「One Step Byond」(1963年録音)あたりでは、コルトレーンの影響を受けた先進的な演奏を行っていて、素晴らしいのですが、僕が心惹かれるのは1950年代の録音で、くすんだフラット気味のサウンドは、魅力があります。本作はその一枚です。

2つのセッションが収録されていて、トラック1と2は、1957年8月30日録音で、メンバーは、ジャッキー・マクリーン(as,ts)、カーティス・フラー(tb)、ウェブスター・ヤング(tp)、ギル・コギンズ(p)、ポール・チェンバース(b)、ルイス・ヘイズ(ds)。トラック3~5は、1957年2月15日録音で、メンバーは、ジャッキー・マクリーン(as)、マル・ウォルドロン(p)、アーサー・フィップス(b)、アート・テイラー(ds)。

(英文表記)Jackie McLean(as,ts)、Curtis Fuller(tb)、Webster Young(tp)、Gil Coggins(p)、Paul Chambers(b)、Louis Hayes(ds)。Jackie McLean(as)、Mal Waldron(p)、Arthur Phipps(b)、Art Taylor(ds)。

曲目は次のとおり。

1  A Long Drink of the Blues (Jackie McLean)
2  A Long Drink of the Blues (Jackie McLean)
3  Embraceable You (George Gershwin,  Ira Gershwin)
4  I Cover the Waterfront (Johnny Green,  Edward Heyman)
5  These Foolish Things (Harry Link,  Holt Marvell,  Jac Strachey)
ジャッキー・マクリーンの自作が1曲(2トラック)と、有名スタンダード曲が3曲。わかりやすい並べ方になっていて、曲順に好感がもてます。

トラック1の「A Long Drink of the Blues」(直訳は「憂鬱な気分を長く味わう」)は、ごく短いですが、2は、20分ほどのジャムセッション風演奏で、マクリーンは、テナーサックスも吹いています。レコードB面の「Embraceable You」、「I Cover the Waterfront」、「These Foolish Things」の3曲では、マクリーン(as)のニュアンスに富んだバラードプレイが堪能できます。マル・ウェルドロン(p)のプレイも訥々として、マクリーンに寄り添っています。「Embraceable You」が最高だと思いますが、大好きな曲「These Foolish Things」もたまりません。

   

今回聴いたレコードは、再発レーベルのSTATUS盤です。元は、NEW JAZZ 8253です。レコードのラベルを掲載しました。

   

こちらが、NEW JAZZのジャケットで、STATUS盤とは色合いが異なります。

(参考)本作から「Embraceable You」が聴けます。

Status 8253 Jackie McLean plays Embraceable You (youtube.com)

(安曇野市宅で聴いているところ)

飾ってあるジャケットは、いずれもジャッキー・マクリーンのリーダー作でプレスティッジレーベル関係のもの。右から、「Jackie McLean & CO.」(Prestige OJC盤)、本作「A Long Drink of the Blues」(New Jazz  Status盤)、「Alt Madness」(Prestige OJC盤)。

 

【手打そば おかめ】

住所:長野県長野市信州新町176
電話:026-262-2170
ホームページ:手打ちそば おかめ - 信州新町その他/そば | 食べログ (tabelog.com)

国道からほんの少し入りますが、駐車場が広くて停めやすい。

お店の外観

カウンター席に腰かけました。

メニュー。価格は全体にリーズナブルです。親子丼が食べたくなったので、親子丼・そばセットを注文。

親子丼・そばセット。初めからそば湯もきました。

蕎麦。県産のそば粉を使った手打ちそばのようです。つなぎが多い気がしましたが、盛りは良かった。

親子丼。

鶏肉がジューシーでした。夜は焼き鳥屋さんなので、お肉が良いのかもしれません。

ミニサラダ

オレンジがついてきました。

そば湯。


ソニー・スティット「SITS IN WITH THE OSCAR PETERSON TRIO」、三宝亭で冷やし中華。

2024-07-28 19:30:00 | アルト・サックス

暑いので、ランチに冷やし中華を食べに安曇野市の三宝亭へ行きました。麺が細く、冷たいタレがたくさんかかっていて、クールで良かった。どちらかというとホットな演奏です。

SONNY STITT (ソニー・スティット)
SONNY STITT SITS IN WITH THE OSCAR PETERSON TRIO (VERVE 1959年録音)

   

ソニー・スティット(as, 1924~1982年)は、ヴァーヴレーベルに多数の録音を残しています。本作は、1959年に、ノーマン・グランツのJATPのヨーロッパ公演に参加した際に、そのJATPのリズムセクションであるピーターソン・トリオとパリで録音したもの。

メンバーは、ソニー・スティット(as, ts)、オスカー・ピーターソン(p)、レイ・ブラウン(b)、エド・シグペン(ds)。JATPのヨーロッパ楽旅のメンバーです。エド・シグペンは、この楽旅から正式にピーターソントリオのメンバーとなったもの。

(英文表記)Sonny Stitt(as, ts)、Oscar Peterson(p)、Ray Brown(b)、Ed Thingpen(ds)。

曲目は次のとおり。

1  I Can't Give You Anything But Love (Dorothy Fields,  Jimmy McHugh)
2  Au Privave (Carlie Parker)
3  The Gypsy (Billy Reid)
4  I'll Remember April (Gene Depaul, Patricia Johnston,  Don Raye)
5  Scrapple from the Apple (Charlie Parker)
6  Moten Swing (Bennie Moten)
7  Blues fro Pres, Sweets , Ben and All the Other Funky Ones (Sonny Stitt)
8  Easy Does It (Sy Oliver,  Trummy Young)
1~5(レコードのA面)は、チャーリー・パーカーとルイ・アームストロング、6~8(レコードのB面)は、カウント・ベイシー楽団関連の人に捧げられた選曲となっています。1~5では、スティットはアルトサックスを吹き、6~8では、テナーサックスを吹いています。

昨日の「THE BATTLE JAPN TOUR 2024」(その記事ヘのリンク)における、ヴィンセント・ハーリング(as)の吹いたバラード「The Gypsy」が抜群に良かったので、その曲の演奏を聴こうと、ソニー・スティットの本アルバムを取り出しました。録音時のスティット、ピーターソンは絶好調で、全て一回の演奏でOKが出たそうです。有名アルバムだけに僕も大学生の時に購入して、聴きまくりました。全曲好きなのですが、「I Can't Give You Anything But Love」や「The Gypsy」、「Scapple from the Apple」は胸のすくような快演。

(参考)本作から「The Gypsy」が聴けます。

The Gypsy - YouTube

(安曇野市宅で聴いているところ)

飾ってあるレコードは、ソニー・スティットのリーダー作で、右から「Pen of Quincy Jones」(Roulette 国内盤)、本作(国内盤)、「Stitt Powel&J・J」(Prestige 国内盤)。 

 

【三宝亭 安曇野店】

住所:長野県安曇野市豊科南穂高1240 
電話:0263-71-5805
ホームページ:三宝亭/さんぽう亭 |三宝グループ | 三宝グループ (sanpou-g.co.jp)

外観

幟があります。

店内。ちょっと遅いので、空いています。

冷やし中華。ランチにはごはんが付くそうで奨められたので、ごく小盛りをお願いしました。

具もたくさん。典型的な冷やし中華の外観です。

麺が細くて、タレと絡みやすくて、工夫しているのかと思いました。暑い中、運転していった甲斐があった冷やし中華でした。


SOMETHING ELSE! FEATURING ヴィンセント・ハーリング「SOUL JAZZ」、コメダ珈琲の「ふわるシャインマスカットシフォン」。

2024-07-26 19:30:00 | アルト・サックス

コメダ珈琲安曇野豊科店で、お茶タイム。アメリカン珈琲と初めて「ふわるシャインマスカットシフォン」を注文。葡萄のシャインマスカットの甘味が楽しめる新しいケーキでした。すごく良かった新作CDです。

SOMETHING ELSE!  FEATURING VINCENT HERRING
SOUL JAZZ (SMOKE SESSIONS 2024年録音)

   

アルトサックスのヴィンセント・ハーリング(1964年生まれ)は、大好きなミュージシャンで、CD購入やライブに行くなど、時々ですが、追いかけています。そのハーリングがリーダーとなって、3管編成のグループ「Something Else」を立ち上げ、その第1作がリリースされたので、早速、入手しました。

メンバーは、ヴィンセント・ハーリング(as)、ジェレミー・ペルト(tp)、ウェイン・エスコフェリー(ts)ポール・ポーレンバック(g)、デイヴィッド・キコスキー(p)、エシエット・エシエット(b)、オーティス・ブラウン III 世 (ds)。2024年2月26日にニューヨークの「Smoke Jazz Club」の昼の部(Daylight Session)を収録したものです。

(英文表記)Vincent Herring(as)、Jeremy Pelt(tp)、Wayne Escoffery(ts)、Paul Bollenback(g)、David Kikoski(p)、Essiet Essiet(b)、Otis Brown III(ds)。

曲目は次のとおり。

1  Filthy McNasty ((Horace Silver)
2  Too Blue  (Stanley Turrentine)
3  Mean Greens (Eddie Harris)
4  The Chicken (Pee Wee Ellis)
5  Driftin’ (Herbie Hancock)
6  Slow Drag (Donald Byrd)
7  Strasbourg/St. Denis (Roy Hargrove)
8  Naima (John Coltrane)
ジャズオリジナルの有名曲が選曲されています。ファンキー、ソウルフルなジャズ愛好者には感涙ものの曲が並んでいます。最初の「Filthy McNasty 」から「Naima」まで大好きな曲ばかりです。

まだ7月ですが、今年(2024年)購入したジャズアルバムのNO.1と言いたい作品。ハードバップやファンキーなどグルーヴィーなジャズが好きジャズファンにはたまりません。3管編成の編曲に加え、各人のソロもよいものです。ヴィンセント・ハーリング(as)はもちろん、ジェレミー・ペルト(tp)やウェイン・エスコフェリー(ts)がこれでもかと吹いています。そして、ディヴィッド・キコスキー(p)が、一皮むけたようにスイングしていて、ちょっと驚きました。ホレス・シルバー作「Filthy McNasty」、スタンリー・タレンタイン作「Too Blue」、そしてドナルド・バード作「Slow Drag」と、至福の一時。

ジャケット内側にある当日の演奏の様子。右から3番目が、リーダーのヴィンセント・ハーリング(as)。

(参考)

Something Else! featuring Vincent Herring "SOUL JAZZ" video (youtube.com)

 

【今年もヴィンセント・ハーリングがエリック・アレキサンダーとともに来日します。スケジュールなどは下記のとおり。】

The Battle Japan tour 2024 feat. Vincent Herring and Eric Alexander

メンバー:ヴィンセント・ハーリング(as)、エリック・アレキサンダー(ts)、小林陽一(ds)、海野雅威(pf)、片倉真由子(pf)、リンヘイテツ(pf)、吉田豊(b)、安田幸司(b)

(公演スケジュール)

7/26(金)甲府コットンクラブ
7/27(土) 入間市産業文化センター
7/28(日)茅ヶ崎、ハスキーズギャラリー
7/30(火)渋谷JZBrat 

8/1(木)武蔵野文化会館
8/2(金)静岡市ライフタイム
8/3(土)名古屋スターアイズ
8/4(日)大阪ロイヤルホース
8/6(火)山口湯田温泉ポルシェ
8/7(水)熊本市九品寺スマイル
8/9(金)松山市 Ys Café
8/10(土)京都市ルクラブ
8/11(日)浜松市アナログ
8/12(月、祝) 新宿ピットイン

8/14(水)ティアラこうとう
8/16(金)山形川西町フレンドリープラザ
8/17(土)盛岡市 スペインクラブ
8/18(日)青森 外ヶ浜 いまべつ総合体育館
8/19(月)秋田市キャットウオーク
8/22(木)中標津 コンサート
8/23(金)札幌市D-Bop 
8/24(土)同上
8/25(日)横浜旭ジャズまつり

 

【コメダ珈琲店  安曇野豊科店】

住所:長野県安曇野市豊科南穂高768-1
電話:0263-73-1153
ホームページ:コメダ珈琲店 (komeda.co.jp)

お店の外観。南側から撮影。

入口

アメリカン珈琲と『ふわるシャインマスカットシフォン』を注文。

アメリカンコーヒー

ふわるシャインマスカットシフォン。『ソースからクリーム、スポンジまで、すべてにシャインマスカットを使用。爽やかでフルーティーな果実の味わいを、最後の一口まで。』だそうです。

取り分けたところ。甘いもの好きな人には良さそうなシフォンケーキです。美味しくいただきました。


チャールズ・マクファーソン「Reverence」、長野駅「BECK'S COFFEE SHOP」でグリル夏野菜のキーマカレー。

2024-06-26 19:30:00 | アルト・サックス

長野駅の「BECK'S COFFEE SHOP」の「グリル夏野菜のキーマカレー」が気になり、入店。エスニック風でやや辛でしたが、半熟たまごの投入でまろやかに。まろやなかアルトサックスを。

CHARLES McPHERSON (チャールズ・マクファーソン)
Reverence (SMOKE SESSIONS 2023年録音)

   

チャールズ・マクファーソン(as, 1939年生)は、1959年にニューヨークに出て、チャールス・ミンガス(b)グループに加わりましたが、その前は、デトロイトで、バリー・ハリス(p)に師事していました。本作は、マクファーソンが、そのハリスに捧げたアルバムです。

メンバーは、チャールズ・マクファーソン(as)、テレル・スタッフォード(tp)、ジェブ・パットン(p)、デイヴィッド・ウォン(b)、ビリー・ドラモンド(ds)。2023年11月1-5日、ニューヨークのジャズクラブ「Smoke」におけるライブ録音。

(英文表記) Charles McPherson(as)、Terell Stafford(tp)、Jeb Patton(p)、David Wong (b)、Billy Drummond(ds)。

曲目は次のとおり。

1  Surge (Charles McPherson)
2  Blues For Lonnie In Three (Charles McPherson)
3  Come Rain Or Come Shine (Harold Arlen,  Jonny Mercer) 【降っても晴れても】
4  Dynamic Duo (Charles McPherson)
5  Old Folks (Willard Robison,  Dedette Lee Hill)
6  Ode To Barry (Charles McPherson)
チャールズ・マクファーソンの自作が4曲に、スタンダードが3と5の2曲。ライブ録音なので、1曲の演奏時間は長めです。

2021年に91歳で亡くなったバリー・ハリスへ捧げたアルバム。本作録音時、マクファーソンは84歳ですが、ビ・バップフレーズに加え、モーダルで抽象的な演奏もしていて、年齢を感じさせません。加えて、ストレートに吹いているテレル・スタッフォード(tp)、グルーヴィーでファンキーさも感じられるジェブ・パットン(p)のプレイと、現代ハードバップの良いところが聴けます。「Surge」におけるスタッフォードとマクファーソン、「Come Rain or Come Shine」におけるパットン(p)など聴きどころ満載。

ライナーノートにあるマクファーソンの演奏姿。

メンバー5人の集合写真。

(参考)本作から「Come Rain or Come Shine」が聴けます。

Come Rain or Come Shine (youtube.com)

 

【BECK'S COFFEE SHOP(ベックス・コーヒー・ショップ)長野】

住所:長野県長野市栗田1028 (長野駅改札外)
電話:026-226-4679
ホームページ:ベックスコーヒーショップ (jr-cross.co.jp)

新幹線改札口の前にあります。

目に留まったのは、右端の上に写っている「グリル野菜のキーマカレー 半熟たまご添え」です。夏季限定商品です。

店内。奥の方から撮影。ちょうど空いている時間でした。

窓からホームなど。天気が良くないので、遠くの方は見えません。条件が良いと、ここから槍ヶ岳が望めます。

キーマカレーとミニサラダを注文。

グリル野菜のキーマカレー、半熟たまご添え。『肉の旨みとスパイスが効いたキーマカレーに、グリルした夏野菜(ズッキーニ、なす、赤・黄ピーマン)を加え、具材感のあるカレーに仕立てました。温泉たまごを合わせることでマイルドな味わいへの変化が楽しめる。』そうです。

たまごを崩してみました。キーマカレーの部分は、ややエスニックな感じで、たまごで、かなりマイルドになりました。

ミニサラダ。トマトとポテトサラダが主です。

長野駅の新幹線改札口の前です。週に3~4回はこの前を通ります。外国の方の姿は少なくなりましたが、観光のお客様が増えてきたように感じます。


バンキー・グリーン「MY BABE」。雪の降る中、松本市島内の「月詠珈琲」で寛ぎタイム。

2024-02-29 19:30:00 | アルト・サックス

三連休最終の25日(日)は、雪が降っていたので遠出はせず、午後のお茶に月詠珈琲を訪れました。スピーカーのJBLオリンパスから、ロック系の音楽が店内に流れていました。こんな装置で聴きたいレコード。

BUNKY GREEN (バンキー・グリーン)
MY BABE (VEE JAY 1960年録音)

   

バンキー・グリーン(as, 1935年生)ですが、一時ニューヨークに出たものの、1960年以降は、シカゴにほとんど止まったため、知名度は高くないようです。弟子には、スティーヴ・コールマンやグレッグ・オスビーがいて、教育にも注力しています。当時の第一級のサイドメンが本作に参加しています。

メンバーは、バンキー・グリーン(as)、ウィントン・ケリー(p)、ドナルド・バード(tp)、ジミー・ヒース(ts)、ラリー・リドレイ(b)、ジミー・コブ(ds)。このメンバー見ただけで、聴きたくなります。

曲目は次のとおり。

1  My Babe (Public Domain)
2  Polka Dots and Moonbeams (Johnny Burke,  James Van Heusen)
3  Counter Punch (Bunky Green)
4  Step High (Bunky Green)
5  Don't Blame Me (Dorothy Fields,  Jimmy McHugh)
6  Cecile (Donald Byrd)
バンキー・グリーンの自作が2曲、ドナルド・バード作が1曲、スタンダードなどが3曲です。結果的にバランスのとれた選曲になっている気がします。

本作は長くお蔵入りしていて、発表されたのは、1970年代半ばです。しかし、ジャケットのせいもあり、僕は食指が動かず、かなり後になって聴きました。タイトル曲の「My Babe」や「Step High」は、ゴスペルタッチで始まりますが、バンキー・グリーン(as)は、やや丸みのあるサウンドで流麗にスイングしています。「Polka Dots and Moonbeams」では、リズムセクションなしの3管の演奏による美しいハーモニーが聴け、「Counter Punch」では、グリーン、ケリー、バードの熱いソロが素晴らしく、聞き逃せないアルバム。

(参考)本作から「My Babe」が聴けます。

Bunky Green Sextet - My Babe (youtube.com)

(安曇野市宅で聴いているところ)

安曇野市宅で聴いているところです。飾ってあるレコードは、本作参加メンバーのもので、右から、ドナルド・バード「Parisian Thoroughfare」(Brunswick 再発盤)、本作「My Babe 」(Vee-Jay  日本盤)、ジミー・ヒース「Swamp Seed」(Riverside 日本盤)。

(月詠珈琲)

住所:長野県松本市島内7717
電話:0263-74-1487
ホームページ:長野県松本市、焙煎したてのコーヒーが味わえるカフェ|月詠珈琲 (matsumoto-tsukuyomicoffee.com)

駐車場に設けられた看板。

お店の外観。雪が降っていて、外は寒いのですが、電灯がともっている店内は温かそうです。

店内。入口やカウンターを撮影。

店内。オーディオ機器を置いてあります。

メニュー。ブラジル、パッセイオ農園パルプドナチュラル(中煎り)を注文。マイルドで、ほっとするコーヒーだそうです。

サーバーと珈琲が入ったカップが運ばれてきました。珈琲の量は、カップ2杯分弱くらいあります。

シンプルな器です。

スピーカーのJBLオリンパスの木目が美しい。

アンプ類

この真空管アンプの外観は美しい。小綺麗な店内で、ゆったりとした時間を過ごし、気分転換になりました。