安曇野ジャズファンの雑記帳

信州に暮らすジャズファンが、聴いたCDやLPの感想、ジャズ喫茶、登山、旅行などについて綴っています。

離山登山(1)(標高 1,255.9m 長野県北佐久郡軽井沢町)【上り、山頂からの景色、花】

2018-04-30 20:03:41 | 登山・ハイキング

4月28日に軽井沢へ午後3時からのコンサートを聴きに行きましたが、早く出かけて午前中に離山(はなれやま、1,255.9m)へ登りました。道はよく整備されていて上りやすい山で、山頂からは浅間山や八ヶ岳が見えました。軽井沢の隣の佐久市に住んでいるAさんが、行ったことがないし足慣らしに丁度よいからと同行してくれました。

歩行時間は、上り1時間11分、下り1時間で2時間11分でした。登山というよりハイキングで、全体に傾斜が緩く疲労感はほとんどなく、運動靴でもよさそうなので、どなたでも登れる山だと思います。定番観光スポットの雲場池にも寄ることができ、短時間ですが充実していました。

【行 程】

雲場池駐車場出発 8:14 ~ 記帳場(登山口)8:41 ~ 山頂 9:24 (休憩)   

山頂出発 10:03 ~ 展望台 10:15ー10:22 ~ 記帳場(登山口)10:46 ~ 雲場池 11:08  昼食(フレスガッセ) 11:35~12:15 

【駐車場~登山者記帳所】

雲場池駐車場に2台停めました。普通車は500円です。

東部小学校前バス停の近くから案内にそって歩きました。別荘地内のどこからでも行けそうでしたが、迷ってもいけないので、案内表示のあるコースを歩きました。

左へ進みます。別荘の名前に交じり案内表示があります。

雉の雌がいたので、撮りました。

このあたりは離山別荘地というようです。

別荘地内の道は舗装され管理も行き届いています。

【登山者記帳場~山頂】

舗装道路の行きどまりから左折し登山道へ入っていきます。登山者記帳場があったので記帳しました。本日初めての記帳でした。

上信越高原国立公園内です。熊も出没しますが、今年は熊の目撃情報などは、まだありません。

標識を右に進みます。

広くて車も行けそうな道ですが、道の左右には、イノシシが荒らした跡があります。

あと1500mの標識

あと1000m

広い道が行きどまり、登山道らしくなります。左側から回り込むことにしました。

落ち葉でふかふかの感触のよい道です。

モミジなど落葉樹が植わっています。どんぐり類がたくさん落ちていたので、コナラとかミズナラが多くあるようでした。

右に折れてジグザグに山の斜面を上ります。

快適で楽しいです。

ここをあがり、いったん下がります。

頂上への表示。

すぐ頂上です。

到着

三角点もあります。

表示板。これがないと方向がさっぱりわかりません。

【山頂からの景色や花など】

浅間山

山頂にいる間に雲がかかってきました。

広めにして、右側に小浅間山も入れてみました。

小浅間山のアップ。

八ヶ岳方面。かろうじて頂上だけ白く冠雪している蓼科山が確認できます。

こちらは赤岳方面ですが、春の陽気で霞んでいます。

山頂では、珈琲を淹れておやつタイムにしました。

こぶし

たくさん咲いていましたが、花の名前は不明。わかる方いたら教えてください。

サクラソウ。山頂近くにありました。

(2)へ続きます。(2)では展望台からの軽井沢町内の眺望や雲場池の様子、フレスガッセの昼食について記します。


カイ・ウィンディング THE INCREDIBLE KAI WINDING TROMBONES

2018-04-29 20:03:07 | トランペット・トロンボーン

通勤途中の歩道の横にある植栽に、「ライラック」(リラ)が植えてあるのを見つけました。どちらかというと北国で育てる花で、札幌では「ライラックまつり」が行われるなどポピュラーですが、長野市近辺では見かけないので、写メを撮りました。ライラックの花言葉は、「青春の思い出」や「友情」ですが、紫色だと「恋の芽生え」や「初恋」 だそうです。「Love Walked In」(忍び寄る恋)が収録されているアルバム。

KAI WINDING (カイ・ウィンディング)
THE INCREDIBLE KAI WINDING TROMBONES (IMPULSE  1960年録音)

     

トロンボーン奏者のカイ・ウィンディング(1922~1983年)は、ジェイ・ジェイ・ジョンソンとのトロンボーン・デュオチーム、通称J&Kで名声を博しましたが、どうしてもジェイ・ジェイの影に隠れている印象がありました。1956年にチームを解散してからは、4本のトロンボーンを入れた自己のグループを結成して67年までそのチームで活動し、その成果の一つがこのアルバムです。

メンバーは、カイ・ウィンディング(tb)、ジョニー・メスナ―(tb)、ジミー・ネッパ―(tb)、ロス・トンプキンス(p)、ビル・エヴァンス(p)、ボブ・クランショー(b)、ロン・カーター(b)、Al Deldini(ds)、Sticks Evans(ds)など。二つのセッションからなっていて、3曲にビル・エヴァンスが参加しているのが注目されます。さらに、コンガのOlatunjiが「Speak Low」と「Mangos」に参加して妙技を披露しています。、

「Love Walked In」は、ジョージとアイラのガ―シュイン兄弟によって映画「ゴールドウィン・フォリーズ」(1938年)のために作られた曲。器楽では、オスカー・ピーターソン(p)やソニー・クラーク(p)をはじめ多くの録音がありますが、本アルバムのものも快演。「Speak Low」、「Lil Darlin'」、「Doodlin'」、「Love Walked In」、「Mangos」、「Black Coffee」、「Bye, Bye, Blackbird」というスタンダードに、カイ・ウィンディングの自作の「Impulse」、「Michie(Slow)」、「Michie(Fast)」の全10曲。

4本のトロンボーンアンサンブルとカイ・ウィンディングの柔軟なソロが楽しめる快作。「Speak Low」は、Olatunjiのコンガでリズミカルにスタートし、そのコンガが入ったままトロンボーンのアンサンブルによりメロディが演奏されて気持ちがよく、ウィンディングの豪快なソロに加えOlatunjiのコンガソロと、エキゾチックさもあり、ベストトラックでしょう。バラードの「Love Walked In」では、ウィンディング(tb)がヴィブラートをかけた温かな音色でソロをとっています。ラテンタッチの「Mangos」は楽しく、「Bye, Bye, Blackbird」では、ビル・エヴァンス(p)も登場。

【レコードで聴きました】

   

オリジナル盤ではないので、低価格でした。ジャケットはビニールコーティングで、盤はRVGの刻印入りです。結構いい音質で聴けました。

【ライラック(リラ)の花】

   

歩道の脇に植えられていました。

   

スマホによる撮影でアップが充分ではありませんが、雰囲気だけでも。

   

   

こちらはハナミズキだろうと思います。街路樹に多く目につき、長野市内もすっかり春になっています。

以下は翌々日の朝、コンデジで撮影した画像です。

歩道の脇の植栽

ライラック。雨と風で、花が散ってしまい、少ししか残っていませんでした。


アルシエロ (イタリアン 長野県松本市)

2018-04-28 20:00:21 | グルメ

高速道松本インターの近くにあるレストラン「アルシエロ(al Cielo)は、人気のあるお店です。この前ランチに入ろうとしたら満席だったので、今回は予約をして出かけました。駐車場が広く、平屋建ての建物の中は、テーブルがゆとりをもって配置されていて、落ち着く空間です。

ランチはコースの中から選びましたが、パスタなど美味しい上にヴォリュームもあって、満足できました。本日も女子会をやっている数人のグループやカップルなどで満席状態でした。インターから近いので、車で松本や安曇野にお越しの方にも使いやすいお店です。

外観。敷地が広く駐車場台数が多いのもよい点です。乗り合わせなくても、ここで落ち合うことが可能です。

入口

店内。逆光になっていますが、庭も眺められていい雰囲気です。夜景もよいのではないでしょうか。

壁側の席。しばらくしたら満席になりました。

前菜。

パン

サラダ。新鮮で、ボリュームもありました。

パスタ。ツナとキノコなどが入っているトマト味のものにしました。麺が細く、味も僕好みで、久しぶりに美味しいパスタを食べた気がしました。

メインディッシュの地元産の豚肉。元の肉質がよく食べごたえ充分。見た目も鮮やかです。

珈琲。ゆっくりとでき、よい時間を過ごすことができました。 

【アルシエロ(al Cielo)】

住所:長野県松本市島立817-1
電話:0263-31-0933
ホームページ:al Cielo


前橋市内散策(2)【弁天通り商店街、広瀬川、臨紅閣】

2018-04-27 20:05:02 | お出かけ・その他

前橋市内散策の続きです。弁天通り商店街、広瀬川、臨紅閣について記します。意外とコンパクトにまとまっていて、散歩するのにちょうどよい範囲に行きたい場所が集まっていました。群馬県庁を起点にしましたが、前橋駅からでも徒歩で回れるところばかりです。

【弁天通り商店街】

 所在地:群馬県前橋市千代田町3 

前橋カトリック教会から歩いてきて、まず中央通りのアーケード街を抜けます。道路を渡ると、弁天通りです。

弁天通商店街入口。アーケードができたのが、昭和40年代だそうです。入口からレトロ感満載で、昭和40~50年代にタイムスリップしそうです。

カーブをしているのが面白い。

昭和レトロという雰囲気が漂います。

大蓮寺。弁財天のお寺で、この門前に道路ができ商店が発展したとのことです。

お寺の入口に建てられた商店街の起源。

手芸店ですが、店名に「弁天」と入っています。

横丁には飲み屋街も発達していました。

「中華そば」という表示ですが、もう「支那そば」とは言わなくなっているのかもしれないなとふと思いました。

僕の育った町にもあった魚屋さんを思いだします。懐かしい。

喫茶店でしょうか。停めてある自転車もいい雰囲気。

通り自体は、そう長くなくて、そろそろ広瀬川に面した反対側の入口です。これは反対側の入口から写したもの。

広瀬川沿いからの入口。

【広瀬川】

広瀬川の名称は、全国各地にあり、中でも仙台市内を流れているものが有名ですが、前橋市の広瀬川も河畔に歩道や公園が整備され市民に愛されているようでした。萩原朔太郎の詩碑などもあって、詩の好きな方にも面白そうな場所です。

柳でしょうか。樹木もあって涼しげです。

ベンチ

橋はところどころにかかっていました。

萩原朔太郎の詩碑

広瀬川美術館

広瀬川美術館を過ぎたところで左折し、臨紅閣を経て県庁に戻ることにしました。

【臨江閣】

所在地:群馬県前橋市大手町三丁目15番地

群馬県令の楫取素彦の呼びかけにより、地元有志や銀行の寄付で建てられた迎賓館。敷地内には、本館、茶室、別館、そして回遊式の日本庭園が整備されています。

大きな建物ですが、別館として建てられたもの。

2階は大広間になっていて180畳あります。

こちらが本館。入場は別館からになります。

本館と別館を結ぶ回廊が美しい。

回廊の内部

本館の広間

本館の廊下からは日本庭園などが眺められます。

本館の2階


前橋市内散策 (1)【群馬県庁展望台など・前橋カトリック教会】

2018-04-26 20:05:02 | お出かけ・その他

先週の土曜日に群馬交響楽団の演奏会を聴きに高崎市に行ったのですが、その前に前橋市に行って、ジャズ喫茶の「木馬」によるとともに、以前から興味があった市街地を散策してみました。群馬県庁の昭和庁舎や弁天通り商店街、広瀬川など味わいのある建物・街並みがあって、面白い散歩になりました。

群馬県庁に車を置き(2時間まで無料)、県庁→前橋カトリック教会→弁天通り商店街→広瀬川→臨紅閣→県庁と歩いて回りました。

 【群馬県庁】

所在地:群馬県前橋市大手町1-1-13

昭和3年に建てられた昭和庁舎。

   

昭和庁舎は業務に使われている他、喫茶店が入っています。

県庁前広場は広々しています。警察庁舎の前から撮影しました。

   

32階建の建物です。高すぎて近くからだと見上げるようになります。

32階の展望フロア。

展望フロアから北方面を撮影。山並みが薄く映っています。

「欧州料理レストラン ヴォレ・シーニョ」。31階には、2軒の本格的なレストランが営業をしていて、ランチやディナーが楽しめ、夜景を観ながらの食事などよさそうです。霞が関の国の庁舎ならレストランは珍しくありませんが、地方の県庁でここまで本格的なレストランが入っているところは珍しいように思います。

 【前橋カトリック教会】

所在地:群馬県前橋市大手町2丁目14-6

現役の教会として使われています。1932年に建てられたもので、1945年の前橋空襲の際にもほとんどが残った建物だそうです。

   

二つの塔が印象的です。

庭には像も

内部に入ることができます。厳かな感じがしました。

ステンドグラスの窓。

入口。写真が今一つで、機会があれば建物の右手あたりから撮影したいものです。

(2)へ続きます。(2)では、弁天通り商店街、広瀬川、臨紅閣について記します。