安曇野ジャズファンの雑記帳

信州に暮らすジャズファンが、聴いたCDやLPの感想、ジャズ喫茶、登山、旅行などについて綴っています。

マーティー・ペイチ「THE MARTY PAICH QUARTET」、富山県観光情報誌「うみとやま」のシロエビ特集など。

2024-05-26 19:30:00 | ピアノ

富山県の観光情報誌「うみとやま」を久しぶりに見ましたが、「富山湾の宝石 シロエビを楽しむ店」の紹介や「日本のベニス「内川」」さんぽなど、今号もよく出来ています。宝石のように輝いている演奏を。

MARTY PAICH (マーティー・ペイチ)
THE MARTY PAICH QUARTET  Fuaturing ART PEPPER (TAMPA 1956年録音)

   

マーティー・ペイチ(p, 1925~1995年)は、1960年以降は、ポップス系統のヴォーカリストのための編曲やテレビや映画音楽を手がけ、編曲者としてよく知られています。60年以前は、ピアニスト、編曲者としてアート・ペッパー(as)と共演し、宝石のような素晴らしいアルバムを残してくれました。

本作のメンバーは、マーティー・ペイチ(p)、アート・ペッパー(as)、バディ・クラーク(b)、フランク・キャップ(ds)。Featuring ART PEPPERとタイトルにもあるように、ペッパーのワンホーンアルバムと言ってよい内容です。

曲目は、次のとおり。

1  What's Right for You (Marty Paich)
2  You and the Night and the Music (Howard Dietz,  Arthur Schwartz) 【あなたと夜と音楽と】
3  Sidewinder (marty Paich,  Bill Pittman)
4  Abstract Art (Marty Paich)
5  Over the Rainbow (Harold Arlen, E.Y. Harburg) 【虹の彼方に】
6  All the Things You Are (Oscar Hmmerstein Ⅱ,  Jerome Kern)
7  Pitfall (Bill Pittman)
8  Melancholie Madeline (Robert Scherman)
9  Marty's Blues (Marty Paich)
マーティー・ペイチの自作が4曲、大スタンダード曲が3曲、他2曲といった収録曲です。ペイチ作曲のものも、ペッパー(as)のために作った感じがして、全体のイメージがまとまっています。

マーティー・ペイチ(p)は、アート・ペッパー(as)をフューチャーした録音をいくつか残しているのをはじめ、編曲者、ピアニストとして、1950年代の西海岸ジャズへの貢献が大きいミュージシャンです。1956年録音の本作は、もういうことなしの傑作で、愛聴盤です。バディ・クラークのどっしりとしたベース、端正なペイチのピアノ、そして、舞うようなアドリブを繰り広げるペッパーと言うことありません。「You and the Night and the Music」、「Over the Rainbow」、「Marty's Blues」などと、聴き惚れます。

(参考)本作から「You and the Night and the Music」が聴けます。

Marty Paich Quartet featuring Art Pepper - You and the Night and the Music (youtube.com)

(安曇野市宅で聴いているところ)

飾ってあるレコードは、いずれもマーティー・ペイチのリーダー作で、右から「The Broadway Bit」(WP 日本盤)、本作「The Marty Paich Quartet」(Tampa 日本盤)、「Marty Paich Trio」(Mode 日本盤)。


【うみとやま 2024春夏号】

   

富山県の観光情報誌です。JRの駅にあります。表紙

 

   

立山黒部アルペンルートの紹介。この写真は、標高2,450mの室堂。

   

上の写真の続き。

   

トロッコ電車

   

上市町にある「眼目山 立山寺」(がんもくざん りゅうざんじ)。この参道の木立が素晴らしい。

   

富山湾の宝石、シロエビを楽しめるお店の特集。「割烹かわぐち」(射水市中央町19-31)。

   

シロエビを楽しめるお店。上段は、「歩寿司 本家」(富山市北新町1-2-29)。下段は、Kitchen&Cafe GAREGARE(ガレガレ)(富山市岩瀬天神町3)。

   

射水市の内川エリアは、漁師町にカフェやホテルが溶け込むエリアだそうです。映画やドラマのロケ地になることも多いようです。カフェ「六角堂」(射水市八幡町1-20-13)

東西約3.4kmの運河があるそうです。下段の左は「帆船の海王丸と新湊観光船」の写真。


ソニー・クラーク「SONNY CLARK QUINTET」と上田駅にオープンした「そば前 ちくまがわ」でランチ。

2024-05-19 19:30:00 | ピアノ
上田駅にあった蕎麦屋さんが閉店して、ずっと寂しかったのですが、この5月2日に「そば前 ちくまがわ」というお店がオープンしたので入りました。二八の蕎麦やお料理がオーソドックスです。オーソドックな演奏を。
 
SONNY CLARK (ソニー・クラーク)
SONNY CLARK QUINTET ( BLUE NOTE 1957年、1958年録音)

   
 
ソニー・クラーク(p, 1931~1963年)は、日本では人気のあるピアニストですが、アメリカ本国では知られていなかったためか、このアルバムは『1592』というレコード番号まで用意されながら、発売されなかったものです。日本の東芝EMIの手によって、1976年に初めて発売されています。
 
2つのセッションを収録していて、曲目の1と2は、1958年1月15日録音で、メンバーは、クラーク(p)、アート・ファーマー(tp)、ジャッキー・マクリーン(as)、ポール・チェンバース(b)、フィリー・ジョー・ジョーンズ(ds)。クール・ストラッティン(BN  1588)と同じセッションからです。曲目の3~5は、1957年12月8日録音で、クラーク(p)、クリフォード・ジョーダン(ts)、ケニー・バレル(g)、チェンバース(b)、ピート・ラロッカ(ds)。
 
曲目は次のとおり。

1  Royal Flush (Sonny Clark)
2  Lover (Lorenz Hart,  Richard Rodgers)
3  Minor Meeting (Sonny Clark)
4  Eastern Incident (Sonny Clark)
5  Little Sonny (Sonny Clark)
ソニー・クラークの自作曲が4曲で、スタンダード曲は「Lover」の1曲だけです。「Lover」は、フィリー・ジョー・ジョーンズのドラムスをフューチャーしているように聞こえます。
 
マイク・モラスキー著「ピアノトリオ」(岩波新書)は、画期的で面白い本ですが、ソニー・クラークは登場しません。あまりにもオーソドックスで、特徴が朧気なせいでしょうか。しかし、やや重めのタッチでファンキーフレーズも繰り出している演奏は大好きで、このアルバムは愛聴盤です。極めつけは、ブルージーで哀調を帯びたソニー・クラーク作曲の「Minor Meeting」で、ケニー・バレル(g)が目の覚めるようなソロをとり、クリフ・ジョーダン(ts)のソロも魅力的。「Little Sonny」も、クラーク(p)によるソロが躍動的で、スリルも感じて、心躍ります。
 
 
日本盤(東芝EMIの特典盤)ジャケット裏面に記載されたナンバー。
 
(参考)本作から「Minor Meeting」が聴けます。
 
Sonny Clark Quintets - Minor Meeting (youtube.com)
 
(安曇野市宅で聴いているところ)

飾ってあるレコードは、右からソニー・クラーク参加のハワード・ラムゼイ「Howard Rumsey's Lighthouse All-Stars 」(Contemporary オリジナル盤)、本作「Sonny Clark Quintet」(Blue Note 東芝盤)、「Sonny Clark Trio」(Blue Note United Artists盤)。


【そば前 ちくまがわ】

住所:長野県上田市天神1丁目1887-17 JR東日本北陸新幹線 上田駅構内
電話:0268-71-0029
ホームページ:そば前 ちくまがわ | ブランド | 王滝グループ (ohtaki-gp.jp)

上田駅

お店の外観

朝7時から10時までは、朝蕎麦として冷凍蕎麦を使用。11時~22時は、二八の生そばを提供しています。

カウンター席に着席

オープンしたばかりなので、お祝いのお花が飾ってありました。お客様の回転は早いです。近くに座った人は、新幹線の発車20分前に入り、10分前に出て行きました。早過ぎです(笑)。

メニュー。天せいろそばを注文。

天せいろそば。

蕎麦。麺は、自社で製粉製麺したものだそうです。王滝ブループのお店なので、多分、蕎麦は、小木曾製粉所と同じものだと思います。

冷たくて、キュッと締まっていて、結構美味しい。

そばつゆ。辛すぎないのが良かった。

天ぷら。具は、海老、イカ、茄子、サツマイモ、シシトウなど。

天つゆでいただきました。揚げたてでした。

そば湯

サラサラ系よりで、僕の好みです。そばつゆを加えていただきました。営業時間が長く、使い勝手の良いお店なので、たまにお世話になると思います。


ジェブ・パットン「PRELUDES」、最近、タリーズコーヒーでドーナツやシェイクをいただいています。

2024-03-31 19:30:00 | ピアノ

最近、タリーズコーヒーによることが増えています。長野市や上田市のタリーズでいただくドリクやフードが結構いい感じで、エスプレッソシェイクが特に気にいりました。いい感じのアルバム。

JEB PATTON (ジェブ・パットン)
PRELUDES (Celler Live 2023年録音)

   

ジェブ・パットン(p, 1974年生)は、ローランド・ハナに師事したスインギーなピアニストで、ロバータ・ガンバリーニ(vo)の伴奏を行うなど歌伴も上手で、僕の好きなタイプのミュージシャンです。リーダー作はほとんど持っていますが、2023年に録音された本作も充実しています。

メンバーは、ジェブ・パットン(p)、ジョン・エリス(John Ellis  ts, ss, fl, bass cl)、マイク・ロドリゲス(Mike Rodriguez  tp, flh)、ディヴィッド・ウォン(David wong  b)、クインシー・デイヴィス(Quincy Davis  ds)。メンバーは、ニューヨークを中心として活躍中で、ジャズクラブの「SMALLS」にも出演しています。

曲目は次のとおり。

1  Prelude In C Major (Jeb Patton)  【ハ長調】   (tp, ts, p, b, ds)
2  Prelude in F# Major (Jeb Patton)   【嬰ヘ長調】     (p, b, ds)
3  Prelude in A Minor (Jeb Patton)  【イ短調】   (flh, ss, p, b, ds)  
4  Prelude in G Minor (Jeb Patton)  【ト短調】   (tp, ts, p, b ds) 
5  Prelude In B Minor (Jeb Patton)  【ロ短調】   (flh, p, b, ds)
6  Prelude In E Minor(Jeb Patton)   【ホ短調】   (tp, ts, p, b. ds)
7  Prelude In E Major (Jeb Patton)  【ホ長調】      (flh, fl, p, b, ds)
8  Prelude In D Major (Jeb Patton)  【ニ長調】     (bass cl, p, b, ds)  
9  Prelude to a Kiss (Duke Ellington)         (p, b, ds)
1から8は、ジェブ・パットンの作曲で、9の「プレリュード・トゥ・ア・キス」はデューク・エリントン作の名曲。Prelude(前奏曲)の曲名の調を日本語で記しました。参考に各曲の楽器編成を記しましたが、tpとflhの区別が誤っているかもしれません。

ジェブ・パットンが実力を発揮した良作。ピアノトリオで演じられた2「嬰ヘ長調」では、パットン(p)がバッハ以来の伝統を感じさせ、少しクラシカル。3「イ短調」におけるジョン・エリス(ss)の音色が滑らかでソロも素晴らしい。4「ト短調」では、ファンキーなテーマ、ロドリゲス(tp)、エリス(ts)、パットン(p)とジャジーなソロが繰り広げられて、かっこいい。6「ホ短調」はアップテンポでよくスイングし、7「ホ長調」は、スローテンポで、フルートを使い幻想味を出しています。8「ニ長調」ではベース・クラリネットの音色、ソロも面白い。

   

ジャケット内側にあるジェブ・パットン(p)の写真。

ジャケット裏面にある、参加メンバーの写真。左から、クインシー・デイヴィス(ds)、マイク・ロドリゲス(tp)、ジョン・エリス(tsなど)、ジェブ・パットン(p)、ディヴィッド・ウォン(b)。

(参考)本作から、Prelude In E Minor(前奏曲 ホ短調)が聴けます。

Prelude In E Minor (youtube.com)

 

【TULLY'S COFFEE (タリーズコーヒー) 長野アイビースクエア店、上田駅店】

長野アイビースクエア店外観

店内。ちょうどお客様が何組か帰ったあとです。

壁に飾られた絵

注文は、本日のコーヒーとビターカカオドーナツ。

『カカオの香ばしい風味とビターな味わいにチョコのほどよい甘みが広がるドーナツ』だそうです。

佐々木譲著「夜にその名を呼べば」を読みながら。

上田駅店外観

店内

エスプレッソシェイク

『エスプレッソショットの奥深い味わいと香りを楽しんでいただけます。ひんやりクリーミーな口あたりとともに、エスプレッソのコクが心地よく広がる』そうです。なかなかこれは良い品物。

佐々木譲著「北帰行」を読みながら。


ホレス・シルヴァー「SILVER 'N BRASS」、群馬県高崎市の「高倉町珈琲」でモーニング。

2024-03-24 19:30:00 | ピアノ

昨日の3月23日(土)は、高崎市へ行き群響定期公演を聴きました。早く出たので、高倉町珈琲でブレンド珈琲とたっぷりクリームのトーストでモーニング。たっぷりと音が積み重なったアルバム。

HORACE SILVER (ホレス・シルヴァー)
SILVER 'N BRASS (BLUE NOTE 1975年録音)

   

ホレス・シルヴァー(p, 1928~2014年)は、自身のグループを率い「Song for My Father」や「Blowin' The Blues Away」といった名盤を残していますが、「Opus de Funk」、「The Preacher」、「Doodlin'」、「Song For My Father」といった名曲も残していて、本作中の「Barbara」もなかなかの佳曲です。

1975年1月10日の録音の4曲は、ホレス・シルヴァー(p)、トム・ハレル(tp)、ボブ・バーグ(ts)、ロン・カーター(b)、アル・フォスター(ds)、同月17日の2曲は、リズムが交替し、ボブ・クランショウ(b)、バーナード・パーティー(ds)。ウェイド・マーカス編曲によるブラスがオーヴァーダビングされています。

曲目は、次のとおり

1  Kissin' Cousins (Horace Silver)
2  Barbara (Horace Silver)
3  Dameron's Dance (Horace Silver)
4  The Sophisticated Hippie (Horace Silver)
5  Adjustment (Horace Silver)
6  Mysticism (Horace Silver)
ホレス・シルヴァーが全ての曲を作曲しています。「Dameron's Dance」は、タッド・ダメロンに捧げられた曲のようです。1「Kissin' Cousins」と4「The Sophisiticated Hippie」が1月17日の録音、あとは1月10日録音です。

先日の甲府ジャズストリートで、古野光昭クインテットがホレス・シルヴァー作「Barbara」を演奏し(その記事へのリンク)、それが印象に残ったので、同曲が収録されているこのCDを購入しました。全体は、ファンキーなハードバップという感じの好作品。ワルツタイムの「Barbara」は、テーマがきれいで、ブラスアンサンブルも柔らかくて良く、「Kissin' Cousins」や「The Sophisticated Hippie」では、バーナード・パーティー(ds)とボブ・クランショウ(b)がダンサブルなリズムを繰り出し、ボブ・バーグ(ts)が激烈なソロをとるなど、かっこ良い。

(参考)本作から「Kissin' Cousins」が聴けます。

Kissin' Cousins (youtube.com)

 

【高倉町珈琲 高崎店】

住所:群馬県高崎市上小鳥町158-1
電話:027-386-4160
ホームページ:高倉町珈琲|TAKAKURA MACHI COFFEE (takakuramachi-coffee.co.jp)

看板。なんと当日は高崎でも雪が舞っていました。

建物外観。すごく豪華な建物です。

店内。奧の方から入口方向を撮影。

モーニングのメニュー。モーニングタイムは、なんと午前11時までです。

ホワイトソースのナンピザあたりも美味しそうに見えました。

スイーツとしても楽しめるという、たっぷりクリームのトーストを注文。確かにスイーツでした。

ブレンドコーヒーとたっぷりクリームのトースト。

結構厚切りのパンを使っていました。

半分に切ってあります。パンケーキに使っているクリームだと思いますが、本当にたっぷりです。

ブレンドコーヒー。高倉町珈琲のブレンドコーヒーは、こういうチェーン店の中でも美味しい方だと思います。

駐車場の様子。雪は、まだ降り続いていましたが、お昼過ぎくらいにはやみました。


ウィントン・ケリー「FINAL NOTES」、星乃珈琲店松本村井店で、珈琲タイム。

2024-02-18 19:30:00 | ピアノ

星乃珈琲店松本村井店に初めて寄りました。星乃珈琲店は、長野県内では松本市に2店舗あるだけです。レアチーズケーキとブルーマウンテンブレンドを注文し、読書して寛ぎました。寛ぎ時間に聴いたアルバム。

WYNTON KELLY (ウィントン・ケリー)
FINAL NOTES (VEE JAY 1968年録音)

   

ウィントン・ケリー(p, 1931~1971年)は、1959年春から63年までマイルス・デイヴィス・グループのメンバーで快演を残していますが、退団後の演奏には、否定的な見方も多く、評論家の粟村政昭さんは、『彼を知るファンを嘆かせるばかりだ』と書いています。僕は、それは言い過ぎだと、昔から思ってきました。

メンバーは、ウィントン・ケリー(p)、ジョージ・コールマン(ts)、ロン・マクルーア(b)、ジミー・コブ(ds)。コールマン(ts)は、マイルス・デイヴィスのバンドで、ケリーと一緒でしたし、コブ(ds)は、10年間ほどケリーと共演してきています。マクルーア(b)は、直前までキース・ジャレット・トリオでツァーを行っていた新人。

曲目は、次のとおり。

1 Intorduction
2 Unit 7 (Sam Jones)
3  Piano Interlude (Wynton Kelly)
4  The Surrey With the Fringe on Top (Oscar Hammerstein Ⅱ,  Richard Rodgers)
5  On the Trail (Ferde Grofe)
6  Mr. P.C. (John Coltrane)
1と3のトラックは、ごく短く、1は26秒、3は16秒。カルテットで演奏された曲目は、演奏時間が長く、2「Unit 7」が24分47秒、4「The Surrey with the Fringe on Top」が20分29秒などとなっています。

1968年9月22日に行われたコンサートを収録したもので、主催はレフト・タイム・ジャズ・ソサエティという団体。同じコンサートからは「In Concert」というアルバムも発売になっています。それぞれの曲が長く、「Unit 7」や「Surrey with The Fringe on Top」をはじめ、ケリーの素晴らしくスイングする演奏が聴けます。マイルスバンド在籍時代のイマジネイティヴなソロはやや影を潜めた感はありますが、スリルに富んだ演奏は、ジャズの醍醐味に溢れていて、晩年のケリーもよいです。

   

ジャケットにあるケリーの写真。

(参考)本作品から「Unit 7」が聴けます。

Unit 7 (Live) (youtube.com)

(安曇野市宅で聴いているところ)

飾ってあるレコードは、いずれもケリーのリーダー作で、右から「Comin' in The Back Door」(Verve、オリジナル盤)、本作「Final Notes」(Vee Jay 国内盤)、ウェス・モンゴメリー(g)との双頭作「Live at The Half Note(Verve, オリジナル盤)。「Comin' in The Back Door」は、企画ものと思われ、つまらない。

【粟村政昭著「ジャズ・レコード・ブック」】

   

1968年初版発行で、僕は1974年に購入しています。当時、ジャズレコードのディスクガイドとして広く読まれていて、僕も、一時期、この本を参考にレコードを収集していました。

(ジャズ・レコード・ブックからウィントン・ケリーの項目)

   

   

僕が所持しているレコードに○をつけてあります。

【星乃珈琲店 松本村井店】

住所:長野県松本市村井町北1-3-15
電話:0263-87-5772
ホームページ:星乃珈琲店 松本村井店 - 平田/カフェ | 食べログ (tabelog.com)
       星乃珈琲店 オフィシャルサイト (hoshinocoffee.com)

外観、入口

店内。天井が高く、広々としています。

自家製ケーキのメニュー。濃厚レアチーズケーキを注文。

珈琲は、あこがれのブルーマウンテンブレンドにしました。

チーズケーキと珈琲。

ブルーマウンテンブレンド。

濃厚レアチーズケーキ ラズベリーソルベ添え。『クッキー生地に乗ったレアチーズケーキはほどよく酸味が立ち、しっとり濃厚』だそうです。

ラズベリーソルベが添えられています。

星乃珈琲店の特徴は、ドトール系列のお店ではあるものの、「ごはんもの」があるところでしょうか。ビーフカレーを食べている方もいました。