レンタルDVDを返すついでに、タリーズコーヒー長野川中島店に寄りました。「国産帆立の瀬戸内レモンクリーム」パスタを注文。クリームパスタですが、あっさりとして爽やかでした。爽やかなアルバムを。
DAVE BRUBECK (デイヴ・ブルーベック)
GONE WITH THE WIND (Columbia 1959年録音)
デイブ・ブルーベック(p, 1920~2012年)とポール・デスモンド(as, 1924~1977年)が組んだカルテットは、1951年から1967年まで続き、今なお人気が高いように思います。ジャズ批評誌2024年9月号は、ポール・デスモンド生誕100周年を記念して、この二人を特集しています。
本作は、ヒット曲の「Take Five」を含むアルバム「Time Out」の2ヶ月前に録音されたもので、メンバーは、デイブ・ブルーベック(p)、ポール・デスモンド(as)、ユージン・ライト(b)、ジョー・モレロ(ds)。
(英文表記)Dave Brubeck(p)、Paul Desmond(as)、Eugene Wright(b)、Joe Morello(ds)。
曲目は、次のとおり。
1 Swanee River (Stephen Foster) 【スワニー河】
2 The Lonesome Road (Gene Austin, Nathaniel Shikret)
3 Georgia on My Mind (Hoagy Carmichael, Stuart Gorrell) 【わが心のジョージア】
4 Camptown Races (Stephne Foster) 【草競馬】
5 Camptown Races (Stephen Foster) 【草競馬】
6 Short'nin' Bread (Joe Morello)
7 Basin Street Blues (Spencer Williams)
8 Ol' Man River (Oscar Hamerstein Ⅱ, Jerome Kern)
9 Gone With the Wind (Herbert Magidson, Allie Wrubel)
「スワニー河」や「草競馬」、「Georgia on My Mind(わが心のジョージア)など、古い曲やスタンダードが選曲されています。「Short'nin' Bread」だけは、オリジナル。
親しみやすい曲を素材にして、気軽に楽しめますが、各自のソロも充実していて、ブルーベック・カルテットの代表的なアルバムの一つ。レコードで聴いていますが、特にB面が素晴らしく、ジョー・モレロ(ds)を全面的にフューチャーした「Short'nin' Bread」では、メロディアスな彼の妙技を味わえ、「Gone With the Wind」では、ポール・デスモンド(p)の起伏に富んだソロ、デスモンドとブルーベック(p)の対位法的な絡みが聴けます。大好きな曲「The Lonesome Road」もやっていて、僕の必携作品です。
(参考)本作から「Gone Wiht the WInd」が聴けます。
The Dave Brubeck Quartet - Gone With The Wind (youtube.com)
(安曇野市宅で聴いているところ)
飾ってあるレコードは、全てデイヴ・ブルーベックのリーダー作。右から、「Time Out」(Columbia オリジナル盤)、本作「Gone Wiht the Wind」(Columbia 日本盤のサンブル盤)、「Dave Digs Disney」(Columbia 日本盤)。
【ジャズ批評2024年9月号】
表紙。特集は、デイブ・ブルーベックとポール・デスモンドです。
バディ・みなみやまさんによるジョー・モレロに関する記事。これはいい内容でした。
茂木亮さんによる「Gone With the Wind」の紹介記事。
【タリーズコーヒー長野川中島店】
住所:長野県長野市稲里町中央2丁目12−1
電話:026-254-7757
ホームページ:Taste The Difference | TULLY'S COFFEE - タリーズコーヒー (tullys.co.jp)
珍しくタリーズコーヒーの川中島店に来ています。
電源やwifiも使えて便利です。
注文は、「国産ホタテの瀬戸内レモンクリーム(パスタ)」とコーヒー。
『瀬戸内レモンのまろやかな酸味が効いた、さっぱりと爽やかな味わいのクリームパスタ。ぷりっとした国産帆立の旨みにインゲンやキャベツを加え、野菜の食感もお楽しみいただける』そうです。実際になかなか良かったです。
コーヒー。本日のコーヒーですが、新しく淹れたものなので、煮詰まっていなくて良かった。